スピーク・ノー・イーブル 異常な家族のレビュー・感想・評価
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母はより強く、父はより頼りなく
オリジナルのヨーロッパ的じわじわくる得体のしれないおそろしさを、ある意味ハリウッド的にわかりやすくデフォルメされたサスペンスになっていて、シンプルな救いを含ませたのかもしれないけれども、いやそれオリジナルより救いがないのでは・・・とも思います。
おかあさんはより強く、おとうさんはより頼りなくなっているところに少し風刺を感じつつ。
子役のみなさんには、おとなになるまでこの映画をみせないでいてほしい。
ある意味、オリジナルよりも後味が悪い
状況を理解せず、安っぽい正義感して悪化させてしまう娘。
そもそも大事なぬいぐるみたらば、肌見放さず持つべきだ。
それなのに、2度も失くすのはどうでも良い証拠だろう。
そんな娘をちゃんと説得せずに、言いなりになる親よりも、むしろ、きちんと娘に躾をしようとするジェームス・マカヴォイがまともに思える。
さらにラストでは、そのまま放っておけば、必ず仕返しに来る(住所は知られているからね)のは分かりそうなのに、トドメをささずに子供に手を汚させる大人。
ジェームス・マカヴォイの背景が見えないだけに、
世の中のダメな親から子供を切り離す存在にすら見えてくる。
アントの衝撃
現在ロンドンに住んでるアメリカ人ベン、妻ルイーズ、娘アグネスのダルトン一家は、イタリア旅行中にイギリス人パトリック、妻キアラ、息子アントの一家と意気投合し、イギリスに戻ってから家に招待され、田舎の農場で週末を過ごすことになった。自然豊かでお隣さんも離れてる静かな環境で楽しく過ごすダルトン一家だったが、ベンやルイーズと会話中にキアラがパトリックにフェラ○オを始めたり、ちょっとした言動からパトリックたちに違和感を持ち始めた。一見仲のよさそうなパトリック一家だが息子アントのみせてくれたDVの跡、これまでパトリック達と仲良くしてた家族の写真、その家族が持ってただろう腕時計、などを見せてもらったアグネスは・・・さてどうなる、という話。
まず、パトリックの異常行動の背景がわからなかった。
キアラが17年って言ってたが、アグネスの年齢の頃から心身とも拘束されてきたらしいというのはわかったし、アントが虐待され舌を切られたらしい、というのもわかった。しかし、なぜ、のところはわからず、怖いな、という感想。
ま、異常行動をとる人の背景がわからない作品はたくさんあるし、本作で、えっ、と思ったのは、アントが瀕死のパトリックにトドメを刺すシーンは衝撃だったが。
ルイーズ役のマッケンジー・デイビスは背が高く綺麗だった。
スマホに男根のくだりは必要だったのかなぁ?
言葉は悪いが面白かった
ずっと観たかったけれど、
12月の1.2周目は観たいのが他にもあり、
本日になってしまった
先にドクターXとはたらく細胞を観たが
洋画を先に観れば良かった
こちらと、クレイヴンザハンターを観たいのだか、上映時間が近隣の映画館ではレイトショーがその一つ前位の時間になっていた。
2週間経つと、洋画は上映回数が減ってしまう。
仕事帰りなら良いが、家からわざわざ夜に行くのは寒いし早い時間で上映している映画館を探していたら、たまに行く映画館で午前中から上映していた。
観たい理由としては、ジェイソン・ブラム氏が関わっているからと、ジェームズ・マカヴォイさんが出演しているから。
30人程の入り
けっこう入っている印象。
若い女の子の集団が入ってきて、
なぜ?と思った。
元作はしらないので、先入観なしで観れた。
けっこう怖かった。
ジェームズ・マカヴォイさんの狂気の顔が
なかなかだった
狂気の犯行に至る理由が知りたかった
すげえ怖かったからこそ「胸騒ぎ」が観たくなった。
めっちゃ怖かった。
めっちゃ疲れた。
どんなゾンビやモンスターよりも
“普通の人”が一番怖い。
理不尽スリラーとして
かなり評価高いが
私の“TOP OF 理不尽”「ファニーゲーム」は
まだまだ超えない……え?
