劇場公開日 2025年5月16日

金子差入店のレビュー・感想・評価

全255件中、1~20件目を表示

4.0エンドロール後に語られる現実が大切なのかも🧐

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

斬新

刑務所や拘置所への差し入れを代行するご職業のことを「差入屋」というらしいです。まずそのようなお仕事があったことに驚きましたし、そこに着眼して映画化したのはとても面白いなぁと思いました。「東京リベンジャーズ」シリーズなどの助監督を務め、本作が長編初監督作となる古川豪監督が自らのオリジナル脚本でメガホンをとった作品とのこと。監督の今後の作品も楽しみです♪

ストーリーは盛りだくさんで、観る人がみるとそれぞれがやや中途半端に感じられるかもしれません。賛否分かれるところだとは思います。前科持ちの丸山くん演じる金子真司の仕事は、刑務所や拘置所への差し入れを代行する「差入屋」。なかなかハードなお仕事です😨軽度とはいえ犯罪を犯したことのある金子が、檻の中ではなく外から犯罪者を俯瞰するというのがまた憎い脚本ですね。嫌でも自分の過去と向き合い自省しながら続けなければならない仕事とは、なんと辛く厳しいものだろうかと想像するに難くありません。仕事の依頼者は犯罪者の関係者であり、やりがいを見つけるのも難しい仕事です。唯一、そんな金子の仕事に誇りを感じ応援してくれる妻と素直に優しく育っている息子が心の拠り所。金子が頑張る理由です。

庭先の植木鉢が割られているシーンが映画の肝。

エンドロールのSUPER BEAVERの「まなざし」、よかったですね。東京リベンジャーズ繋がりだったのですね🙃
慌てん坊のあなたはご注意を!
しっかり最後まで見届けて席を立ってくださいね🤫

2度目のシーンがトドメです。

庭先の植木鉢は今後も割られますよ、きっと。現実って厳しいものです。でも、妻はいつも応援してくれてそこにいます。息子は素直にすくすく育ち、きっとゆくゆくは金子の「差入店」を継いでくれるのでしょう。そうあって欲しいなと感じさせる余白のある映画で、私はなかなか好きでした。

北村匠海くんは、情けない役もこんなクレイジーな役も何でもイケるんですね🤫あのイカれた目はなかなかできません。その母役の根岸さんもなかなかの毒親でしたね。現実には出会いたくないママ友タイプです😱
何より主演の丸山くん、なかなかの迫真の演技で素晴らしかったです。今後も役者としてもっといろんな役を観てみたいなぁと思いました。久しぶりの寺尾聰さんや岸谷五郎さんは出てきただけで嬉しかったです🙃

スッキリとした後味をご希望の方には、そぐわないかもしれませんが深く思考することが好きな貴方にはオススメの映画です🧐

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ななやお

3.0もっと面白く出来たのでは感が否めない

2025年5月17日
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期待していたものと違った。
この映画で『差入屋』という、受刑者に差し入れを代行して行う職業を初めて知って、どういう職業なんだろう?差入屋をする過程でどんな人間ドラマがあるんだろう?と期待していただけに、不完全燃焼。

興味が惹かれる題材だったのに、あれもこれも材料投下して、とっ散らかった味のものになってしまった感が否めない。

2つのヘビーな事件、母親との確執、差入屋への偏見、父親としての姿

ひとつひとつが簡単にサラッと流せる題材じゃないだけに、これを全部描くとなると、そりゃこうなるよなーと思ってしまう。
いろんな出来事があったとしても、主人公の差入屋としての信念やプライド的なものがしっかり描かれているならいいけれどそれも浅い。
だからクライマックスのシーンもイマイチ盛り上がらない。

演技に関しても、相変わらず真木さんの滑舌の悪さに冷めてしまう。丸山さんは悪くなかったけれど、この役があの人ならもっと深みが出たのでは…と想像してしまった。
良かったのは北村匠海さん。『悪い夏』でもダークな役を演じていて、最近は様々な役柄にチャレンジしているのを見るが、今回は不気味さマックスなサイコパスを見事に演じていた。怖すぎ。

