劇場公開日 2025年5月16日

金子差入店のレビュー・感想・評価

全97件中、61~80件目を表示

4.0剃り残しの様な口髭は必要?

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを面会代行する差入屋を営んでいた金子真司は、ある日、息子の幼なじみの小学生の女の子が行方不明となり、その後殺害され遺体で発見された事件が発生した。金子一家もショックを受けてた時に、容疑者の母親が、差し入れをしたい、と店を訪ねてきた。金子は仕事として容疑者と面談したが、なめた態度に怒りが増していった。そんなある日、金子は一人の女子高生が毎日のように拘置所を訪れ、自分の母親を殺した男との面会を求めていた。この2つの事件と向き合う中で、金子の過去の暴力事件が周囲に知られ、息子がイジメを受け・・・さてどうなる、という話。

金子真司役を丸山隆平が演じているが、スーパーエイトに全く興味なく、彼の演技もほとんど観た事が無かったし、今回も特に印象には残らなかった。息子がイジメを受けたと言っても学校に乗り込み担任教師に手を出しちゃいけないね。
そういう役なんだろうけど、あんな短気じゃ家族が気の毒だ。
それと、拘置所に入ってた時ならまだしも、差入屋になってからはあの変な剃り残しの口髭は演出として必要?綺麗に剃った方が真面目そうで良いと思うんだけど。
唯一、息子が強くなくてごめんと謝った時に泣きながら抱きしめたシーンは良かった。
拘置所の職員が賄賂を受け取ったり、差入屋を上から目線で呼び捨てにしたり、感じ悪かった。事実も有るのかも知れないが、法務関係者は認めたく無いだろう。
真木よう子は本作でも素晴らしかった。怒りを押し殺した背中の演技が流石だと思った。
寺尾聰、岸谷五朗、北村匠海、根岸季衣らも味のあるさすがの演技を観せてくれた。
拘置所に来る謎の女子高生・二ノ宮佐知役の川口真奈は目力が有って喋らなくても存在感あったし、最後にみせてくれた笑顔は可愛かった。

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りあの

4.5「言葉」や「優しさ」の持っている可能性!

2025年5月18日
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依頼された「モノ」を渡すだけでなく、渡す相手や依頼主等の"人生""生活""命"とも向き合う唯一無二な「差入店」について描かれていますが、キャストの方々全員の演技の凄味と演出から強く引き込まれる作品!

ただ、想像や考えさせられるシーンも多く、鑑賞中のみならず、鑑賞後も心の中に映画『金子差入店』を通して向き合うものが残っています。

その中で私が過って離れないし、自身にできることは?と問うているものは漠然と…

フィクションではあるけども、差入店が実際にあることから、「差入店から受け取った希望や光があり、努めたとして…その先にある今の社会はどうなのだろう…?」と。

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ハル吉

4.5それでも生きていく

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

何も解決しない、何にも決着つかない。
それでも生きていくしかない。
鉢を割られたら、片付けて、そしてまた植え直して花を育てていく。

北村匠海にあの役をキャスティングした人はすごいと思うけど、受けてしっかりと応えた北村匠海はもっとすごい。さすが。でも北村匠海でなくてもよかった。

岸谷五郎はよかったけれど、ヤクザが女の子に「君は、」って言わないだろう。

子を殺された母、子が人殺しになってしまった母、子にたかる母、子に身体を売らせる母、主人公は父親だけれど母と子の物語でもあった。

丸山隆平は人気あるんだなぁ。こんな地味な作品なのにファン層の女の人でいっぱいだった。
デミ・ムーアの映画3人だったのに。

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大吉

3.0綺麗にまとまりすぎてる

2025年5月17日
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北村匠海がすごいらしいと聞いて観に行ってきた。想像以上にすごかった!作品自体は、初監督作品にしてはすごい!!!でも、なんだろう、主人公家族がいい人達すぎるからなのかな、いまいちリアリティ感がなかった。泣くシーンで泣けなかったのが残念。

