I Like Movies アイ・ライク・ムービーズのレビュー・感想・評価 全83件中、21~40件目を表示
2025年2月2日
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鑑賞方法:映画館
映画オタクのこじらせ青春映画だろうとは思っていたのでそれは間違いなかったのですが、ニューシネマ・パラダイスのような美しく洗練された郷愁とはかけ離れて、どちらかと言うと目と耳を覆いたくなるような人の醜悪さをあっけらかんと描いていて、それを飲み込むまで少し戸惑いました。 主人公があまりにもこじらせているので全然直球に見えないのが取っ付きにくさでもあり、ユニークさでもあり。一体どうやって終わらせるのかなと、途中から結構心配になるぐらいの展開なのですが、最終的に素晴らしい着地をして思わず涙でした。余韻もあって見事でした。
2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館
自分は映画好きと思っている(この映画を観た人は皆、映画好きだと思う)が、高校生の自分を見ているようで恥ずかしかった。声を出して「やめてくれ」と言いたい位。 バディだった友人の最後の言葉が胸にしみた。
2025年1月28日
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鑑賞方法:映画館
問題を抱えながら希望大学を目指す映画オタクのぽっちゃり高校生が奮闘して成長していく物語 笑いあり、涙ありで男子版レディ・バード? ポール・トーマス・アンダーソンが大好きな設定でニヤリとなった
2025年1月24日
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鑑賞方法:映画館
レンタルDVD全盛期の2003年、カナダの田舎町で暮らす映画好きの高校生ローレンスの奮闘を描いた青春映画。 ニューヨーク大学で映画を学ぶことを夢見て、高額な学費を貯めるために地元のビデオ店でアルバイトを始めた。 まあ、躁鬱が激しいし、ナルシストだし、デリカシーがないし、将来の不安から周りの人たちを傷つけるし、困ったもんだけど、自分も似たり寄ったりだったしなぁ。 兎にも角にもローレンスと店長アラナとのやりとり、育む友情が宝物だった。映画が嫌いだというアラナが語る「マグノリアの花たち」のくだりに涙した。涙が吹き出した。 「R映画好き」の映画なのだろうけど。
2025年1月23日
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鑑賞方法:映画館
映画好きさん?と興味を惹かれて鑑賞。 詳細はあまり事前にチェックせず、コメディかと思っていたけど違ったが、なかなか面白かった。 2003年のカナダ。映画が大好きで仕方ない高校生のローレンス。フィルムメーカーになりたくてNYUを目指すけど、そんなに物事上手くいかないよ... というお話。 題材が映画でなくて音楽でも野球でもサッカーでも同じ。好きな事だけしか見ないで人の事は全く考えずにいたら、そりゃぁ人は離れていく。 でもまだ彼は若く、それに気づけたのも周りの人のおかげ。 そうして社会を学んでいく、青年の成長物語である。 新たな地で、新たな出会い。未来に期待、上手くいくと良いな。 ちょっと岡山天音君の「笑いのカイブツ」を思い出した。 映画作品名がセリフでいっぱい出てくるので、映画好きな方はそれも楽しめる。 最後に出てくる「マグノリアの花たち」を、レンタルかスカパーかで昔見たけど、泣いた記憶あります。いつの間にか配信で映画見られる時代になって、ローレンスのバイトするレンタル店も懐かしく感じた。 ***** 字幕の「○○じゃ?」 (知ってるんじゃ?とか、見たんじゃ? など)という訳が、現代風だなあと変なところに感心してしまった。
2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館
痛々しいし、俺に痛い! やめてよ。共感性羞恥で死んじゃうから… あのくらい自己中で、あのくらい自意識過剰な人間が大多数なのだと信じたい… しかし、アラナはいい人だね。それ以上にお母さんがいい人だけど…
2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館
「おい おい 友達失くすぞ!」と突っ込みを入れたくなる映画監督志望の主人公。友達が良い奴なんで余計に引き立つ問題児キャラを知らない俳優が演じる。と言うか全ての演者を知らなかった。 なんか懐かしく、自分の高校生時代を思い出す学園モノでアルバイト経験を思い出す。 オンタリオ州バーリントンで育ち、その後数々のミュージックビデオを監督したチャンドラー・レヴァック(女性)の長編デビュー作。 『ゴーストワールド』(2001)、『レディ・バード』(2017)、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)なんか好きな方にはお勧め。
2025年1月21日
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これからはカナダの方が自由で民主的な国になるのかもしれない。
2025年1月20日
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鑑賞方法:映画館
夫は自死…息子は発達障害(?)な自己中オタク 1番やりたい仕事にもつけなかった母親を抱きしめ労ってあげたい あんな💧息子に振り回されても振り回されても どんな態度であろうがキチンと愛情を注いでいる姿に頭が下がるばかりでした 大学に入学し身近に居なくなった息子を変わらず愛想いながら暮らして行く彼女自身のこれからの幸せを願わずにいられません バイト先の店長アラナもローレンスと接する中で 共に前に進めた事…頭を多少傾げながらも もしかしたら良き流れだったと思えるし 彼が振りまいた微妙にイタい行動や言動が アラナの踏み出しへのきっかけになったのかもしれません そしてローレンス!大学デビューはまずまずの様かな? 君が少し大人になった時 ママに映画以上…いや同じ位でも構わないから惜しみなく愛を降り注いで欲しいな 君の健闘を祈ります!
