「宇宙は希望に溢れている」この夏の星を見る よもぎうどんさんの映画レビュー(感想・評価)
宇宙は希望に溢れている
茨城、東京、長崎それぞれの地の学校を舞台にした群像劇。
登場人物が多く舞台も転々とするのに、描写不足に感じることは全くなく、キャラクターや関係性の描写が最低限のシーンで最大限発揮されているのが素晴らしい。
みんな愛おしくて、本当にこの世界に存在してるんじゃないかって思わせてくれる。
決して主張しすぎることはなく、スパイスのように織り込まれる恋愛模様もいい味が効いている。
若い俳優皆様の繊細な演技がとっても良くて、若者達を見守る大人もとっても良くて、中盤からずっと泣いてしまった。
あー私もこんな青春送りたかったな……
個人的に『ゴールドボーイ』から注目している星乃あんなさん、
内向的かと思いきや強引で可愛らしい中井天音を好演されてました。
黒川想矢さん演じる真宙とのやり取りがずっと甘酸っぱくて可愛かった!
全部がめちゃくちゃ良かった。
エンドロールへの入り方も良かった。
良い映画をありがとうございます!!
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