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てけ

3.0東京リベンジャーズの絡みでしょうか‼️❓

2025年5月17日
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監督初めてで初脚本、だからとゆうわけでもないだろうが、脚本と演出はよくわからない、なんでサイコパスの7人殺しが不幸な過去ですらない、児童売春防止に強盗殺人偽装とか、主人公の前科の傷害の中身がうやむやとか、思い付きを映画にした様にしか思えない。ただ、出演陣は豪華だ、リベンジャーズの助監督が監督になりリベンジャーズの主演にサイコパスの役を頼んだのだろうか、演技を観るだけでも満足です。ただ、主役の彼は、叫んでるだけの人では無いです、機微を演じれる人なので演出が残念です。サイコパスの親もサイコパスでなるほど。最後に、あの女子高生役の女優さんの名前川口春奈と勘違いしてました。考えたら深いかもしれないけれど、私には刺さりませんでした、ただ、俳優はみんな良い演技でした、ありがとうございました😊😭

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アサシン5

3.5差入店という仕事…⭐︎

2025年5月17日
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拘置所・刑務所などに収監、収容されている受刑者などに代理で差入れする仕事があることをこの映画を見て初めて知った。
冒頭から時間が前後するので、少々疑問符?を何度も感じるけど全体的に重苦しい物語。

差入店を営む丸山隆平演じる金子真司の息子の幼なじみの女の子が殺されてしまう事件から
話しが語られていく。
差入店という仕事に対する偏見などが事件によってどんどん浮き彫りにされていき、
金子の息子がイジメにあったりとそうだろうなというパターンの展開。

そんな中、妻役の真木よう子の聡明さ冷静さが素晴らしく、叔父役の寺尾聰も良い味を出している。
他にも甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五郎、名取裕子など芸達者揃いの配役で飽きさせずに見せる。
でも、なんと言っても個人的には特殊メイクで犯人役になった北村匠海。
最初似ているけど違うか⁈と思うくらいサイコパスな演技。

最後まで見ても、テーマらしきものがあまり感じられずに犯罪映画か親子の映画か結局何が
描きたかったのか良く分からずちょっと印象がうすくなってしまった。

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☆ムーミン

4.0淡々と生きていくということ

2025年5月17日
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刑務所の近くに住んでいる。敷地のすぐ横に一軒の差入店がある。入口はいつも閉ざされ、窓もカーテンがかかっているが隙間から飲料の段ボールや雑誌のラックが見える。客は見たことがない。おそらく差し入れの注文などは電話で済ますことが多いのだろう。
刑務所の中にいるもの(加害者)と、外にいるもの(被害者やその身内、加害者の身内)をつなぐ役目の話である。弁護士もそうなのだが「差入屋」という耳慣れない、そして弁護士より立場が弱い職業を持ち込んでいて面白い。おそらく実際の差入屋の機能をかなり膨らませていそうだけど。
事件としては2つ。金子の息子の同級生を殺したサイコキラー小島高史(北村匠海)の事件と、自宅で売春をしている女を殺したヤクザ横川哲(岸谷五朗)の事件である。小島の事件は彼の母親が、横川の事件は被害者の娘が、それぞれ面会を申し入れているがいずれも拒否されており金子にお鉢が回ってきて苦悩することとなる。
小島の母親こず江(根岸季衣)の言動が凄まじい。世間への申し訳なさと息子への愛がないまぜになっており、同情をみせた(と理解した)金子に対して極めて高飛車な態度をとる。このことを初めとして、この映画では、被害者側が、加害者側が、さまざまな顔を見せる。犯罪は取り返しがつかず殺されたものは戻らない。だから被害者と加害者は永遠に折り合わず、許す、許されるということもないし、報復することもできない。結局、被害者も加害者も、折り合いがつけられるのは自分に対してだけなのである。
金子自身、迷惑な母親を抱えており、また自分の職業のために息子が学校でイジメにあう。(これは本当にあり得るのだろうか。設定のための設定である気もするが)だが彼は小島に対しても、横川に対しても、職分を果たそうとする。それぞれへのやり方は違うとしても。多分、自分の心に正直に、でも淡々と生きることに自分として折り合いをつけた心境からだと思う。
エンドクレジット後に、金子差入店の前に置いてある白いパンジーの鉢植えが割られている場面が挿入されている。白いパンジーの花言葉は「心の平安」。まさしく金子の心境である。でも、それが割られているということは、世間との戦いがまだ続くことを暗示している。やりきれない思いであった。

