「タイトルから想像した話とは違った」敵 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルから想像した話とは違った
2025年劇場鑑賞19本目。
エンドロール後映像無し、音だけあり。
引退したフランス文学の元教授が、収入と貯金を割って生活費が底を尽きる日をエックスデーと呼びながら暮らしている日常を最初描きながら、徐々に虚実入り混じる構成になっていきます。
あらすじでは敵が現れる、とあったので、カラスや野良猫なのか、詐欺集団なのか(こうなるとビーキーパー)、隣人なのかと色々想像したのですが、思ったより敵でした。いやそういう敵なんかい。
虚実の虚の部分は悪夢といってもいい内容で、そのパートになると調子の悪いボイラーのようなブァァァァンという音が爆音でかかり、不穏感が増していたのですが、最後付近の不穏でもないシーンでもかかっていて、この場面は実は何か恐ろしい事が起きているのかと思ったのですが、スクリーンを出て支配人がいたので「まさか工事とかやってます?」と聞いたら「うるさかったでしょうか?申し訳ございません」ですって。おい!ふざけんな!金返せ!
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