「姉と妹、初恋クレージー」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
姉と妹、初恋クレージー
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大学生小西徹(萩原利久)と桜田花(河合優実)の一風変わった恋愛ドラマ、原作の吉本の福徳秀介さんは中学生時代から「スピッツ」が好きだったそうで、劇中でもスピッツの「初恋クレイジー」へのこだわり、犬好きでラブラドール・レトリバーを飼っていたそうで劇中のワンちゃんサクラもその名残りなんでしょうね。
小西はバイト仲間のさっちゃん(伊東蒼)から突然の告白を受けて当惑、なんとさっちゃんが死んだとの報、まさか失恋自殺かと冷や汗がでたが交通事故で不謹慎ながら、小西同様ちょっと助かった気分、線香をあげに実家に行くとそこに出て来た姉は、なんと花、世間は狭いと言うが驚きの展開。タイトルの「今日の空が一番好き」と言うのは花とさっちゃんの亡くなった父親と小西の祖母が生前によく口にしていた一節、まだ言えないというのは恋愛成就していなかったからか、小西はあらためて花にプロポーズでThe END。映画の前半で小西と花は頻繁にデートするから相思相愛かと思ったら花はそうでもなかったらしい、よりによって、さっちゃんの位牌の前でプロポーズって微妙、これも福徳秀介の関西大学時代のエピソードの一つなんでしょうかね、面倒臭い恋愛ドラマでした。
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