劇場公開日 2025年4月25日

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕はのレビュー・感想・評価

全87件中、61~80件目を表示

2.0伊東蒼ちゃんの

2025年4月26日
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長い台詞、熱演で素晴らしいのだけど、長い。優実ちゃんの台詞も長い。そういう映画なのだろけど、画の力と間合いと演技で魅せる映画が好きです。舞台挨拶はずれたけど行かなくてよかったかも。ぴあのチケット高すぎません?

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michi

3.5オムライス

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ミーハー気分で舞台挨拶付き鑑賞
生で俳優陣を見れてよかったですが
ほぼ95%萩原利久ファンでちょっと恥ずい
舞台挨拶だけ観て帰ってしまう人が多々
内容の方は陰キャの学生と個性的な面々の話
途中画面から消えていってしまい…
中だるみもありで眠くなってしまった
消えた理由は後半回収できたので少し復活
助演女優賞は伊東蒼で間違いなし
チョイ役賞は空耳のおじさん
前向きと後ろ向きの混ざった作品

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かちかち

5.03人の演技は凄いな、やばい映画だ

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

大きく括れば恋愛映画なんだろうけどもっと凄いな。予想してたのと全然違う。
原作は知っていましたが読んだことはありません。原作もこんなに凄いのですかね。
あのコントを書いてる人とは思えないと言いたいところですが、ブツブツ変なこと言ったり変なシチュエーションは笑ってしまう。その30秒後に泣かされる。

3人の演技はスゴすぎる。
台本はもちろんあるんだろうけど、なんか凄い。
良くも悪くも変人というか変わっているので、演じるのは大変だろうな。

たぶん、映像も音も全て監督の凄さなのだろう。
いいものを観た。

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だるまん

3.0『アレ』って言えたらサチセですよね

2025年4月26日
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終始、この独特な演出は一体なんなんだろうと思いながら鑑賞。
これが効果的だと思える部分と違和感が残る部分とがせめぎ合い、タイトルを筆記体で書くようなリアルでエモい青春映画とは良くも悪くも一線を画している作品。

僕自身も関西人なので共感はします。
回りくどい言い回しや特有のセルフツッコミ、前置きで全部言ってしまう感じ。相手にそう思われながらも口には出してくれないまま飲み込まれるのが嫌なあの感じ。だったら自分で言っちゃえの精神。凄く共感できるのですが、それでもやはりあの独白のシーンを除いてはどうしてもダレてしまい、それが相応にして作品全体がやや冗長に感じられてしまいました。
そんなことも全部口に出してしまうキャラクターであるということもわかります。わかるだけに独白のシーンは三者三様で見入るものがありました。

特に、皆さんも触れている通り伊東蒼さんのシーンに関しては彼女の独壇場と言っても過言ではなく、引きの画でそのまま終わったか、ちょっと勿体ないんじゃないかと思えば、終盤のためにアップショットを取ってあったのか!と舌を巻きました。

総じて、この独特な演出や台詞回し。
そして後半の急展開を受け入れられるかどうかなどといういくつかの障壁は立ち塞がることかと思いますが、それを決して乗り越えられずとも(自分もところどころ引っかかった)、鑑賞後は「好き」というたったそれだけの2文字をそう簡単に口に出せない言えない人にとっては、この言葉の重圧と解放が待ち受けているのではないでしょうか。

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クロネコの戯言

5.0コーヒーとオムレツとホットケーキ

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

思いがけない出会いから始まった、最高純度のラブストーリー。

主人公 小西徹さんと桜田花さんの会話のひとつひとつがとても印象的な映画です。
家族や大切な人がいなくなった時、悲しくて涙が止まらないのはなぜなんでしょう。過去の後悔なのか未来の喪失なのか。
でも、失ったときの悲しみを恐れて誰かを好きになるのをやめることは、やっぱりできないです。

伊東蒼さん(さっちゃん)のアレのシーン、とても愛おしく、とても素敵でした。

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tnk_san

4.5このき

Nさん
2025年4月26日
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いいですねー青臭い大学時代。キラキラしてるわー
ホッコリ見てたら急展開した時はビビったけど、あれは妄想だったのか?笑
さっちゃんの見せ場はよかったですね。好きになりそう。あんな風に捲し立てて必死に一生懸命喋って本当にかわいい。超長台詞ですが素敵でした。MVP。
舞台挨拶つきでした。これで3度目の河合優実。素敵でした。ガン見しちゃいました。あんぱんも最高。
あと個人的には黒崎くんよかったですね。慣れてない感じと、なによりマジでいい声。なかなかあの低さで響く声はないです。キャラと合ってない感じもなんかギャップでかわいく見えました。
福徳の映画見たんで、福徳神社に寄って帰りました。

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N

4.5また観たい!

