劇場公開日 2025年7月4日

この夏の星を見るのレビュー・感想・評価

全183件中、21~40件目を表示

3.5純粋な青春物語

2025年9月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

前情報なしである映画関係者がおすすめしていたので観に行った。もっと天文学中心の話かと思っていたのだが、中高生がコロナ禍でも希望を持って前に進むという青春物語だったので拍子抜け。
しかし、コロナ期間中に学生時代を過ごすことになった若者の葛藤とまっすぐに前を向きたいという想いがなんとも純粋で、学生がその期間が何かを成し遂げたいと思う気持ちが非常に青くて良かった!
3組の学生に焦点を当てているが、少し盛り込みすぎに感じた。もっと少人数を深掘りしてほしかったのと、無理やり感動させようとする構成が少し残念だった。
水沢倫太郎くんがあんな良い演技ができるとは知らなかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
なこ

4.5鳥肌もんです。誰かと見たいです。

2025年8月31日
Androidアプリから投稿

幸運なのか、残念なのか、私は会社員歴20年以上してからのコロナ期間でしたし独身でかつ視野の狭い人間でもあるので、その期間は自分と仕事仲間、そして友人や家族の範疇だけを気にしていたと思います。学生たちがどうでも、私の生活にはさほどの影響はないと。そしてそれを、みんなもそんなもんじゃないの?と勝手に分かった風でいました、、、

この作品では、その間に生徒であった若者達が主役で、みんな諦めてない人たちでした。正直、すげぇな。おっさんの想像を越えて、自分に正直で、そんでもって、たくましくて強いなぁと、いろいろ感じて、見てました。

そしてそして、というか更に?、あるシーンでは、ずっと鳥肌がたってました。おそらくおっさんの鳥肌出現時間としては、人生最長ではなかろうかと思います。普通、数秒じゃないですか?鳥肌。でもしばらくゾワゾワと出続けるんです。何なんでしょう、毎年何回か言うであろう馴染みの言葉でこんなに鳥肌が立つなんて、、、とても不思議でした。
多分、その中におっさんも一緒にいるような、疑似体験をしたのだと思います。

また、普段ではそんなに感じませんが、、、この作品は特に映画館出見るべきだと思いました。
みんな一緒にで映画館で星空を観ましょうよ!
って、誘いたくなる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハットマン

5.0よかった。ただ、少し長かった。

Mさん
2025年8月31日
Androidアプリから投稿

コロナから5年くらいでしょうか。多分この映画はコロナを経験した人みんな(つまり日本中すべての人)に響く映画ではないかと思います。
そういえば、当時マスクから鼻を出していた人がいて、その人に対して何かイラついてたなあと思っていたことなど(我ながら心がせまいですね・・・)を思い出しました。そのため、天文部の顧問の鼻を出した姿がダメで、役の人が元々苦手なことも相まって、終盤あの人がアップで撮されたのは本当にいやでした。
また、わけのわからない花火のような場面(後で関東地方になるやつ)も必要なのかなあ?と思いつつ見ました。
エピソードも少し削って100分以内にまとめてあれば私にとっては100点満点でした。
でも、とてもよかったです。見ることができて幸運でした。
あと、五島列島の子どもたちってホントに制服のまま海に飛び込んだりするんですか? もし、ホントならとても羨(うらや)ましいです。

コメントする 2件)
共感した! 9件)
M

3.5青春を諦めない

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿

コロナ禍を過ごす学生たちが、自分たちで掴み取った青春物語。
未曾有のパンデミックで自粛や接触禁止が求められるなか、部活動や修学旅行など普通の学生が得られる機会が失われていく。大人にとっての1年と、学生にとっての1年は、重みや失う物が大違いであることが伝わります。しょうがないで諦めるのではなく、かといって好き勝手にやるわけではなく、何なら出来るかを考え行動する。凄いことです。
そんな凄いことを宇宙大好き女子高生が起こすことが、周囲はもちろん、遠く離れた人達にまで派生していく。コロナで失った物ではなく、得られたことに目を向けて感謝する…綺麗事に聞こえますが、本作ではそれを映し出してくれていました。

