劇場公開日 2025年1月17日

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敵のレビュー・感想・評価

全358件中、141~160件目を表示

3.0演劇のよう

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

難しい

面白そうに進んでいったのですが、ちょっと違う感じで終わってしまった印象です。
孤独な老人になった気分を味わえる映画でした。
平日昼でしたが、お年寄りが多かったです。

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mas

4.0老境に至りても、ひとは醜くて面白い。

2025年1月31日
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だいず

4.0社会の勝者であった人に

2025年1月31日
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怖い

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おかなまこ

4.0似ている

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

例えば出だしはパーフェクトデイ、現実と夢が交互にかわるはなしもあった題は忘れた

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K3

4.5〝煩悩〟なんて都合のいい言い換えです

2025年1月30日
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昨日のことです。
ナポリの窯でピザを持ち帰り購入し、自宅で冷え冷えのビールをグビッ!!昔から辛いのが好きなので、当然のようにTabascoをワンピースあたり3〜4滴大粒でかけました。案の定〜中略〜なわけです。病院へ行くほどではないのですが、若い頃に比べると、辛いものに対しての大腸の耐性(機能?)がすっかり弱くなっていることを痛感するばかりです。

シワとか肌のツヤとか人から言われなくても分かるような、加齢による変化についてはさしてショックは受けません。
けれど、20代〜40代、人によっては50代60代までは気にも留めなかったようなこと、それもまさか加齢で衰えるとは想像もしてなかった部分で衰えを自覚することになるという経験は結構ショックです。
歳を取る、というのは身体のあちこちで生じる〝まさかこんなところが!〟という加齢による変化(要は衰えのこと)に慣れていくことなのです。

なのに〝性欲〟(それを煩悩なんて呼ぶのは男にとって都合のいい言い換えでしかない!!)だけは、歳を重ねても衰えを感じない。機能は肉体的なものなのに、それが想像力から発するものだなんて極めて大脳的。その矛盾ってどういうこと?

知的作業を生業(なりわい)としているものにとってそのショックは簡単に整理できないから、自分の内面の課題ではなく、いちどきに襲って来る、自力で対処しようのない〝敵〟のようにも見えるのではないでしょうか。

原作者 筒井康隆さんの、テレパシー能力を持つ七瀬が主人公のシリーズでは、出てくる男はひとりの例外を除き、すべて女を見れば裸とセックスを想像しているように描かれています。
もちろんそれは作品全体から見れば部分的なものであり、主題ではないはずですが、男の一面としては絶対に切り離せない欲望のひとつです。

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グレシャムの法則

4.0これぞ映画。悪くはない後味を噛みしめて余韻に浸る。

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

とても丁寧な暮らしをする主人公の姿に「PERFECT DAYS」を思い出しました。食も住もテキトーな私は憧れはしてもとても真似はできませんね。
でもその几帳面な日常ルーティンさえも、結末を知ってから思い返すと、別の意味があったんだろうなと気づいたり。
現実と妄想の境目が次第に無くなっていく不思議な作品で、モノクロ映像の鮮やかさが印象的。
長塚京三さんも、彼を取り巻く3人の女性も、まさにハマり役でキャスティングもお見事です。

レビー小体型の症状で幻視の出る肉親を近くで見てきたから、主人公に見える見知らぬ男や襲いかかる敵たちがとてもリアルに感じました。

老いも死も避けられないという現実。
筒井康隆原作なのでそれさえもSF的に飛びこえて映像にしてしまった吉田大八監督の手腕が光っていました。

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ごーるどとまと

4.0久々の筒井康隆ワールドを堪能

2025年1月30日
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悲しい

怖い

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関東Blues

4.0敵とYシャツと私

2025年1月30日
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モロもろきゅう

4.0理性vs本能

2025年1月30日
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知的

難しい

人間的とはどっち?
理性的に感情(本能)を抑えて生きて行く事で幸せを確立した生活、PERFECT DAYSの平山さんを思い起こします。凝った手料理がカップ麺に変わる時、面倒くさいと言う動物の本能が理性を駆逐した瞬間なのかも知れません。どんなに理性的に生きても夢には本能が見えてしまう。私の敵は「死」以前にカップ麺を作る自分?、そんな事を考えた映画でした。

