カラダ探し THE LAST NIGHT : 特集
【9月の“みんなで超楽しめるオススメホラー”!】
待って、むちゃくちゃ楽しかった!!けどしっかり怖い!!
でもやっぱ楽しいが勝つ!!映画館が“絶叫・興奮空間”
になる、ホラー×青春×タイムループの超斬新体験!
映画館、皆で行くならコレにしよ!

この秋の「みんなで観るべき映画」は間違いなくこれ!

ホラー×青春×タイムループが爆発する本作は、怖くてアガる! 叫んで泣ける! そんな“絶叫エモ体験”がつまったオススメの一作です!
今回の特集では「カラダ探し THE LAST NIGHT」を超主観で全力レビュー! 予告編を観た人も、観てない人も、観る気なかった人も――どうせならみんなで、ワーキャー叫びながら、映画館で体感しちゃおう!
●最初に結論:怖い楽しいヤバい楽しいうわ~え待って泣ける怖い楽しいつまり最高!! みんなでワイワイ観に行って最高にアガる映画だった!

もうね、観てる最中は感情がぐるんぐるん。
「キャー!!」って叫んでテンション爆アガった直後に「え、泣けるんですけども」ってなるし、笑う、ドキドキする、そしてもうずっとワクワクして、怖いよりも楽しいが勝ちまくって、最終的に「もう一回乗りたい!」ってなる“ジェットコースター”みたいな感じ!

だから、ひとりで観るのはもちろん、みんなでワイワイ観るのもオススメなんです! 「うわ今のヤバ!」「何あれ!?」などリアクションを共有できると、楽しさが倍増どころか10倍になります!
夏休みが終わってちょっと寂しい今日このごろ――これにしとけば多分、間違いない!
●【むっちゃ怖い!】
あれ、こんなに怖いの!? “赤い人”が迫る恐怖・緊張が限界突破で思わず絶叫――気分爽快すぎる!!

ここからは「実際に観てよかったポイント」をどしどし語っていきます! まず、ホラーとしての怖さ!
正直、観る前は「まあ、多分そこまで怖くないよね?」とか思ってましたが、ところがどっこい、「あ、あれ? こんな怖いの?」ってちゃんとビビりました。

特にヤバいのが、やっぱり“赤い人”。画面に映った瞬間、主人公たちをコロしに来るんですが、そのスピードが速すぎて、もう心拍数がブチ上がったって。反射的に「うっわ!」と声が出ちゃったり、心臓に悪い、けれど気持ちいいやつでした。
でも「カラダ探し THE LAST NIGHT」がすごいところは、観てる側は「絶対的な安全圏にいる感覚」があること。というのも、舞台はタイムループのなかだから、何度もやられてはまた“その日の朝”に戻り生き返る。だから安心で、それでいてちゃんと怖くて、ぶっ飛ぶほど楽しいホラーになってるんですよね。

(C)Sony Music Labels Inc.
このバランスが「カラダ探し THE LAST NIGHT」最大の魅力のひとつだと思います! 私もホラー苦手ですが、ガッツリ楽しめましたよ!
●【むっちゃジェットコースター!】
“真夜中の遊園地”が舞台…これが楽しすぎた!! 最大の見どころは“あのアトラクション”での超高速バトル――テンションやばくて超カオス!

真夜中の遊園地で行われる“カラダ探し”が、もう……ワクワクが止まらない超・体験型エンタメでした!
メリーゴーランドやゴーカート、お化け屋敷など、さまざまなアトラクションで繰り広げられるアクションの興奮! 誰かが捕まる! あの子が叫ぶ! そして何かが爆発炎上する!?!?(マジでそんなシーンがありました)

なかでも、終盤の“ジェットコースター”での超高速バトルが、語彙力を失うレベルですごかった!
「うそでしょ!? これどうやって撮ってるの!?」とがく然としましたし、撮影している監督もスタッフもキャストも、たぶん全員アドレナリン全開だったと思う。
もはや“観る”っていうより“乗る”です。ぜひ映画館で、体ごと味わってほしい!
●【むっちゃ青春!】
修学旅行の1日をタイムループ! それまではただの同じ学校の1人にすぎなかった登場人物たちが、だんだん仲良くなっていって…エモすぎて何周もまわって尊すぎる!

「カラダ探し THE LAST NIGHT」は、修学旅行中の1日のタイムループを描くこともポイント。しかも主人公たちは、記憶を保ったまま、その超楽しい1日を何度も繰り返すのがまた良い!
1日を繰り返すごとに、登場人物たちの距離がちょっとずつ変わっていくんです。最初は“ただの知り合い”だった彼らが「この状況、ヤバくね?」から助け合って、少しずつ信頼しあって、やがて“仲間”になっていく。

遊園地ではしゃぎ倒して「今日も終わっちゃうな」ってなる切なさだったり、修学旅行を抜け出して、海へクルージングに出かけて、普段は制服姿しかみてないから「え、こんな私服なんだ」ってキュンときたり。
カラダ探し中もふざけ合ったり、心配し合ったり、暗闇のなかにふいに見える一瞬の笑顔とか“青春のひとコマ”がエモすぎて、なんかじんわり沁みてくる。
友情とか恋とか後悔とか、しっかり“心が動く”瞬間がたくさんあって、ホラー観に来たんだけど?って思ってたら「いや、尊……」ってなる。そういう映画です。
●【むっちゃ演技いい!】
「【推しの子】」櫻井海音、ホラーでもうまいんかい! 本田真凜の“初演技”、眞栄田郷敦の“死神感からの優しさ”ギャップなどなど、どのキャストもぶっ刺さりです!

