「2014年公開 タミル語映画」カッティ 刃物と水道管 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
2014年公開 タミル語映画
「カッティ」ねぇ。意味わからんね。
「刃物と水道管」かぁ。全く意味不明の組み合わせ。
普通スルーするよ。見向きもしない。でも昨日インド映画だと気付いた。
評価も良い。上映期間短いし、来週は最終電車が不安な深夜上映、急いで見に行きました。
いきなり誰かが脱獄。脱獄心理を知っている脱獄常習囚のカディルに聞く。脱獄するに決まっている。その先で銃撃された男と出会う。二人は瓜二つ。
悪人カディルは入れ替わりを考える。
空港でカディルから逃れようとアンキタが指した先にハエ。マッキー〜〜‼️
アンキタ役のサマンタは映画「マッキー」のヒロインだったのね。
空港でのダンスシーンもすごく良かった。
カディルは詐欺やスリ師だが、カッティ(刃物)と呼ばれるだけあって、 めっぽう強くキレのあるアクションをする。途中水道管っぽい物で戦っていた。でもあれだけでタイトルにはならない。インターバルを挟んでも、まだあまりストーリーの変化がない。でも全体の3分の2ぐらい経った所で、いっきに映画が変わる。急に社会派映画に。
環境問題、水問題、農村vs都会etc。でも嫌味もなくストーリー上でスッと受け入れられ進む。カディルはここで難解な展開や言葉を、切れ味鋭いカッティ(刃物)の如く切って解決していく。そして水道管って人が入れる程の大きな管だったんですね。
最終的な活躍はカディルがいたから。でもジーヴァのここまでの頑張りがあってからこそ。二人の英雄が村を救った。
アンキタはカディルが釈放されるまで待ってくれる。恩赦があるといいな。
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