ザ・イニシエイツ　影からの手紙のレビュー・感想・評価

犯罪都市としても悪名高いコロンビアの首都ボコダで精神病院にまつわる因縁と患者から職員への報復殺人を描いたスリラー。
目玉をくり貫かれ斬首された死体など極めてグロテスクさを強調、BGMも不協和音を強調して不気味さを増長させています、正直、気持ち悪さのオンパレード。
主人公を記憶を失った精神病院の元患者に設定しているせいか、何が何だか分からない展開、後半、父親に精神病院に入れられた少年が犯人だとわかる、患者仲間の主人公が書いた手記に影響されたようだが、光だ、闇だ、終末だとかディストピア感満載。
コロンビア映画という馴染みの無さに加えダラダラした精神病院にまつわる因縁話が無駄に長いだけで伏線回収も手抜き感が強くサスペンスとしては頂けませんでした。

前作の記者が主人公、権力者に睨まれていて表に出られない。
精神病院で首切り事件が発生、しかも目玉がくり抜かれていた。
ドロドロの暗い話で、画面も暗く、眠気を誘う。