これ、リメイクなの?
「胸騒ぎ」って作品の?
凄え胸糞最悪最高作品???
「ファニーゲーム」に匹敵???
み、みてぇっ!!!!!!!
確かに今作ラストはめっちゃアメリカン!!
そっか!大元がいたのか!!!
これのもっとエグい版か。
観るリストに入れておこう!!
もちろん本作もこっちも充分胸糞良作!!
敵も味方も胸糞なのよ(^_^;)
「先入観なしで」
今年300本目。
どこかで見た事あるなあとそれ以上は書かないでおきます。初めて御覧になる方は最高のシチュエーション・ホラーじゃないでしょうか。ホラーにもジャンルが色々あると感じて今作110分ずっと好き。
その叫びが今度は…
イタリア旅行で偶然出会った一家とランチをし、お家に遊びに行くことになったがそこでとんでもない目に遭い…といった物語。
半年前に観た胸糞作品、胸騒ぎのリメイク作品ですね。あのときは観終わったあとの劇場の重苦しい雰囲気が凄かったが、今回はそれを越えてくるのか…!?
序盤からの流れは大筋一緒ですかね。ただ、胸騒ぎと違ってパディ一家は最初からやべぇ奴感漂ってる感じだけどw
そんなこんなで、コトが動き出し…。
細かくは言えないけれど、胸騒ぎと比べるとこちら側の人達が皆少し強い感じ?次の展開が大体わかっているからこそ、胃はキリキリするし心臓はバクバクだし…!!
それでも、やはり少しずつ違いがあり新しい緊張感も感じれるのは良いですね。クライマックスは祈るように見入ってしまいましたね。
私が最初の…は本当だったのかな?事実のようにも作戦のようにも思えるのがまた惹き込まれますな。そして、マイクはわかっている感じか?
とまぁとにかく、私も迷ったのですが胸騒ぎが胸糞作品だったからと言って嫌厭するのは勿体ないほどの良リメイクといった感じで、細かい所でハリウッドらしい変更点もあるし、是非是非劇場で観て欲しいですね。強いて言えば、もう少しベンに見せ場を…(笑)
ワタクシの個人的妄想ではありますが、本作は胸騒ぎのその後を描いた作品…と解釈すると面白いかもしれません(人が違うので勿論それは無いのですがw)。
O MO SHI RO I
tohoシネマズ日本橋でクリスマスに鑑賞
空いてました
オリジナルは未見
めちゃめちゃ面白かった
こういうの大好き!
ジェームズマカボイの粗野な雰囲気が非常にいい
上手
後半の一気にドライブする感じもいい
工夫、アイデア、一致団結で乗り切る展開に
ドキドキ、グッときました
音がデカい映画館で見るとより面白いと思います
リメイク
今年度前半に公開された「胸騒ぎ」は機会を逃し鑑賞できず、U-NEXTで有料視聴
なかなかの「胸糞」映画だったのだが、リメイク化の今作は!?
個人的には、よかったですよ
(゚∀゚)
もちろんリメイク作品ならではの、各キャラクターにブラッシュアップが施され、物語に深みが増し、後半もハリウッド映画らしく…
特に、ジェームズ・マカボイのクラスに1人はいる不良性、半径3メートルのカリスマっぷりがリアルで、こんなのに◯教やマ◯チ商法なんかに勧誘されたら、なかなか断りづらいな、と…
北◯◯一家連続◯禁事件のМや尼◯事件のTなんかと同類なんだろう、なんてことが脳裏を…
デートで観るなら、前作より向いている作りなんじゃないでしょうか!?
オワリ!
