「敵とは…」敵 いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
敵とは…
定年後の余生を過ごす元大学教授。
古い日本家屋で日々を暮らす姿は品がある。
主役の長塚京三のスラリとした姿と落ち着きのある良い声が役に合っていた。
始めはパーフェクトデイズのように日々の身の回りにある幸せをただ見つめていく映画のように見えるが、少しずつ静かに危機が迫り来る…
淡々と抗えない欲求と老いが襲いかかってくる展開にクスリとしちゃう時もあったが、次第に夢に侵食されていく感じは恐ろしかった。ただ、ちょっと長く感じちゃったなぁ。
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