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あんちゃん

4.0地味めのタイトルとは裏腹に、強烈に気持ち揺さぶられましたー。

2025年5月17日
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悲しい

怖い

知的

2025年劇場鑑賞6本目は「金子差入店」〜差し入れるのは小さな希望〜、観て来ましたー。地味めのタイトルとは裏腹に、強烈に気持ちを揺さぶられる重厚なヒューマンサスペンスです。

刑務所や拘置所で勾留された人への差入を代行する「金子差入店」。
犯罪加害者とその家族にほんの少しの支えとなって寄り添う「代行屋」金子真司(丸山隆平)。金子自身も犯罪加害者として勾留経験を持つ。時に自分の仕事の意味に疑問を持ちながらも、小さな希望を届けたいと淡々と仕事をこなす。

もって行き場のないやり切れない気持ち、救いようのない加害者の態度やその家族の対応に翻弄される。ある犯罪者への差し入れをきっかけに、自分の妻や子供までが誹謗中傷に晒される。その激しい葛藤に観ている私の気持ちまで大きく揺さぶられました。一体自分は何のために、誰のためにこんな事をやってるんだろうか? そのやり切れなさに、観ていて本当に気持ちが辛くなりますです。

真木よう子さん、北村匠海さん、岸谷五朗さん、寺尾聡さん、共演者の役者さん達の素晴らしい存在感が作品をさらに引き締めています。

あー、しんどかった。今日はミッションインポッシブルにしとけば良かった。笑笑。

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Smile

4.0真木よう子さん…いぃですねぇ。

2025年5月17日
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泣ける

興奮

驚く

囚人に…差し入れ人からの代行で収監先に差し入れを渡しに行くビジネスがあった事を知りました。丸山くんの芝居よかったです。もしかしたら今年の俳優さんの何かの賞もらえたりして。北村匠海くん…最初だれだかわからなかった。上手いねサスガ。

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Cinemaオタク女

5.0素晴らしい

2025年5月17日
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まるちゃんの演技素晴らしかった きっと良いお父さんになる 子供を思う気持ちは計るきれない 本当に良かったです

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アサガオ

4.0知らない世界が観れました

2025年5月17日
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泣ける

悲しい

驚く

「差入店」初めて聞いた言葉に興味があり鑑賞。
色々な人間の色々な感情が良くも悪くも入り乱れた作品。
血の気の多いキャラクターが多く、突然の発狂のボリュームに心臓ビックリドキドキ。
昨今のニュースを見ていると時期的にちょっとレビューしにくい感じでもありますね。
映画としては、色々と教えてもらうことも出来てとても面白い作品だと思いました。
欲を言えば、一人一人のここまで来た人生がもっと詳しく知りたかったです。
差入店の奥さんが、1番強い人だったな〜

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かざまま

3.0差入店

2025年5月17日
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なかなかいい仕事ですね。

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完

2.0重苦しい

2025年5月17日
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鑑賞方法:映画館

刑務所や拘置所へに差し入れを代行する差入屋を題材に家族の絆を描いたヒューマンドラマ。重苦しい雰囲気の映像や雰囲気がどうも好きになれず残念ながら楽しみことが出来なかった。

2025-76

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隣組

2.5投げ捨て感

2025年5月17日
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悲しい

幸せ

拘置所や刑務所への差入を代行する金子差入店の店主と家族、そして彼らに関わる人たちの話。

赤ちゃん預けて面会の過去から始まり、あっという間に時間が経過してる?からのあれ店名違うの?と思ったら金子差入店???