前置きが長い・・・・・・
北欧の「胸騒ぎ」のリメイク作品で「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」を見てきました。実は、「胸騒ぎ」は見ていないので、先入観なしにみたつもりです。
本作品、結構色々なところで評判がよかったので、大変に楽しみにしていたんですが・・・私的には、ツボにつかなかったかな・・
冒頭のシーンは、薄気味悪く出来ていたので、期待できそうだと思っていたんですが・・・私的には、家族同士が関わるシーンが長い長い・・・両者ともに子供に問題を抱えている設定だけ、それがある意味、お話のポイントへと導いてくれるんだけど、もう少し自然にならなかったのかな・・・私的には、家族同士が関わるシーンが延々と長く、本当に普通にラストシーンで、本作品のポイントになるので、正直、この手の内容の映画って他にもあるよね・・・・見終った後、期待していた分、ちょっと落胆が大きかったな・・・ジェームズ・マカヴォイの演技は大変に良かったと思うし、アシュリン・フランチオージも綺麗だった・・・
PS
しかし、この頃のお正月映画シーズンは、本当につまらなくなったな・・・・
MUNAKUSO。リメイク元の「胸騒ぎ」は未見での鑑賞でしたが、胸...
MUNAKUSO。リメイク元の「胸騒ぎ」は未見での鑑賞でしたが、胸糞要素十分の作品(「胸騒ぎ」の他の方の感想見ると、元はさらに胸糞作品の模様。。)分かりにくさも無く、作品として楽しめました。今年はこの作品で見納めかな。
映画としての完成度は上がったが、リメイク元の持つ独自固有のエグみは失われましたね……
大好きだった『胸騒ぎ』のハリウッド・リメイク作品ですが、楽しく拝見しました。
原作で描写が不足していたいくつかの要素がかなり補完され、映画としての完成度は上がりましたが、後半の改変は「いかにもハリウッドだな」と思わせる作りに。
散々嫌な思いだけさせられて、投げ出された原作の胸糞悪さを、「奇麗な物語」に収束されてしまい、物足りない思いがあったのが正直な事実です。
本作を見て楽しく感じたのなら、オリジナルの『胸騒ぎ』をぜひ見てほしいし、両方とも未見なら本作を見てから『胸騒ぎ』を見ていただけると、より楽しんでいただけると思います。
母親最強家族
めっちゃくちゃ母親が強い。自分が納得しない事は初対面だろうがめちゃくちゃ文句ゆータイプの母親。
ハラハラするだろうと期待。ハラハラ度をマックス10だとしたら5くらい。確かにハラハラはするんだけど、なにかが物足りない。
なにが!?と聞かれたら困るが、とにかく少し物足りない感が。
ジェームズ・マカヴォイありき
オリジナルはデンマーク・オランダ合作の「胸騒ぎ」という2022年製作の北欧・田舎系ホラー(日本公開は今年の5月)でそれをハリウッドがジェームズ・マカヴォイを起用してあっという間にリメイクした。「スプリット」で多重人格者を演じたジェームズ・マカヴォイはノーマルとアブノーマルを瞬時に(もしくは同時に)行き来する最狂のサイコ野郎でシャイニングのジャック・ニコルソンに並んだと言っても過言ではない。最近公開した映画のリメイクでもあり予告編を見れば大筋は分かってしまっているのだが「どこから?いつくる?」と「びくびく」しながらマカヴォイ先生の狂気を待つのである。そして後半、奥さんが「肝っ玉母さん」ぶりを発揮してハリウッド的徹底抗戦ヒロインがサイコスリラーから一気に「はらはら」のサスペンスアクションへと変調させていく一粒で二度美味しい映画となった。そして虐待されつづけていた男の子が一気に恨みを爆発させるエンディングが素晴らしい。
くぎ付け
旅先で出会った家族と
親しくなり、彼らの家へ招待
されるが、狂気の日々が始まる、
というお話。
この手のストーリーはいかに
じわじわと恐怖を感じさせていくか、
狂ってる側のキャラをどれだけ際立たせるか
がポイントだと思うけど、うまいです。
被害者側の家族の問題も浮き彫りにさせたりして
そのへんも、微妙な不穏さがあり、いいです。
ただいま、映画館で絶賛上映中。
ただしデートには向かないのでご注意ください。
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