キラーズ・ゲームのレビュー・感想・評価
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誤診から殺し屋同士の殺し合いへと発展していくアクション映画
AmazonのPrime Videoで配信されていた映画で、予告を見て面白いかなと思い鑑賞。
あらすじとしては、凄腕の殺し屋である主人公のジョー・フラッドは、体調不良から病院で検査したところ医師から余命宣告を受け、病気で死ぬよりは殺し屋にお願いして自分の殺害依頼をし自らの命にケリをつけようとするのだが、実は誤診だった事が判明し依頼を取り消そうとするが断られ、さらに恋人も巻き込んでしまうことになり、自らの命と恋人の命を守るため奮闘するという内容になっている。
先ず医師が誤診をしてしまうところや、頭痛や目の焦点が合わない症状が仲間の奥さんのマッサージであっさり治ってしまうなど、ある意味アメリカンジョーク的な要素がありクスッと笑ってしまった。
アクションシーンも、そこそこ見応えがあって自分としては十分に楽しめるレベルで、何も考えず楽しみながら鑑賞できたので良かったかな。
また主人公役を演じたデイブ・バウティスタは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でヒーローチームの一員である破壊王ドラックスを演じている方で、そっちのイメージが強かっただけに、今作のような演技をされていたことに驚きました。
また主人公を殺そうと登場してくる殺し屋も、一人一人のクセや個性が強くて面白かった。
諸々の殺し屋キャラはもひとつ
『悲しき願い』依頼をキャンセルさせてくれ…!
北米では劇場公開、日本はPrime Video
コメディ色の強いアクションスリラー映画
殺し屋ジョーは運命的にある女性と出会った。しかし強い頭痛に悩まされていて、病院の検査で数ヶ月の命だと分かった。彼女に本性を知られてはいけない。殺し屋を引退して、自身への暗殺を殺し屋に依頼する。
殺し屋にもルールがある。殺し屋同士は殺してはいけない。しかし依頼があれば別。依頼が完了するまで続けられる。
世界各国からジョーの元に殺し屋が集まってくる。登場シーンから多彩な殺しのスタイルまで楽しめる。スラッシャー要素も多め。
しかしある事実が…判明…する。
北米の劇場公開は大失敗のようだが、気軽に楽しめるVOD向きかもしれない。
………………
日本版キャスト
殺し屋 ジョー(ジョゼフ):黒田崇矢、恋人ダンサー メイジー:沢城みゆき、ジョーの指導者 ツビィ:佐々木勝彦、ラブダール:平林剛
❇️『コメディーとグロポップのバランス微妙?』
気軽に見れるアクション映画
主演は特に好きではないんだけど、スコット・アドキンスとマルコ・サロール目当てで鑑賞。
予想以上に良かったな。
そんなに重くないし、グロくもない。ちょっとコメディ寄りで気楽に見れる感じ。アクションのレベルもけっこう高めかつ、それぞれの戦闘シーンが長いからけっこう満足。
また序盤の二人のデートのシーンから主演の仕事のシーンへの移り変わりとかセンス良いし、殺し屋の紹介シーンも凝ってたと思う。
アクションについては、主演は力でのごり押しだけでなく、罠や爆弾等、スキルをフル活用した戦闘スタイルが良かったな。だが、要所要所で爆破に頼り気味かな。
推しのスコット・アドキンスとマルコ・サロールはキャラも立ってたし、アクションシーンも見応えあってかなり満足。
だが、韓国チームや女性コンビ、バイカーコンビはそれなりに時間割いてたのに決着があっさり過ぎだったかな。特に韓国チームのボスは瞬殺されてて残念。
ラスボスも決着はあれで良いけど、もう少し肉弾戦が見たかったかな。
あと皆が思っただろうけど、結婚式での指輪のシーンってあれもろにスパイファミリーだよね。
いろんな映画の要素あり
最初
ドラッグスvsマンティス
テーマは必要
娯楽映画
若干型の古さを感じるものの、十分楽しめる
このハチャメチャ騒動と殺し屋という未知なる職業
殺し屋が暗躍する世界設定
物語そのものはコメディに近いものだが、昨今トランプの暗殺未遂や安倍さんの暗殺事件などがあることで、彼らの存在は未確認ながらもあるということは疑いようのない事実だろう。
しかしこの脚本はよく練られていた。
殺し屋 × 恋 × 病気
これらが引き起こしたドタバタ劇
主人公役もよかった。まるで中国の野人みたいな人だ。
格闘シーンの味付けをどのようにするか迷ったに違いないが、変にひねらずに着地したところでとどめて正解だ。
そして最後にこの作品の言いたかった事が語られる。
「人を憎むな、ゲームを憎め」
この社会構造
マネーゲーム
だからこそ起きる様々な「問題」とその「解決手段」
少し変わった物語だが、最後にはやっぱりお金の話になってしまう。
この否応のないゲームこそ、現生人類の問題の根源だろう。
作り手のこの主張がしっかりと表現されていてよかった。
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