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

どこかリアルでいろいろな感情に揺れる映画。ネタバレなしで観てほしい。音響も音楽も映像もステキで好きな映画。また観て、確かめたいことも!

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ほし

5.0新しいカタチの青春映画

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

最高に良かった!です。スピッツの「初恋クレイジー」は彼らの代表作「チェリー」が収録されてるアルバム「インディゴ地平線」の中の一曲だ。原作未読だがジャルジャルの福徳は映画化にあたりこの楽曲使用を熱望したとのこと。ラストシーンでテレビのレコーダーに繋いでかけていたのと同じやり方でスピッツのCDを引っ張り出して(音楽はもはやスマホでしか聴かないのでCDをかけることは久々)音量をMAXにして聴いた。音楽と映画が一体となる瞬間を感じることができた。うるさい!と妻にはめちゃくちゃ叱られてしまったが、。
関西大学の学内、七福温泉、水族館、喫茶店、小西アパート、桜田家でのさまざまなシーン、こころに残る言葉が満載だが、やはり萩原利久、河合優実、伊東蒼3人の長ゼリフが映画のメイン。特にさっちゃんこと伊東蒼の真夜中の裏路地での告白は心を打つ。これだけで助演女優賞決定だった思います。
大九明子監督は「勝手にふるえてろ」が良かったし、河合優実とはNHK「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」でタッグを組んでいたので注目していたが、なんて素晴らしい映画を作ってくれたんだ!と感激しています。おそらくこの「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は監督の代表作になるじゃないかと思ってます。
喫茶店のマスターを演じた安齋肇は「空耳アワー」のおじさんだった。あのオムライスも食べてみたいなぁ、。

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アベちゃん

4.0伊東蒼と大九朋子

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

河合優美さんの快進撃は止まらない…が、本作では完全に伊東蒼さんが素晴らしすぎた。そして、この作品の監督と脚本の大九朋子さんの手腕がヤバい😱
もしかしたら人によっては、物語の少し飛躍した展開に置いてかれる人もいるのかもしれない。原作者の作家性が全面に押し出てる物語やセリフなんだけど、ここからは僕の想像でしかないのだが、その原作の作家性を残しつつも、違和感なく映画として観られるように脚本に落とし込んで、それをさらにコントみたいにならないように演出して撮影してるんだと思う。特に目立ったのはカメラアングルのとズーム面白さ。中盤の見せ場のあるシーンでゆっくりゆっくり、本当に少しずつカメラがよってく感じ。圧巻の演出力💦色々と言いたいこともあるが、それを余裕で超える面白さを秘めた1本✌️

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映画大好き神谷さん

3.5<関西大学がいっぱい>

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

斬新

カワイイ

映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
監督・脚本:大九明子
ジャルジャルの福徳さんは、私の母校関大出身らしい。で、ロケ地は関大。とはいえ、私が在学していたのはもう35年以上前。大学も随分キレイになって、見た事ない建物も増えたが、正門前とか関大前商店街の雰囲気は、今もあまり変わらない感じだ。私にとっても思い出深い法文坂の様子も、クラブの部室が連なる誠之館の中庭の様子も、まるで時が止まったかのようだった。毎夏多くの店が入れ替わる新陳代謝の激しい関大前商店街にあって、CAPE CODが今でも健在なのには驚いた!その斜め右向かいの建物、半地下にドールハウスという喫茶店があって、ドール焼きという洋風のオリジナルお好み焼きが大好きだった。
 あ、前置きが長くなりました。
 舞台挨拶付きのチケット、ぜーんぶ応募したのに、ことごとく落選したので、明日やる舞台挨拶の前に、観たいと思って、25日の夜観ました。
 ジャルジャル福徳さんの原作は読んでないのですが、話自体は、特筆するようなものでもなく、大学生活の中の恋愛と、若い時代の不思議な感覚を表現し、悲しい事件などで物語の全容が見えてきたりする。ただ、そのやや平凡な話を監督である大九さんが、極めて彩りある瞬間瞬間を捉え、画像として上手に掴んで見せてくれる技術は、素晴らしいと思った。 また、3人の役者それぞれを長い長い独白のようなセリフを、ただただ長回しで撮り続ける場面が出てくるのも、この人の特徴なのだろうか。 そして、やはり河合優実は天才だわ。あごと額、上下が切れるほどの超ドアップの中で、長い長い独白をするのだが、他の二人(荻原利久、伊東蒼)との実力の差がありすぎる。その二人も決して下手くそな役者ではなく、実力は十分な役者のはずなのだが、河合さんがスゴすぎるのよね。独白の長いセリフの場合、どうしても間のとり方や抑揚、感情の起伏などが、単調になってしまうものだが、うまいなぁ〜。
 よくある恋愛映画に終わりそうなところ、監督の大九さんの味付けと、河合さんのさすがの演技で、甘くない、青春の酸っぱい味が込み上げてくるような映画に仕上がっておりました。

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HiraHiraHirappa

4.5雨と音を効果的に使った意欲作。 関西大学のキャンパスの風景、2つの...