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ankh

3.0敵は

2025年1月29日
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ごっとん

4.0観る人によってそれぞれ違う「敵」

2025年1月29日
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知的

難しい

中学生の時、筒井康隆の「狂気の沙汰も金次第」を読んでからファンになって、筒井康隆作品はほとんど読破しました。多くの作品を作り出している大御所ですが、すでに映画化されている「時をかける少女」や「俗物図鑑」みたいな解りやすいSF作品と、「虚構船団」や「文学部唯野教授」みたいな少々難解な純文学作品とに二分されます。今回の作品は後者ですね。

原作はもちろん読んだのですが、解りやすいSF作品とは異なり読むのに物凄く時間がかかったのを思い出しました。で、映画版なのですが、全編モノクロ(というか淡いセピア色?)で構成されていて、原作の雰囲気を上手く反映させていました。以前から教師役が上手な長塚京三を元フランス文学教授の主人公に据えて、エッセイやイラストにも造詣が深い松尾貴史を主人公の友達のデザイナー役、「ナミビアの砂漠」でも難解な役を演じきった河合優実を小狡い女子大生役に起用するなど、とても解りやすい作品に仕上がっていました。

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おつろく

5.0長塚さんが良い

2025年1月29日
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長塚さんが主役の映画は12年ぶりとか。前編モノクロとゆう珍しさにも惹かれ鑑賞。

さすが…。年齢と、色気の雰囲気って関係ないのね。それはこの俳優だからね。
蕎麦の啜り方を初めて知った。そば猪口片手に箸は使わないのね。こんな上手にすする人周りに居ないし、映像でも見た事なかったので、このシーンにお礼を言いたい。

最後の語りが、ほのぼのしてるのに、切ない。

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れい

4.0混沌の妙味

2025年1月29日
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怖い

こわい映画でした。
大学教授だった男性が、
老いて内部から崩壊していく。

奥さんが亡くなり、一人暮らしの元大学教授。
なかなかシュッとしてカッコいい(長塚京三さん。このキャスティングはドンピシャ)。
昔の教え子が訪ねてきていい感じになっちゃったりする。
料理も淡々とこなし、レバーを牛乳に浸して臭み抜きをするあたり、ほんとにきちんとした生活をしていて感心する。

しかし、ポツポツあった仕事もなくなってしまうと、曜日、日付の感覚がなくなり、次第に昼なのか夜なのか時間もあやふやに。
生活がだんだん崩れていき、妄想が進む頃にはカップ麺を食べるようになる。

独居老人の生活の低下と老いの進行は比例するから、この辺りの表現は正確だし上手いなと思う。

白黒の画面が時間の区切れをいっそう曖昧にして、だんだん夢なのか現実なのか妄想なのかもわからなくなってくる。

老い、ボケを内部から見るとこういうことなんでしょうか?
内部はゆっくり崩壊していく。
外から見ると、ある日突然言動や行動がおかしくなったように見えるのだけれど。

結末に向かって混沌はどんどん激しくなり、見ている方も何が現実かわからなくなってくる。
彼が見る妄想を観客も一緒に見る
こわい映画でした。

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バーバヤガー

3.0老いる事は怖いのか?

2025年1月29日
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前半はテンポよく進み、何気ない日常であるが、ちょっとずつ小さな話を盛り込み飽きずに進む。後半は夢オチが多く少しげんなりする展開に。
認知症やアルツハイマーの事を敵と呼ぶのか?老いを敵と呼ぶのか?長塚京三の演技も時々???になるのも演技とは凄い。瀧内、河合の演技も安定していて面白い。
ラストは見る人によって解釈が変わるのかな?デビット・リンチっぽい作りで癖になる。