夜空の星と学生たちの煌めきが美しい作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
まだまだぼのぼの

4.5次世代に伝えたい映画

2025年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

地方でもやっと上映が始まり、ようやく観ることができました。
10代の子たちが自然体で良かった!
10代の時にしか出せないモノ、10代の時にしかできない事がありますね。
何度もウルウルさせられました。
拠点が3ヶ所あって、それぞれにドラマがある中で、主演の桜田さんに存在感があるので、話の迷子になることはありませんでした。
私たちは皆、リアルタイムでコロナ禍を経験した世代ですが、2020年の、あのどうしようもない不安感や出口のないトンネルにいる感覚は、映画を観るまで忘れていました。
やはり歴史はどうしても風化してしまうものなので、コロナ禍を過ごした普通の人々を題材にした映画は貴重ですね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ネコノケ

3.5 中学生の子どもが、小学生の時にテストの問題で出て、全体を読みたい...

2025年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

 中学生の子どもが、小学生の時にテストの問題で出て、全体を読みたいと言ったので原作を買っていました。その子どものたっての希望で平日夜に観に行きましたが、公開からしばらく経っているのにお客さんがたくさん入っていました。(空いてから行こうと思ったらなかなか空かなかった)
 子どもは、観に行ってよかったと大満足な様子。
 私自身は長崎のパートの、当時、不可抗力で交友関係を(ソフトに)断たなければならなかった間柄の人々を描いているシーンが堪えました。こんなことあったなーと今なら振り返ることができるけれど、当時は過剰な反応だとは気付けていなかったと思います。
 一つだけ残念だったのが、マスク。コロナの初期の頃は、白の昔ながらの布マスクかプリーツ型のマスクが主流で、くちばし型や顔に沿った形のマスクはまだ売られてなかったと思いますが、コロナの初期の頃のシーンでもそれを着用していたのが、違和感がありました。初期のシーンはプリーツを着用していた方がよりリアリティが持てたのではと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たたみ

3.5ちょっとつらい

2025年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映画を見てから、コロナで始まった自分の高校生活を振り返ろうとしたけど、あまり思い出せなかった。何ができたかとか、どうすればよかったのか今でも分からない。あの時、この映画の子たちのように抗った人もいれば、うまく抗えなかった人もいたと思う。もっとがむしゃらにもがけていたら、自分にも記憶に残るものがあったかもしれないと思うと悔しくて少し寂しい。

コメントする 1件)
共感した! 4件)
便器

4.0「コロナがあったから出来た」

2025年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年251本目。

コロナがあったから出来た、決して失われた時間じゃない前向きに人生に取り組む高校生がいた。ISSを望遠鏡で捉える事を目標に。オンラインも活用してこの瞬間生きてたと思います。宇宙飛行士の堀田茜さん、天文部の顧問の先生など大人も魅力的。高校生が宇宙に関心を持つのを映画にするのは斬新でいい。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ヨッシー

4.5すまんがその石をしまってくれんか

2025年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

わしには強すぎる。

青春をコロナで奪われたのか、
コロナがあったからこの青春があったのか?

あの自分以外誰も乗っていない山手線も
クルマが一台も見当たらない渋谷の交差点も
東京なのにとてつもなく綺麗だった星空も
もうこの先2度と見れない貴重な風景だけど

その裏で1番多感な時期を自宅に押し込まれて
何もできなかった若者がいるんだなって
わかってたけどわかってなかったなって

天文少年だったおじさんはそんなことを思いましたね。

若者には好きなこと見つけて幸せになってほしいな。
見た人がみんな星空を見上げてくれたら良いな。
あと1番好きな言葉が「良いお年を」なんです。良い言葉。

はじまって40分、バラバラだった点が線になる瞬間をこんなに上手に描ける監督が現れて驚いたな。初長編に撮りたい絵を全部、撮りたいアイデアを全部ぶっ込んで、とても勢いがあって良いですね。本作の山本環監督といい、内山拓也監督といい、阪本勇吾監督といい、映画界は活きの良い若手の撮り手がたくさんで楽しみしかないや。観れてよかった。

それではハバナイスムービー!

