ファウンダーズデイ 殺戮選挙のレビュー・感想・評価
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劇場型政治
町長選を控える町にて、突如マスクの怪人が現れ人々を襲い…。この事件の真相と選挙はどうなってしまうのか?…といった物語。
現町長と対抗馬は勿論、町の分断や子どもたちも色恋沙汰であちこち揉めている模様。
そんな中突如現れたマスクマン。この殺人は政治利用か?はたまた…な展開は、頭が弱いながら考察好きなワタクシにはたまらない!
登場人物は皆誰もが何となく怪しく、度重なるミスリードで終始のめり込ませてくれますね。
終始安っぽい雰囲気は感じるし、面白いとは言えミスリードもちょっとわざとらしいし、解説丁寧でありがたいがちょっと長いし…そしてこの結末は無いだろ〜って思ったりもしたが、小さな町の小さなコミュニティで繰り広げられる戦慄展開はわかりやすくも見応えがあって面白かった。
☆4はちょっと評価しすぎかもだけど、ミステリー&ホラー好きだが難しい話は苦手(笑)な、ワタクシのような人には中々に刺さる作品だった。
犯人や動機を凝ろうとしているが
2024年劇場鑑賞242本目。
最初に選挙戦に出馬している候補の娘が突然殺されたのを皮切りにどんどん町内の人が殺されていくのですが・・・。
動機がひどいというか、衝撃の真相というのを狙っているのならあまりに適当な理由。顔隠しているのに口封じで殺される罪のない人もいるし。ラストもモヤモヤしてこんなんなら快楽殺人鬼が目についた人間殺しまくって最後に返り討ちに合う方がカタルシスあっていいです。
ガベル
ニューイングランドにある創立300周年を間近に控えた町の町長選の背後で起きる連続殺人事件の話。
現職町長に対抗して町長選に出馬する男の娘がマスクを被った男に襲われて巻き起こっていくストーリー。
別れ話をするレズビアンカップルが襲われて、なんとか逃げた彼女がその旨を周囲に訴えかけるも聞く耳を持ってもらえずという始まりで、群衆のカオスが暴力を生むのか、狂気を帯びた犯人による殺戮劇かと期待値が上がったけれど、そこから暫く何も起きずダレてくる。
サスペンスってことですかね…。
そしてやっと次の被害者が出て、しかもちょっとゴア系の映像もみせてくれたけれど、何だかコメディなのか?と思わせるチープな流れと背景と…テンポもイマイチだし、ラストの展開も妙に軽いし、確かに沢山死ぬけれどスラッシャー感も薄くて物足りなかった。
ホラーとしてはイマイチだけどミステリとしては高評価
まぁとはいえ犯人も真相も大体予想通りではあったんだけど豊富な伏線とミスリードとなんか怪しい連中の演出はよく出来てたしドラマ部分も比較的しっかり描けてた
でもこの事態を巻き起こした根本部分や人間関係部分はもう少し丁寧に描いてくれてもよかったかなと思う
正直もっとテンションと演出だけでつき進む頭悪い系のスラッシャーホラーだと思ってたよ
逆に言うとそれを期待し過ぎると肩透かしを食らうかも
R15の理由はちょっとわからん
R指定にするならもうちょいゴア描写に力入れてくれても良かったのに
まぁ別に安い作りでもないけどね
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