劇場公開日 2025年5月16日

「誰かがやっているんだろうと思っていたが。」金子差入店 アマッポさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0誰かがやっているんだろうと思っていたが。

2025年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

いろいろ複雑な感情が入り乱れている映画でした。ほとんどの人が被害者側の気持ちになってしまうのではないか。しかしこの映画は被害者、加害者、身内、それを取り巻く他人、の間で受刑者に差入を届ける差入屋という仕事の話です。普段は受刑者が何をしたかなんて関係なく毎日を過ごしているのだろうけれど、自分の子供の同級生が殺された事によって、いつもは踏み込まない所まで入り込んでしまう。
この仕事って誰かがやっているんだろうと思って生きて来ましたが、ホームページなどみると本当にあった。どんな受刑者にも家族や親族がいる。誰もが最初は純粋な赤ちゃんだった。
自分が加害者の家族や身内でだったらどうする?
途中で奥さんが旦那さんに、こんな素晴らしい仕事をやっているんだからと言うシーンがありましたがその通りだと思う。いろんな事を考えさせられる映画でした。

アマッポ
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