「他任は自獄だ」他人は地獄だ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
他任は自獄だ
割り込まれただけで相手をタコ殴るサラリーマンに、一切動じない上に客を田舎者扱いする運転手。
その場では善人ぽく見えたのに、アポなしで押しかけて彼女に同棲を迫る主人公。
シェアハウスの住人は言わずもがな。
職場でも、クボタは元よりアレを窘めずフォローもほぼない先輩や女性社員も大概。
漫喫などのモブまでほぼ全員ヤバい人。
正直、序盤はもう少し疑惑に留めてほしかった。
ドアが2度も勝手に開いたり、部屋の真ん中にだけ血痕が残ってたりもあまりに不自然。
ただその分、サスペンスなのかホラーなのか、ヒトコワなのか超常なのかはグレーで楽しめた面もある。
演技も演出もわざとらしさはあるが、そこからくるB級感は嫌いじゃなかったり。
ストレスでキャラブレに感じるほど変調してゆくユウ。
ジュンが越してきた時なんて、傍から見たらユウも完全に“そっち側”にしか見えなかったし。
そんな中で掃き溜めに鶴的にメグミの存在が浮いているのだけど、これは伏線だったか。
カフェでの絶妙なネタバラシの塩梅は好き。
(不自然なバッティング、メグミに一切触れない先輩、頼むグラスが2個など)
集団幻覚とか、変に理屈をつけようとする最後は蛇足。
ゾッとするか腑に落ちるか(今作なら前者の方が合うか)のオチならよいが、ちょっと半端でした。
蠱毒の“勝者”もハッキリ映すべきだと思う。
ちなみに、ユウがマウスの音を注意されたベッド側(入って右)って、住人いましたっけ…?
おはようございます。
コメントありがとうございました。
意外でしたか?w
ドラマの方も8月からCheck-inしてましたし(3名ってw)漫画も読んでたのですよぉ(^。^)
キリシマの死体も血跡もなくユウ以外のサイコズはみんな死んでいるので、集団妄想として説明されていましたが、、焼肉やカフェのくだり、ユウの拘束具が外されていたりと、辻褄が合わずでモヤりましたよね。
映画では、実在しないけど存在はしていた。というような描かれ方でした。
漫画の方がもう少し実態が見えたし、存在が在った様に思いました。
そして鋭い!お隣の部屋。。
あれはですねぇ〜w ネタバレですから控えます?ほんとにuzさん鋭いw