ちゃんと観ていけばわかるけれど、こういうわかるから良いだろ的な感じあまり好きじゃない。
そしてクソ母親と嫁の行からのその言い分とか、序盤から悪い意味で個人的感覚とズレが…。

なんだか話しも横にのペっと広がってテンポが悪いし、作り手のこうすれば響くんだろ的なものを感じるし、その割に前述の様なズレを他にも結構感じるし投げっぱなしも多いし。

そして、オリジナル脚本とのことだけれど、どうも既視感が…拘置所の制服ガールの行とかはそんなにある題材でもないと思うけれど、それでもやっぱりどこかで観た気が…。

一つ一つの話しの題材は悪くはないけれど、上手く繋げられていなくて盛り沢山だから長く感じるし、ぶつけた感情をあっさり引っ込めたり流したりで以降触れずというところが多くて、あまり響かなかったかな。

それにしても、滑舌悪過ぎるのはもう少しがんばれってくれ。

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Bacchus

3.5毒親

2025年5月17日
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難しい

毒親の定義ってなんなんだろう。
自分は、俗に言うアダルトチルドレンと言われていて、見始めて毒親のキーワードに縛られてしまっていた。

見終わった後、下には下が。上には上が。と思ったけれど一晩置いて価値観として上下だけではなく360度なんだと思ったらなんかスッと落ちた感じ。

人と比較するのでなく、自分がどうしたいか?どうするのか?
自分軸のない自分はどこに居たいのだろうか?という思いに囚われて、ふわふわしてるけど重たい重力に見終わった後どっと疲れた。

まるちゃんの演技を目当てに行ったのに、どんよりしてしまった自分。
まぁ、その意外性が彼の魅力でもあるのだけれど。

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aissia

3.5テーマは凄く良いが…

2025年5月17日
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テーマは凄く良いが…
もう少し知名度の低いキャストにすれば
よりリアリティーが感じたかも知れない
でも、オススメです。

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alreo

4.0世間が悪い

2025年5月17日
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悲しい

知的

全ては、世間が悪いという。怒っても何も変わらないことを学んだ。
教育映画の一面があるいい映画と思う。
真木よう子は、役でああなったことを願う。刑事役とは、大分見た目が変わった。
エンドロールも最後まで見なければならない作りになっている。
見るべき作品の1つと思う。

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いつも6

4.5結構、いい映画でした。

2025年5月17日
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泣ける

笑える

知的

序盤の映像で、逆光がチラついて
気になりましたが(演出かも⁉︎)

犯罪者に差し入れする仕事と
息子の幼馴染を殺した犯人や
いろんな事件の犯罪者との
関わりがいろんなパターンで
描かれていて面白い映画でした。

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こてっちゃん

5.0小さな希望

2025年5月16日
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こんな職業があることを初めて知った。人を見捨てない、悲しいけれど、やさしい店。限りなく癒される温かいヒューマンストーリー。なかなかの秀作にアッパレ!

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DnaH

3.0クセが無さ過ぎ

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

単純

金子差入店

モチーフは良かったのに、未熟な差入屋なので、話が淡白で深みがない。

あと10年は年季を積んだ話にして、少なくとも4話以上のエピソードを盛ってもらいたかった。

唯一、岸谷さんの入れ込みはど迫力があった。

ただ、相手の女の子がチョロいから腰砕けとなったのが無惨でごわす。

(^o^)

金子差入店

「SUPRE EIGHT」の丸山隆平が「泥棒役者」以来8年ぶりに映画主演を務め、
刑務所や拘置所への差し入れを代行する「差入屋」を家族で営む一家が、
ある事件をきっかけにその絆が揺らいでいく姿を描いたヒューマンサスペンス。

金子真司は刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」を一家で営んでいる。
ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害されるという凄惨な事件が発生する。

一家がショックを受ける中、犯人の母親が「差し入れをしたい」と店を訪れる。
差入屋としての仕事をまっとうし、犯人と向き合いながらも、金子は疑問と怒りが日に日に募っていく。
そんなある日、金子は一人の女子高生と出会う。彼女は毎日のように拘置所を訪れ、なぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。
この2つの事件と向き合う中で、金子の過去が周囲にあらわとなり、家族の絆を揺るがしていく。

主人公・真司役を丸山が演じ、真木よう子、寺尾聰らが顔をそろえる。

「東京リベンジャーズ」シリーズなどの助監督を務め、本作が長編初監督作となる古川豪が自らのオリジナル脚本でメガホンをとった。

金子差入店
2025/日本

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カール@山口三
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