2025年4月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

斬新

雨と音を効果的に使った意欲作。
関西大学のキャンパスの風景、2つの喫茶店。
雷とともに暗転する世界。
3者それぞれの長回しでの独白。
スピッツ。
最大音量。

河合優実の魅力も相まって、かなり個性的に仕上がった良作。

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albikazu

5.0初恋クレージー🎵

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

シュールな会話劇のような青春ストーリー。オープニングのシーンの重みをまた最後に感じる事になるなんて!
魅力あふれる桜田花(河合優実)とさっちゃん(伊東蒼)を観るだけで価値ある作品。まさかまさかの展開なのに軽快なタッチが絶妙。ワンコのさくら🌸もすごい🐕
「今日の空が一番好き」と叫びたくなる🦆
上映館少なめなのが信じられないくらいの秀作。
是非映画館で🎦

49

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タイガー力石

4.0想像していた展開とは

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

違って戸惑う場面もあったが
全体を通してしっかり観れた。
ストーリー的には釈然としない部分もあった笑笑
伊東さんの演技が良かった😎
まあ、いろんな人のレビューやパンフレットみて振り返ってみようと思う。

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コタロー

3.0トリッキー

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

カワイイ

・・というより一人よがり?チャプターとかカメラとか。でもだんだん自分勝手でない人間って居ないしなぁという気分に。
さっちゃんの告白を筆頭に、べしゃりは考え抜かれてる感じ、流石お笑い。
河合優実さん、普通に近い娘の役で良かった。

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トミー

4.5萩原利久さんすごかった〜

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

驚く

あるタイミングを境にジェットコースターみたいに進んで行ったり最高純度のラブストーリーと聞いていたが、これは恋愛だけでは無い複雑な感じで終わり方も難しかった。萩原さんの絶望や喜び、困惑をセリフなくとも伝わる表情やさっちゃんとの掛け合いはとんでもなかった。

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まろ

5.0タイトルなし

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

ゆみちゃんについては、ナミビアもそんなにいいと思わなかったし、ゆみちゃんで見る気はなかった。大九さん推しで見る。素晴らしかった。ここんとこゆみちゃんが良くなかっただけに、ゆみちゃんも素晴らしかった。
オタクの感覚は私には遠いのだけど、とてもオリジナルで繊細で、演出も素敵だった。
お父さんからして、さちせとかこうきと言ってたくだりはイマイチわからないけど、冒頭のすれ違いシーンから、小道具や仕掛けが生きている。喫茶店のエピソードも良かった。青い傘にリアリティがあり、妹の長い独白は圧巻。その間、一言も彼は話さず、話したことのリアクションも回収してしまうオタク語りはすごいと思う。
萩原くんはテレビドラマの時から変なやつでオリジナルだと思ってたけど、とても良かった。彼の地なのか。友達も良かった。

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えみり

4.5驚愕の展開と伊東さんの圧巻の演技

2025年4月24日
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鑑賞方法:映画館

萩原さんと河合さんの純愛映画と思っていたら、、
という素晴らしい脚本
監督の演出によって見ている側がいい意味でハラハラした

ネタバレは禁止なのだが、伊東さんの長台詞は圧巻で、心に深く刻まれていく
賞をとって然るべきと思う

河合さんの役柄も非常に難しいと思うが、流石という言葉さえ失礼にあたるくらいインパクトのある演技

鑑賞できて良かった、非常に満足

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ダルメシアン07

4.0何の木、気になる木

2025年4月24日
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鑑賞方法:映画館

相手を思いやり過ぎて好意が伝わらなかったり(切ないなぁ)、誰かに喜怒哀楽を予期せず共有されたら理不尽な怒りが沸いたり、いちいち思い当たるふしがあってチクチクする。
女優二人それぞれが独白シーンをはじめ圧倒的だったのに対して徹くんはちと弱いかな。

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ひろちゃんのカレシ

4.0青臭い・・・でも嫌いじゃない

2025年4月23日
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ジャルジャル福徳さんらしいほろ苦く、少しわざとらしく、しつこくw、切り替えが早い長編コントのような青春映画。