原因はあれど 何度劇中でこの小僧しばいたろかと思うような こじらせ方だったわーw 人に迷惑をかけるのはアウトだけど、でもまあ環境的に狂う時期は誰しもあるとは思うし、思い当たるのがなお悔しいw あらゆる人間の居場所になってくれる映画の素晴らしさも再確認。
2025年1月16日
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鑑賞方法:映画館
変わった主人が好きな映画を通して成長していく話。予告編を見た時にはもう少しハマると思ったのに、、、残念でした。
「I Love ペッカー」のようなポスタービジュアルなので、 ジョン・ウォーターズへのオマージュでもあるのかと思ったら、 トッド・ソロンズだった。 本作は、数々の名作映画のタイトルが散りばめられた、 一見すると映画オマージュ作品のように映る。 しかし、過去の傑作を模倣するのではなく、 むしろ「大きな物語」そのものを拒否するかのような独特な構造を持っている。 主人公ローレンスは、映画を愛し、 映画の中に理想を見出す。 映画の中に答えを求めようとするローレンスにとって、 毎日の出来事は決して些細なものではない、 彼の成長は、壮大な物語ではなく、 日々の小さな選択と経験の積み重ねによって形作られていく。 それは、私たちが生きていく上で誰もが経験する、 普遍的なテーマとも言えるだろう。 いつのまにか、 ok、ok、ローレンス、 聞け、集中して聞け、 キュウリだ、トマトだ、 映画の話しは明日でもいい、 座れ、そこに座れ、 そのまま、 そのまま、 アラナ(アラナ・ハイム?)が言ってただろ、 そのままでいい、 って自分の心の中でつぶやいていた。
2025年1月13日
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鑑賞方法:映画館
高校生の主人公が全てにおいて自分中心の身の程知らずなのがリアルに感じる。映像で観ると酷いガキに見えるが、思い返せば高校生時代なんて大なり小なりこんなもんですよね。大学生の大人と子供の中間の位置付けの重要さを考えさせらます。
2025年1月12日
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鑑賞方法:映画館
胸が締め付けられるようでもあったけど、こうやってもがいてるのって、皆そうなんだなぁと甘酸っぱい気持ちになりました。
2025年1月12日
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鑑賞方法:映画館
自分の能力を信じる子供が色々な経験を経て成長する物語だった。周りの友人や大人たちの優しさに気づかない姿が痛々しく感じた。
映画を愛する(というか映画オタク)高校生がレンタルショップでのアルバイトを通して、大人になっていく……という話。 自分は普通の人間では終わらないんだと大きな夢を持つが、過去のトラウマや悲しい過去、そして難しい性格が邪魔をして、人間関係で悩んだりトラブルを起こす。 バイト先での美人店長やスタッフとの出会いによって、少しずつ成長していくのだが……。 自分は普通の人間では終わらない、絶対に成功者になるんだと少し勘違いして大きな夢を持つのが10代の頃。 あの青臭さがいいし、不器用な感じが可愛い。そして少なくとも誰もが10代ってあんな感じ。 切なくも希望がある青春ムービーです。
2025年1月11日
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鑑賞方法:映画館
偏屈な映画オタクの高校生の日常が綴られるのかと思ったら、「おっと、そっちの方向に行くの?」という展開もありつつ、呆れて、笑って、憤って、淋しくなって、結果ちょっと温かな気持ちになった。 「I like movies」というタイトルを裏切ることなく、キチンと作品を評価できるローレンスに救われるし、監督の映画愛が伝わってくる。 「マグノリアの花たち」、自分も未見なので、観てみようと思います。
2025年1月11日
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鑑賞方法:映画館
若さゆえと言っていいものか、コミュ障や情緒不安定では片付けられないような。 自信を持つのは悪いことではないけれど、実力が伴ってないから、なかなか味方できない。 マットとの友だちの定義のくだり、国民性や地域差があるのかなぁ。田舎住まいだと、しょっちゅう中学時代の同級生に出くわすのだけど。 どっちにしろ、本当の友だちじゃないみたいに言われたらダメージがデカい。 その後くらいから、いろんな事が悪い方向に進むけれど、イマイチ同情できなかったかな。 まあ痛い目を見て初めて気づくことも成長だから、結果オーライといって良いのかな?
2025年1月10日
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鑑賞方法:映画館
青年の成長ムービー。キャラクター設定が上手くて、ともすると何の感情移入も出来ない主人公になってしまいがちなのに、どこかで憎めないキャラクターになっていて良い。シナリオの作りが上手くて、店長や母親、友達も良い人ばかりではなくどこか近くにいよそうな設定でこちらも感情移入出来る。 しかし、余りにも話が日常過ぎて起承転結が分かりにくく残念。
発達障害のような気質の主人公。 母親の甘やかしがさらに自己愛に拍車をかけてしまっているように感じた。 しかし、ストーリーが進むうちに彼の素直さや、孤独、葛藤に自分を重ね、どうにか幸せになってほしいと願うと同時に、自分の人生はどうなんだろうと考えさせられた。 私の人生には思いやりがあるだろうか? 人の笑顔があるだろうか?感謝があるだろうか? 夢があるだろうか。 これがやりたい、と、これしかやりたくない、は全く違う。 こだわりを捨てて、本当にやりたいことを見つけるための物語。 映画は自分の人生を一歩進ませるための手助けをしてくれる。
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