「パワーワードは「時空の揺らぎ」(笑)」タイムマシンガール ひろ702さんの映画レビュー(感想・評価)
パワーワードは「時空の揺らぎ」(笑)
鑑賞後、パンフを購入して読んで見ました。すると「オーディションでは、可子(主役)と千鶴(準主役)の希望者に2人同時に掛け合いをやってもらった」と書いてありました。
なるほどなるほど、失礼ながら、葵うたのさん高鶴桃羽さんのことは存じ挙げていませんでしたが、狙い通りいいコンビが出来上がりましたね。このコンビ、一作だけでは勿体ないと思いました。このコンビでいろいろな困難に立ち向かう(笑)作品を作って頂けたらと思いました。葵うたのさん高鶴桃羽さん以外の方は怪人ばかり(褒め言葉)ですが、中でも遠山景織子さん今こんなお姿になられていたんですね。「天然水」や「高校教師」の印象が強烈なのでちょっとびっくりしました。でもセコい真似はやめましょう。
(勿論、役の上での話です。)
舞台挨拶付きでおかわり鑑賞してきました。何度も言いますが、可子と千鶴のコンビ、一作だけでは勿体ないです。設定をガラリと変えても一向に構いませんので是非次回作をお願いしたいです。それにしても、高鶴桃羽さん魅力的な方ですね。もの凄い掘り出しモノ(失礼)を見つけたワクワク感があります。監督さんも(多分)そう思われたらしく、可子に「千鶴の方ばかり見てたよ。」と言わせています。この辺りの小ネタは個人的にめちゃくちゃ刺さりました。
別の話です。舞台挨拶の監督のことばによると、競輪場って低予算(失礼)の自主制作映画にとって優しいんですね。エンターテイメントプロレスも頑張っているんですね。「情けは人の為ならず」って言うんじゃありませんか。私は両方とも行ったことはありませんが一度行ってみたいと思いました。
もう一度、おかわり鑑賞しました。
パワーワードは「時空の揺らぎ」なんですね。実に的確、余り悪いことは出来ませんね。そう言えば、何か企んでいるときの顔は「悪い顔してるね」可子も千鶴も言っていますね。(笑)
某ミニシアターの上映最終日に4度目の鑑賞をしました。今回、改めて可子の表情を追っていきました。場面によって表情の変化が大きく、同じ場所(例えば倉庫)、同じ日に撮影しているのに、この表情の変化がつけられるのはさすがです。上手な方だなと思いました。「侍タイムスリッパー」の山口馬木也さんに匹敵しますね。でも何から何まで対照的ですね。
大きなタイムスリップ→小さなタイムスリップ
男臭い一匹狼→かわいい女子二人組
主人公の暴走を止めるストッパー役が
沙倉ゆうのさん→立川志の太郎さんなどなど比べてみたら面白さが増すと思いました。(8月22日現在上映館がないのでもっと上映できたらいいですね。)