差入屋についてを知るきっかけになったとしては価値があるが、映画としてはイマイチな作品だった。辛口すみません。

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AZU

2.0んー

2025年9月6日
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そんなにハマらず。

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Keita

4.0素晴らしい人間とドラマ

2025年9月2日
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泣ける

幸せ

ドキドキ

刑務所への差入屋という特殊な職業を通じての実力派演技派陣が綴るすばらし過ぎる人間ドラマ絶対おすすめ!さまざまの母と子の物語

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masayoshi/uchida

3.0もうちょっと深みが欲しかったような

2025年9月2日
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鑑賞方法:VOD

SUPER EIGHTの丸山隆平主演の刑務所への差入を代行する
「差入屋」の店主を取り巻くヒューマンドラマ。
丸ちゃんもええ年になったもんやね~
しっかりと大人の男を演じてます。
こういう職業があることを知りませんでした。
淡々と割り切ってしないといけない難しい仕事ですね。
題材も面白いし登場人物もなかなか一筋縄ではいかんと思いますが
何かもうひとつの感じがしました。
登場人物に深みがないというか中途半端になってしまっているのがもったいない。
監督が脚本も書いているらしいけど
脚本が悪かったのかも・・・

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tom

3.0ラストのアパートが『悪い夏』のそれと被る・・・北村匠海が飛び出してきそうな

2025年9月1日
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悲しい

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kossy

1.0変わった視点からの犯罪ドラマ

2025年8月31日
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odeonza

3.5多牌でも上がったもん勝ち

2025年8月29日
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単純

ドキドキ

公開から気になっていたが見逃していてアマプラで観れてありがたかった。ず~っと助監督で滝田洋二郎や三池崇史などの現場を経験してきた古川豪監督が50歳目前にして初めて撮ることができたという近頃珍しい映画バカの映画人たちによる映画のための映画である。師匠の「おくりびと」同様「差入店」というちょっとエキセントリックな題材を自模ってきた時点ですでに満願手だったのだろうが良くこの歳まで晒らさずに手の内で温めて自分で撮ることができたものだと感心する。職業差別を筆頭としたこの世のあらゆる理不尽な「差別」をメインテーマとしていて11年かけて自ら書いたという脚本は面白いのだがいろいろ考えすぎ盛り込みすぎ多牌で通らない筋を強引に通す部分もあるのだけれど元酒屋とその住居を借りて撮ったという奇跡的なロケセットと出ている役者が一人残らず良い演技を競って全てのチョンボを暴かれることなく跳満にして見せた。特に岸谷五朗と根岸季衣が久々のはまり役ですさまじく、主演の関ジャニ丸山隆平は差入屋金子真司をそのまま生きており、息子が通う小学校に殴り込むシーンがあまりにも自然で今年の主演男優賞をあげたい。

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たあちゃん

4.0思いの外、爆泣き

2025年8月29日
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8716

1.5最初は面白そうだったけど、主人公の人格形成がよく分からなかった… ...

2025年8月27日
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最初は面白そうだったけど、主人公の人格形成がよく分からなかった…

それと、小栗旬の物真似を見てるみたいだった。

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Amadeo

4.5国宝よりある意味身近かも知れない部分に心抉られた

2025年8月27日
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泣ける

悲しい

自宅レイトショー『金子差入店』Amazonプライムビデオ

劇場公開時に徐々に上映館増えてる報道で気になりながら時間合わず断念
思った以上に早く配信されたので鑑賞しましたが・・・

いやぁコレ、、、私的に『国宝』と同レベルに凄い、、いやそれ以上に心抉られた。。。
こんな仕事がある事は知りませんでした。。。。
国宝の生きてる世界が違う話と違い、コレは誰しもが無いとは言い切れない部分が切実でリアル

吉沢亮・横浜流星・田中民・渡辺謙も凄かったけど・・・
丸山隆平・北村匠海・岸谷五朗・寺尾聰も凄かったぞ!!

今、国宝と金子差入店どっちがオススメと聞かれたら・・・
3時間の国宝よりアマプラで見れる金子差入店を是非!!

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eigatama41

3.0急に終わる

2025年8月24日
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Norman

3.0いやいや、断れて話

2025年8月24日
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知的

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ハシーム

3.5丸山隆平良いです。

2025年8月24日
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自分も受刑歴のある金子。伯父から引き継いだ刑務所・拘置所への差入代行業を営んでいる。妻と小学生の倅と暮らしている。
2つのポイント。
・倅の同級生の女の子が殺されてしまい、その犯人の母親から差入の依頼がきた。
・拘置所で会う女子高生の存在
2つに関連はないが心が壊され・動かされる何とも言えない感情表現はよかった。殺された女の子は家庭に闇を持っていそうだと自分は思っていたのに、そこは何も無いんだとちょっと的外れの観方をしていた自分の読みの浅さ露呈。

