金子差入店のレビュー・感想・評価
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差し入れ屋
があることも知らなかった。
自分が生きている世界とは少し違うのかなと思って観ていたが、人間の本質は一緒で考えさせられる映画でした😀
何を伝えたいかはわからなかったけれど
きっと生きていくには強い意志が必要ってことかな😎
真木よう子さんは、あんな感じの人やったっけ❓良かったけど笑笑
北村匠海さんはちょっと怖かったし最初誰だかわからなかった笑笑 爽やかな方が好きかな笑笑 まあ役者として良い演技してたとおもうけど。
名取裕子さんはサスペンスで散々見てたから、ちょっと違和感笑笑
川口真奈さんはじめてみたけど良かった。
楽しみながら、考えながら見れたから良かったけど少し怖かった。人間の怖さや生きていく辛さが表現されてるわけやから仕方ないか。
まあ精一杯生きるしかないかと思いました😎
ブラック師匠のオススメ
シリアスで重い犯罪ミステリーを差入店の視点で。
古川豪監督のオリジナル脚本。
ミステリー小説的で、複雑で凝っている。
拘置所に差し入れをしたり、代わりに面会したりする
「差入店」の店主を物語の中心にした点は目の付け所がいい。
主役の金子を丸山隆平を配役した点は、
丸山さんは、あまり露出してないので、
リアリティがある。
拘置所には、大罪を犯して収監される犯罪者や、
死刑囚も拘置されていると聞く。
差し入れの食べ物や衣服には厳しい規制があり、
弁当や菓子、果物は差し入れ店が準備した物でなくてはならない。
それは毒物の混入や、メモなどの通信などを防ぐ目的だろう。
主人公の金子は元受刑者で、今は差し入れ店を引退した
伯父の星田(寺尾聰)の後を引き継いでいる。
金子の過去、
傷害事件を起こして4年服役した経緯がある。
しかも妻の美和子はその時身重だった。
次の場面では、10年後になる。
本当に奥さんの献身で更生したんだよね。
真木よう子、明るく強い人だった。
そして事件が起こる。
和真の友達で幼い頃から知る近所の花梨ちゃんが行方不明になり、
その後殺された遺体で見つかる。
そして犯人の男・小島(北村匠海)が拘置所に収監される。
金子は小島の母親の代わりに、面会に通うことになる。
母親(根岸季江)に、明らかに問題がありそうだし、
小島は瞼が生まれつき塞がって生まれたという障害を抱えている。
そしてもう一つの事件。
元暴力団員で、鉄砲玉として殺人を命令され15年服役して、
刑期を終えた孤独な男(岸谷五郎)の犯した強盗殺人事件。
《この事件には裏がある》
担当弁護士の久保木(甲本雅裕)も悩むほどの、陰惨な事件。
そして拘置所に毎日面会を申請に来る被害者の娘・佐知(川口真奈)
(被害者に面会が許されることはないのだ)
この女子高生は非常に影ある重要な役で、映画の後半の
大事なキーパーソンで、岸谷五郎も、演技の見せ所であり、
暴力団員で替え玉殺人を請け負ったばかりに、人生を失った男。
彼の唯一の善行とも言えるのが、佐知の母親を殺した(?)こと、
だとしたら、
これも一つの贖罪なのかもしれない。
ただ無差別殺人犯の小島と金子が面会室で相対する。
北村匠海は、「悪い夏」に引き続いて汚れ役。
汚れた長髪、まぶたのふさがった障害を持つ捻くれ者。
チック症・・・役作りは完璧です。
全体的に犯罪ドラマとしても新鮮味があり、
差入店をテーマにしたアイデアは生きている。
丸山隆平、妻の真木よう子、息子の三浦綺羅、伯父の寺尾聰、
北村匠海、岸谷五郎、そして名取裕子、
久しぶりのスクリーンなのに、こんな毒親やる根性、
好きだよ。
川口真奈の好演も印象的。
全体に人間が描けている満足感の高い作品だと思いました。
観客は多かった。
怖くてドキドキするけど温かい映画
毒親の諸相
強さと親子丼と任侠
ヘトヘト…
解決できない問題が人生に多い。
とても良かったです
人間を描いた映画
ちょっと生々しいくらいに人間を描いている映画。
主人公だけでなく、登場人物全員が様々な思いを抱え、感情をこちらに突き出してくる。とにかく2時間ずっと、誰かの感情が波打っている。ひっきりなしに誰かが涙し、誰かが怒り、誰かが塞いでいる。平和な時間は少ない。
登場人物も少なくないし、エピソードもそれぞれあるので、情報量が過多である気もしなくもないが、個人的には、ぱんぱんに詰め込んだギリギリのラインという感じだった。これだけ詰め込まれているが「なんでこうなった?」がほぼなく、感情の流れについて行くことができた。2時間5分の上映時間できちんとまとまっているイメージだ。
ただ結構頑張らないと振り落とされるので、ポップコーンを食べる暇はない。私は観終わったときへとへとになっていた。そういう意味ではやや覚悟して観ることをおすすめする。けど、観たら観てよかったな、となると思う。
主演の丸山隆平さんがアイドルとしてのイメージとは少し離れた演技をしていたのがよかった。北村匠海さんの怪演もみどころ。個人的にはヤクザ役の岸谷五朗さんと、犯人の母親役の根岸さんがよかった。
最終的に、人間は人間なんだなと思わされる。
傷ついたり、誰かを責めたり、攻撃したり、僻んだり、そういうものが人間。
だけど、少しの勇気や真心や優しさを持つこと、誰かを許容すること、それも人間。
自分はどこでどう生きるべきか、と考えさせられる。
人間が好きな人、人間と関わって生きてきた、生きていくつもりの人におすすめしたい。
全てを包み込んで届ける店主
塀の中に出入りする人も、彼らを待ってる人にもそれぞれの言い分とドラマがあって、どんな人にも大事な人がいる。
差入れられたのは品物だけじゃなくて、色んな形の愛と気持ち。
依頼を受ける差入店の店主の人柄で、全てを優しく包みこんで届く想いと願いに涙。
丸山隆平さん、激昂野郎から良い奴までの振り幅の激しい役だけど、素の人の良さが滲み出すぎて本当はこの人絶対良い人という役柄にピッタリな雰囲気だった。
そして寺尾聰さん、岸谷五郎さん、ベテラン陣の存在感と演技力が凄かったわ。真木よう子さんの天使な奥さんもよかったし、名取裕子さんは舞台挨拶出てきた時の女優オーラが圧倒的だった。
ちょっとドラマのダイジェスト版みたいに感じたので、それぞれのエピソードがもっと深く観られたらより面白かったな。ドラマ版とか出来たらまた観てみたいと思った。
素晴らしかった
知らない世界
刑務所内の受刑者に差入れを届けるお仕事のお話。
まず、こう云う仕事があるのかーと思った。
そこのお店で差入れを選び、それを届ける。
へー着眼点が面白いなっと。
それだけで中々見応えあります。
ドラマとしては単調。
浮き沈みなく、淡々とそのお仕事が描かれる。
本来盛り上がらなければならない、ラストのヤクザと女子高生の部分が、イマイチ感動できなかったのはおそらく要素を詰め込みすぎて、この2人のお話が薄いからかなと思ってしまった。
あと、主人公が、癇癪持ちで、いまひとつ共感できず、、惜しい作品。
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