「毒親の諸相」金子差入店 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
毒親の諸相
親は子に対して「ためを思って」(←カッコ付きね)・ネグレクト・商売道具化等々、害を為す「武器」を、その気になればいくらでも使える立場にある一方、子供にとって親は選択も拒否もチェンジもできない実に理不尽な存在なんだなあ。
心に傷を持つ主人公が外道に堕ちた青年の魂を救った、みたいなしょーもない話にしないところに制作者の矜持を感じる。親に痛めつけられた子全てを第三者が救える訳では無い事を示したところにリアリティがある。
真司が母親を許したのは賛否両論あるだろうけど、どうだろう?
コメントする
ゆきさんのコメント
2025年5月31日
なるほど!そのような解釈が制作人からのメッセージだと理解出来ました。
あのシーンが示していた事はコメント下さった通りだと思いました。
(だからといってあまり好きな方向ではなかったです汗)
血縁者とか血筋って、、力にもなるけど、厄介である種の呪縛ですよね。
ちょうど今6月公開の「国宝」の予告でも"血が助けてくれる"ってやってますね。(これは凄く期待してます)
オゾン監督新作は観る予定です。
鑑賞後に又お邪魔させて下さい。
ゆきさんのコメント
2025年5月31日
ラストの解釈。
私もかばこさん↓↓の意見に賛成です。
あんな親なら切る勇気も必要。
負の連鎖は断ち切らないとと思いました。
だからいちごを届ける必要はないデス
あの親は変わりません。
それを描いて欲しかったですぅ。
あんちゃんさんのコメント
2025年5月18日
真司が母親を許すっていうところはありましたか?
面会室のやりとりはアクリル板越しの声が行ったり来たりして聞きづらかったのです。真司の目に障害があるところだけは分かりましたが。聞き逃したかな。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。