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るい

過去に復習される男、儀助

2025年1月29日
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①現実はそのままモノクロで、夢はあえて原色総天然カラーにし、映画の後半でこの関係を、錯綜させればより「リンチ的」なグロテスクさを加味できたのでは。 ②記憶というか、思い出というのはもっと甘美なものなのではなかったか。それなのに……。 ③吉田大八監督には、「銀嶺の果て」ではなく、丸山健二の「眠れ、悪しき子よ」か「ときめきに死す」のリメイクをお願いしたい。

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のくちん689

3.5老人と三人の女

2025年1月29日
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筒井康隆の原作は未読。年老いた元大学教授の日常生活が丁寧に描かれる。焼き鳥を自分で作るほど、食事にもこだわりがあるよう。そんな平穏な一人暮らしに、見えない「敵」の影が忍び寄る…
とにかく長塚京三が主人公にぴったりはまっている。老体をさらしつつ、インテリで含羞を滲ませた役柄を演じられるのは、彼以外では考えられないほど。
亡き妻、かつての教え子、現役学生の三人の女性を、みな主人公が主観的に見た姿として描くことを徹底しているのも、面白い。芸達者な女優陣が、うまく色合いの違いを見せている。
後半の、現実と夢想が混然となり、侵食し合っていく様は、まさしく筒井康隆ワールド。しかし、滑稽さと情けなさを見せつつも、実写にすると、どうしても支離滅裂なものに見えてしまう。モノクロにしたのは正解だけど。
タイトルにもなっている「敵」は、素直に「死」のメタファーと読んだ。安らかで思い通りの死を迎えることは不可能なのだと、自分事として考えさせられる。

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山の手ロック

3.5意図は分かるが、すっきりしない。

2025年1月28日
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筒井康隆の原作を実写化したことで多くの人に評価されているが、私はむしろ映画を見るより原作を読んだ方が良かったかも、と思っている。それこそ、原作のある映画に相応しいのかもしれないが、映画単体で見た場合、面白さは今ひとつなのである。それは私自身が老いてきて、身につまされるからかもしれない。年甲斐もなく、まだ性欲があるのは良く分かる。ただ、北の敵というのが、いささか突飛な想像に思え、主人公の料理のリアルさと対照するにも、あまりにもチャチな感じがする。ただし、主人公が想像で恋する亡き妻、教え子、知り合った娘が黒沢あすか、瀧内公美、河合優美なのはそれぞれの役割に合ったキャスティングが最高で、彼女たちと相対するシーンはどれも好きだ。

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Boncompagno da Tacaoca

4.0老いるということ、その認知の乱れを巧みに描いた作品

2025年1月28日
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悲しい

怖い

知的

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Toru

3.5<ストーリーを追ってはいけない映画かも>

2025年1月28日
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知的

●今、流行りはストーリーではなく「人物」にフォーカスする映画か
一昨年の「Perfect Days」、昨年の「ナミビアの砂漠」など、いずれもストーリーを追う映画ではなく、ただただひとりの人物の行動を追う。説明的なシーンは少なく、一人の人物像を感じとる事で成り立っている。
現在公開中の「敵」も、そんな映画か。
老境の高名な仏文学者。 出だしは、まさに人物が違うだけでPerfect Daysのような描き方だ。説明的なシーン設定もなく、淡々とした毎日をひたすら描き出す。すると、人物像も自然と浮かび上がってくる。そんな日常の中に、ほんの少しのノイズがヒタヒタと忍び寄る。
「敵」とは何者なのか。「敵」はどこにいるのか。「敵」の正体は? と、こう書くと、ストーリーを追って推理するような映画だと誤解されかねない。重ねて言う、理解するのはストーリーではない。人物のありのままの姿だ。
 どんなに学があり高名であり、何不自由ない生活を自分自身で送れていたとしても、逃れられない「老い」。 昨今、PLAN75やロストケア、正体など、老いの社会問題をテーマとした映画が続々と生み出されているが、この映画は、老いのパーソナルでセンシティブな部分にフォーカスした問題提起となっているようだ。

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HiraHiraHirappa

4.5妄想だろうが夢だろうが

2025年1月28日
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すぅ
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