「初代が原点にして頂点」テリファー 聖夜の悪夢 tokoroさんの映画レビュー(感想・評価)
初代が原点にして頂点
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相変わらず人体をどう破壊するかが主のスプラッター映画ではありますが、今作は続編への中継ぎのような作品でストーリーもゴア描写も薄味でした。
ストーリーは結局次回へ続くというオチだし、そもそもゴア描写を見たいのであってアートの出生とか設定はただのノイズ。
下手にシエナ(天使)vsアート(悪魔)の対立を見させられたせいで、その展開や結末にも気を回さなければいけなくなり、そのくせ何も判明・解決しないというモヤモヤだけ残している。
ゴア描写もほぼストーリーなしなおかげでほぼゴア描写で特に女性股裂きという凄惨なデビューをした初代、長すぎる上映時間に比例する痛ぶり描写の多い2に比べ、今作はそこそこの上映時間にストーリーとゴア描写を詰め込んだものだから印象的なシーンはあるものの(多分皆金玉切断)破壊の描写をしっかり映さなかったり、なんなら実は殺されましたって全カットされたりと見どころを自分で削っていく有様だった。
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