コメントする (0件)
共感した! 11件)
きーろ

4.0コロナ禍の時

2025年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

学生だった人はみんな見るべきだなって思った
救われる

コメントする (0件)
共感した! 6件)
むーらん

4.5星を見よ

2025年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

いやぁ~、面白かった! 間違いなく今年ここまでのベストだ。監督はなんとこれが初長編映画とのことで、脚本の女性もこれが初長編映画らしく本当に驚き。個人的にいま心が弱ってるからかもしれないが、涙腺がやばかった。家で観てたら間違いなく号泣だった。てか映画館でもちょっと泣いてしまいました。客もまあまあ入ってたんでなんとかごまかしましたが。

それにしてもコロナ禍の描写あれこれが当時を思い出させてくれてハッとした。たった5年前のことなのに、あんなに大変な事態だったのに、もう少し忘れかけている自分がいる。やはりこういう時代や社会を記録したような映画は作られておかねばなるまい。天文部や天体観測の描写もすごく良い。僕、実は結構天文が好きなんですよね。天体観測とか全然やったことないんだけど。

そして主演の桜田ひよりが本当に素晴らしい。青春群像劇で必ずしも普通の主演のような出番の多さではないんだが、若手俳優全員が好演してる中でもその演技力は頭一つ抜けている。あまりの自然な演技ぶりに本当に感心した。演技というより、ほんとにこういう人なんじゃないかと感じられてしまうくらいだった。その他の生徒役も大人たちも皆好演で、黒川“からかい上手の高木さん”想矢もまた出てた。中野有紗って子もどっかで見たなと思ったら今放送中のドラマ『僕達はまだこの星の校則を知らない』にも出演してる子だった。そっちも天文ドラマでやはり今年ベストドラマ。今年の夏は天文と星が来ますね。

コメントする 2件)
共感した! 12件)
バラージ

4.0清々しく誠実で素直な映画

2025年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

未知のウイルスはそれまでの当たり前が当たり前ではなかったことにし、当たり前でなかったことを当たり前にした。沢山失ったが沢山得た。映画は当時の中高生からみたそんな風景を描く。そして変わらなく私たちにあるものに気づかせてくれる。こういう作品が増えて欲しい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
つにてんてん

4.0刹那的な集い

2025年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ばらばらの物語がみごとに一点に集約される。
その集いはとても刹那的で儚いんだけど、儚いからこそじんわりあたたかく、いつまでもこの子たちの世界を照らす灯火であってほしいなと切に思った。
この子たちがこのさき生きていく世界が、決してやさしさや希望だけではないことを知っているおとなだからこそ。

若くてみずみずしい役者さんたちみんな、ちゃんとそこに生きている感じがして、とてもよかったです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
kikisava

5.0この夏の星を見る

2025年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『大きなタマネギ』以来の桜田ひよりさん、良かったです。
彼女が主演ですが、最近ちょくちょく見る若手の方々、素晴らしく、誰もが主役の映画でした。
さて、作品です。
コロナ禍の青春を懸命に駆ける若者達、それを後押しする大人達。
当時の事を思い出しました。
『フロントライン』や『サンセットサンライズ』でも、やはり当時を思い出しましたが、子供達にまでは想いが至りませんでした。
お金も力も無い若い世代こそ、頑張ってきたんだ。
そう思いました。
最後が演出がかり過ぎで、★マイナス1ですが、若手俳優達の熱演で、★プラス1。
同じ俳優さんばかり年に何度も見せられる邦画界。
ても、彼らが居れば、大丈夫。
素晴らしい良作でした。

コメントする 2件)
共感した! 8件)
映画館難民

5.0群像劇だけど

2025年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

3つの場所を舞台としてつなぎ、様々な登場人物が物語を紡ぎます。
その登場人物たちが皆それぞれ素晴らしく、演じた俳優達そして監督に拍手を贈りたいと思いました。
が、その中でも桜田ひよりさんの素晴らしさは、際立っていました。
マスクをしたシーンが多いからこそもあり、目というか瞳だけで(CGの助けもあるけど)表現する演技に心を奪われました。
今年度の主演女優賞に値すると思います。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Hawkvass

4.0コロナ禍の中高生達の失った青春を思うとせつなくなるが、そんな中に光...

