劇場公開日 2024年11月15日

「良々が良し♡」アット・ザ・ベンチ ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5良々が良し♡

2024年11月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

 叔父の家が二子玉川にあって、以前「何かの撮影やってるよぉ〜」と言われたのだが、誰がいた?と聞いても「知ってる人はいなかった」と言っていたから、すっかり忘れておりまして。。
 こっ!これじゃん!!
 つか、むしろ豪華キャストォ〜!

 ノリに乗っている太賀君。
 はい勿論大好き♡と、アイラブ天音ちゃんと良々君はずっと追いかけているのでね♡

(こないだうちの近所で撮影がありナマ天音見れました♡背ぇが高くてオドロイタ)
 この3人だけでお腹いっぱいな程ハキュンなのに、すずちゃん、草彅さんに吉岡里帆ちゃん、岸井ゆきのちゃんに神木君まで出てる!
 ごっ!豪華やんかいo(≧▽≦)o

 華麗なる奥山家!
 注目の奥山ブラザーズのお兄ちゃん・
由之監督作品だということで期待値が上がる!
(弟さんの大史監督は先月公開された
「ぼくのお日さま」を撮った方。
 爆裂に良かったです!)

 由之監督は写真家としても有名で、様々なCMやMVも手掛ける映像作家。
 お二人共、監督だけでなく、脚本・編集・企画・撮影など、作品作りにおいて幅広く携わっており、とてもこだわりのある方々なんだな〜という印象で、その若き才能には楽しみしかないのです。
 何でもやれちゃうし出来ちゃうのすごい
( ・∇・)

 加えて今村圭佑さんが撮影!
 痺れポイントでしかない!

(夏帆が凄すぎて震えた&主題歌が良かった)
「サイレント」で一躍時の人となった生方美久さんと、こちらもメジャーな露出が増えてきている蓮見君も脚本に参加しているしで、全くノーマーク作品でしたが、ここまで個人的にツボをつかれた作品なので観ないわけにはいきません。

 高島屋の誘惑に負けないように、映画だけ観て帰るぞい!と心に誓い行ってきました♪

 23年9月に第1編、今年4月に第2編がVimeoで無料公開されていたんですね。
そこに3・4・5編を追加制作してまとめられた本作。

 二子玉の川沿いにあるベンチを舞台にした会話劇で、全5編から成るオムニバス作品です。

 会話劇は好きだけど、オムニバス作品はちょっと苦手なのですが、飽きずに観る事が出来ました。

◎第1編・残り者たち
 太賀&すず&生方脚本。
 2人の距離感が良い。
 自然と顔がほころぶ(^。^)

◎第2編・まわらない
 天音&ゆきの&良々&蓮見脚本

「もうええって〜!」にハキュン♡
 天音ちゃんおかしな格好してるなぁって思ったら。。。
 あっ!そ〜ゆう事ねプププ〜
 特に帽子がイヤでしたw
 天音ゆきのカップルの会話劇が最高&安定の良々の「間」がツボでした。
 演者と蓮見脚本に笑わされた〜!
 1番面白かったです♪(´ε` )

◎第3編・守る役割
 今田美桜&森七菜

「よけ〜な事すんなっ!!」こわっw
 こんなきれいなホーム◯スは見たことないし、こんな今田美桜も見たことない!
 良かったですね吹っ切ってタネ♪

◎第4編・ラストシーン
 草彅&吉岡里帆&神木&奥山脚本

 「蚊が多いっ!!!!」
 メジャー過ぎるキャスト故の弊害が出たか。ちょっとばかし違和感。お話しもいまいちノリきれず。。

◎第5編・さびしいは続く
 第1編と同じチーム

「人の人生をのぞきみれる場所なんですよ、ここは」
 逆光なのか?画面に映し出されるすずの横顔が美しい。笑顔が尊い。
 見つめる太賀の眼差しも優しい。
 この辺の画の美しさや色味は映像作家の奥山監督だから成せる技か?!
 今村さんの匠の技か?!

 久々に聞いたネバヤンの主題歌もマッチしていましたね♪
 やっぱり勇磨の声は一生君に似てる。

 「街の上で」と似たようなテーマか?
変わっていくもの、無くなっていくもの、変わらずにそこにあるもの。。

 以前はよく散歩していた多摩川の川沿い。
 "そこ"にひっそりとあるベンチ。

 座っている人達の事なんて気にも留めたことなかったし、そもそも今回フォーカスされるまで、ベンチの存在に気付いていなかった(°▽°)

「川沿いは〜地べたに座ってビールっしょ♪」(ゆき、心の俳句)

 ので、もちろん腰を下ろしたこともなかった。
 でもそこでこんなドラマが巻き起こっていたとしたら何だか面白い(^。^)
 ベンチは色々な人達の人生の一部を見てきているんだなぁ〜と思うと、何だか幸せな気持ちになりました。

 少し残念だったのは、先行して作られていた第2編が1番面白かったこと。
 新たに制作された3・4・5編がそこを越えられなかったのが残念でした。

 上映館が少ないですね。
 好みが分かれる作品かもしれませんが、多くの人に届いて欲しい作品でした。

 鑑賞後はポワッと優しい気持ちになったのに、やっぱり高島屋に吸い込まれてしまい散財しちゃったよぉ\(( °ω° ))/

ゆき
Mさんのコメント
2024年12月25日

自分がこの作品にひかれたのは「変わっていくもの、 無くなっていくもの、変わらずにそこにあるもの。。」というところにあったのかなあ、とこのレビューを読ませていただいて気づきました。
「心の俳句」もよかったです。(高島屋の落ちも)

評判がいまいちな4作目ですが、私にはこれも響きました。

M