今回は眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明がカラダ探しに挑むことになりますが、どのキャストもぶっ刺さる熱演をみせてくれます!

まず眞栄田郷敦は“死神感”が出すぎてて、最初マジでビビる。だけど! 大はしゃぎの年下高校生たちに「撮ってあげる」とスマホを受け取ったときの優しい声とか、あのギャップ、ズルすぎます。

そして、「【推しの子】」で話題だった櫻井海音! 恐怖に直面したシーンがめちゃくちゃ良くて、演技がうまいのは知ってたけど、いやホラーでもうまいんかい!って驚きました。

さらに! 安斉星来のアクションも良かった! ハイキックの足の高さが半端じゃないし、説得力のある“動”の演技が映画に迫力を与えていました!

で! 忘れちゃいけない鈴木福。もうなんか、いるだけでホッとする安心感があるし、経験に裏打ちされた技術があるからこそ、この映画の軸がブレない。まさに信頼の男!

本田真凜も映画初出演とは思えない熱演! フィギュアスケート選手としての“人生”が見事に演技と化学反応を起こし、登場した瞬間から「なんかオーラが“違う”ぞ!?」と釘付け!

吉田剛明もすごかった! 映画初出演で“静けさ”がキーになる難役……物静かだけど、全身で、本気で役に挑んでいる感じが伝わってきて、殻を破った瞬間もとてもよかった!

そしてそして、やっぱり橋本環奈。“1人で演じるシーン”が大部分なんですが、これもめちゃくちゃ難しいはずなのに、思いを届けようとする声や表情、細かい所作でちゃんと“ここではないどこかにいる相手”を感じさせてくるの、脱帽ですよ!
演技の良さもフルに堪能できて、演技フェチとしても大満足の一本でした!
●【むっちゃひどい目にあう!】
メインキャスト一同、生ぬるい“殺され方”で終わりません…そして橋本環奈、なんと“バラバラ”になる。木村佳乃も、なんかもうすごいことになってる。

上記のように人気を博すキャストだらけでありつつ、「え、この人がこんなひどい目にあうの!?」の連続。容赦ゼロです!
登場人物たちはタイムループのなかで“バラバラになったカラダを探す”んですが、その“カラダ”は誰の?というと、橋本環奈のです。橋本環奈(が演じる明日香)が、バラバラになってるんです。え、字面だけでヤバくない?

そしてループのたびに、メインキャストたちが何度も殺される。かわいそうとかいう次元じゃない殺され方で、思わず笑っちゃう。でも、それがクセになる、“ちゃんと楽しい”になっているのがまたすごい!
しかし、私が最も気になった“とんでもないことになってる人”が、実は木村佳乃。どえらいことになってます。全体の緊張感を、一気に別モノに引き上げる絶妙なキャラでした……。

さらには、そんな木村佳乃と眞栄田郷敦の壮絶な“にらみ合い”や、木村佳乃と橋本環奈の“運命のバトル”も超重要。振り切れた壮絶展開、ぜひその目で確かめてください!
●【むっちゃメッセージいい!】
失敗しても、やり直せる。“青春×タイムループ”にこめられた言葉が、想像以上に胸に沁みて、グッとポジティブな気分になれる――!

ワーキャー楽しいだけじゃない……この映画の本質はこれです。心に残る言葉もあるんです。
たとえば、櫻井海音演じる陸人は、ひとつの答えにたどり着きます。“失敗してもやり直せる。そう思ったら、大胆なことができる”……。

私の身の回りにも、1度失敗したらすべてが終わり、そんなふうに思っている人(私を含めて)が多いと感じます。でも、本作は「失敗しても、また何度だってやり直せる。タイムループだけではなくて、現実でも」と語りかけくれています。
さらに物語は終盤に、明日を迎えられないかもしれない戦い、つまり“本当に死ぬかもしれない戦い”へと突入していきます……最終決戦直前、ある人物が「明日、また会おうぜ」と言い放つ。これが本当にエモいのなんの、何度だって観たい、あの瞬間。

命のループのなかで育まれた信頼と想いが、恐怖のなかで確かな“希望”として爆発する「カラダ探し THE LAST NIGHT」。“現実”を生きる私の心にも深く突き刺さる、とっても感動的な物語でした。
●【むっちゃ予測不能!】
後半ずっと衝撃展開、開いた口が塞がらない…! エンドロールの最後まで楽しいし、何度も言うけど、映画館でみんなで観るべきです!

湿っぽい感じになっちゃいましたけど、これで最後です! 映画後半ずっと予測不能ですんごかったです!
ネタバレになるから何も言えないので、一言リアクションだけ書いて、記事を締めくくりたいと思います!
なんだそれ! なんなんだそれは!!