2025年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

コロナ禍の中高生達の失った青春を思うとせつなくなるが、そんな中に光を見いだしてくれる映画

コメントする (0件)
共感した! 4件)
NOSTOS3

4.0きらきら

2025年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

平日の雨の中、レイトショーで1人で鑑賞。
良くも悪くも文化祭みたいな作品でした。

脚本や演出が何だか違和感のあるところが多くて、所々「??」ってなった。
車椅子のお姉さんに星見せるならもっと場所選びなよ...と思いつつ、でもさぞかし素敵な場所なんだろうと心を落ち着けたところ、一瞬しか望遠鏡見ないんかい!とか笑

先生がオンラインの学生に呼びかける体で観客に呼びかけるシーンとか、よくこんな陳腐な演出を差し込むな、、と心が荒みきった私は思ってしまったけど、見終わる頃にはそういう若々しくて悪く言えば自己満的な演出が随所に散りばめられているおかげで、作品自体が学生の文化祭感を醸し出していて、余計にきらめいて見えるのかもと妙に納得。

今はすっかりコロナ感は消えてしまったけど、あの期間は一体何だったんだろうとこの作品を見ながら色々と思い起こしていた。この作品の学生たちと同じように、皆失ったものもあり、得たものもある。これから先も、コロナに限らず理不尽な状況は起こるだろうけれど、前向きに生きていきたいなと改めて思った。

作品自体は正直好きとは言えないけれど、本作のおかげで帰りの雨上がりの道がいつもよりキラキラして見えたので☆4です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぞの

3.5苦い記憶と手探りの光

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

作品の展開は、コロナ禍における活動制限の中、天文部に所属する高校生がオンラインを活用して、各地で同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」を企画する。長崎の五島列島や東京都心の生徒たちも参加してスタートしたこの活動はやがて全国へと拡がり、ある奇跡を起こす展開。

コロナ禍は価値観を変えるほど、人々の生活に影響をもたらした。

三密、マスク、ソーシャルディスタンス
会食は時間制限、越境自粛、病院の面会制限
私は母親がいたが、コロナ禍の最中入院して、最期は誰にも会えず旅立ってしまった。
コロナ禍は誰しもが、苦い記憶である。
あれから当たり前が変わった。
現在はコロナ禍ほど過剰ではないが、コロナ禍で人々の生活が変わったと言っても過言ではない。

コロナ禍での制限で何も出来ないを、何が出来るに思考を変化させて、「スターキャッチ」のイベントを企画、開催させる高校生。
青春の一コマ的ストーリーではあるが、人生に詰まった時や悩みの最中に、前に進まない思考を優しく変化させてくれる作品である。

そして劇中に繰り広げられる、星と宇宙の素晴らしさ。
「スターキャッチ」は世界中の人々が抱いたコロナ禍の虚しさのエピローグと、やがて来る新しい希望の星となっていた。

この作品は、誰しもが経験した苦い記憶の「あのとき」の記憶への鎮魂歌かもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
makoto

3.5ホッコリ感動

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

コロナ禍のなか、三密禁止、マスク必須、
他の都道府県への移動に旅行の禁止、
いろいろな制限の中で、
茨城、東京、長崎五島列島の3つの学校の生徒たちの
青春を絡めたストーリーテリングが素晴らしかったな。

オンラインのアイデアまでたどり着き、
天体観測のスピードを競う
「スターキャッチコンテスト」の開催にいたるまで、
先生や他の学校をまきこみ、
一致団結できることを若者が教えてくれた良いお話でした。

特に五島列島の高校生の素朴さと、東京の中学生の幼さにホッコリ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
hkr21

3.5コロナ禍を描いてる作品ではあったが、バランスが絶妙で良い作品だと思...

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コロナ禍を描いてる作品ではあったが、バランスが絶妙で良い作品だと思った。心象描写が監督特有であったが、嫌な感じはせず、うまくエモくまとまってた。マスクをしながらのお芝居なので、キャラの立ち方が少し物足りなかったのは事実あるが、でも全く悪くはなかったので、3.5です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おれ
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。