「苦しみの中にある小さな希望」金子差入店 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
苦しみの中にある小さな希望
まず差入店というものが存在していることを知りませんでした。映画で描かれていたように、収容されている人の身内や知り合いからの差入れ代行が多いだろうから、苦しみややるせなさがあるんだと思います。そんな職業があることを知れたのが一つの学びでした。
主演の丸山隆平さんをはじめ、皆さんのお芝居が素晴らしくどんどん映画の世界に入り込むことができました。
この人たちは映画に描かれていないところで、どのような生い立ちでどのようなできごとを経験して今があるのだろう…それを考えずにはいられませんでした。
苦しさやリアルさ胸糞さがある中で、それでもなにかを変えようと動いてみる。現実世界はあまり変わらないのかもしれないけど、それでも誰かの心は少し軽くなるのかもしれない。そんなところに小さな希望を感じました。
とても素敵な映画だったので、ぜひたくさんの人に見ていただきたいなと思います。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。