主演の萩原利久が醸し出す童貞感や、伊東蒼の不幸顔(個人の見解ですw)がなんとなくだが最初からリアルな陰キャ大学生の切なさを感じさせる。

見せ場はさっちゃんの告白シーンとラストの小西と桜田のシーン。
いずれもしつこいくらいの長尺だが、ダメ押しセリフの連続で、押されれば押されるほど不思議なくらい胸を締めつけられる。

心の中にある思いのようなものをセリフにしようとすると上手く言えずくどくなったり、少しずれた事を言ったりするが、その中にも「私がいないところで、私のことを思い出してほしかっただけ」とか「泣くことがこんなに痛いって初めて知った」など共感性の高いキラーセンテンスが混ぜられており、観ている方も結構な痛みを感じるほど。

特にさっちゃんの告白シーンは秀逸で、控えめなほうの関西弁と暗闇で表情をはっきりと見せないことにより言葉が際立ちストレートに耳に入ってくる。
さらに終盤の回想シーンではっきりと顔が見え、あの時あんな顔をして一生懸命伝えてたんだと思わせることでさらに愛おしさと切なさに強烈なドライブがかかる。

ジャルジャルの単独ライブはもはや女性ファンでチケットが獲れない程だが、一時期はよく観に行った。
福徳さんの青春コントでもたまに出てくるロマンティックで青臭い部分だけで作られたファン(だけじゃないけど)必見の映画です。

余談だが、河合優実さんって若いころの田中裕子さんに似てるなあと改めて思った。

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カツベン二郎

4.5河合優実一押しの私でも、MVPは伊東蒼を選出

2025年4月21日
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昨年映画にドラマにと八面六臂の大活躍をした河合優実が出演しているというので、先行上映を観に行きました。内容は殆ど知らず、行きがけに検索したらジャルジャルの福徳秀介さんという吉本のお笑い芸人さんが書いた小説を原作としている上に、制作も吉本がメインとのこと。最近権力べったりの吉本に拒絶反応を示すようになってしまった私としては、あまりいい予感は持てずに観始めました。
しかしながら、そんな私の負の予想は、鑑賞後には完全に打ち消され、「ああ、観て良かった」と思える作品でした。こういう期待外れは何よりも嬉しい!

で、お話自体は、内向的な大学2年生の主人公・小西徹(萩原利久)が、学食で見掛けた桜田花(河合優実)に一目惚れするという導入から、その後も2人の仲が順調に近づいて行くという、生温~い恋愛物かと思いきや、小西のバイト仲間であるさっちゃん(伊東蒼)が小西に想いを寄せていることを告白した辺りから雰囲気が一変。ドロドロの三角関係を描くのかと一瞬ギョッとしたものの、全く異なる方向へ動いて行く意外なストーリーとなっており、中々躍動的で観ていて飽きない作品でした。

俳優陣では、冒頭に言ったように河合優実目当てでしたが、本作ではさっちゃん役の伊東蒼が文句なくMVP。小西にフラれたのが分かりながらも、泣きながら思いのたけをぶつけるシーンの長セリフは圧巻でした。思えば2022年公開の「さがす」でも、じゃりン子チエ風の大阪の女の子を見事に演じていましたが、本作でも大阪の女子大生役で好演しており、今後も大阪の女性役なら間違いなく買いなんじゃないかと思ったところでした。
個人的に一押しの河合優実は、本作においては役どころ上伊東蒼がパワーを発揮する場面が目立っており、相対的にちょっと目立たなかった感も。でも河合優実が、(過去に不登校を経験したとか、友達がいないと言った事情はあるにせよ)普通の女子大生を演じる作品なんて珍しく、どんな役でも安定の演技をしてくれる安心感は絶大でした。
一方で主役の萩原利久は、演出なのかも知れませんが何となく演技がぎこちないところがあり、もうちょっと何とかならなかったかなと思わないでもありませんでした。

また、さっちゃんがバンドをやっているなど、本作では音楽がキーになっていて、スピッツの「初恋クレイジー」という楽曲がポイントになっていました。スピッツファンならさぞかし心沸き立つところなのではないでしょうか。私としてはこの曲が初めて聞く曲だったので、残念ながら歌詞があまり頭に入って来ず、ストーリーと重ね合わせる作業が疎かになってしまったのが残念でした。

いずれにしても、事前の予想を遥かに上回り、エンタメ度が非常に高い作品でした。

そんな訳で、本作の評価は★4.4とします。

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共感した! 15件)
鶏
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