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Soulman

3.0私事ですが…。

2025年8月21日
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悲しい

怖い

なかなかタイミングが合わず配信を待って見ました。主人公は金子真司なのでもう少し金子について深堀りしてもよかったのかなと思います。
役者陣の演技はとても良く人付き合いの形が現代的だなぁと思いました。丸山さんの演技には脱帽です。勝手な想像ですがあの方すごく優しそうで金子真司とは真逆な性格っぽいのにあそこまで役を作り込めるのはすごいと思います。
私自身子供が産まれて数カ月、親になったから思うことがかなりあり人間の心のグロさを痛感しました。子育てって正解がないからこそ難しいんだなと思います。

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ふみ

3.5刑務所への差入稼業

2025年8月19日
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真木よう子扮する金子美和子は丸山隆平扮する服役していた金子真司に差入に来た。

冒頭から迫力あるシーンだったね。一家で営業している差入店。差入はいろいろあるけど、刑務所への差入稼業だから大変そうだね。商売に関する偏見もありそうだ。考えようによっては危うい仕事だね。劇場で観ようか迷ったけど暗い展開で観なくて良かったな。

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重

3.0深く考えさせられる映画

2025年8月16日
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悲しい

怖い

知的

やりたい仕事、やりたくない仕事。

誰かがやらなければならない仕事、別に無くても良い仕事。

この映画では別に無くても問題は無いけど、あると便利、誰かの支えになれるかもしれない仕事。

刑務所への差し入れ屋さんを中心に物語が進んでいきます。

被害者側からして、何故加害者に差し入れをするんだ!と思う人も居るかもしれない。

無関係の人でも加害者を罵倒する人も居るかもしれない。

そんなやり場のない怒りが、何の罪もない(ネタバレすると無くは無いけど…)差入代行屋さんに向きます。

その気持も分からなくは無いけれど…今のネット社会で匿名で誹謗中傷するのと似たところがありますね。

色々考えさせられましたが、それを考えたところで自分も無関係なのでただの偽善者なのかな〜と思いました。

追伸、20歳まで立派育てても、それで親は終わりでないです。死ぬまで子は子です

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あの巨匠!安岡 遊次郎

1.0あまりハマらず、

2025年8月16日
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んー、個人的にはあまり見入るでもなく、いや、見入って見てても、釈然としないというかハマらなかったというか、うーん、というかんじだった。
話はわかるんだけど、暗いし、そこまですごい、いい、とも感じず。

ま、いろいろ、俳優陣の演技のよさとか感じるとこもあったけど、だからこそ、そのストーリーや構成、演出がもっとよければなあ、と。

それにしてもしかし、セリフがボソボソのとこが多くて、日本の映画なのに「字幕あり」にして見た。
映画館とかで見た人は普通に聞き取れたり理解できたんだろうか(笑)、ポップコーンひとつ食べられなさそう。

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みけい

3.5犯人の母親、根岸季衣の狂気

2025年8月16日
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悲しい

怖い

映画として、ストーリーの流れの良さを
感じる作品でした。
無駄な伏線も無く、岸谷五朗の
存在も、必要でした。
「差入屋」という職業の存在。
根岸季衣が「差し入れをしたい」
と店を訪れるが
殺人犯として息子が逮捕された当初は、
ノーメークに地味な服装ではあるものの
どんどん派手な服装とフルメイクと
狂気さを表し、金子差し入れ店を
追い詰めていく様が、
実在しそうな人間模様が
表現されていて
静かに怖かった。

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はじめちゃん

3.0親子の話

2025年8月16日
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刑務所に差し入れるものには制約がある。また時間や居住地域の関係で、面会に行けない人がおり、その為の差し入れ代行サービス。差し入れはもちろん、伝言や手紙を読んだりもする。そんな差し入れ屋を中心に起こる親子の話。
主人公の奥さん金子美和子(真木よう子)、弁護士の久保木(甲本雅裕)、子どもが殺される徳山詩織(村川絵梨)、犯罪者の母小島こず江(根岸季衣)、主人公の母親金子容子(名取裕子)は良かった。ただ主人公の金子真司(丸山隆平)が力不足。
答えを出せる映画ではないが、犯罪者の小島親子の問題は尻切れ蜻蛉だと思った。
それと母親にとどめを刺した二ノ宮佐知(川口真奈)を見逃すのは、佐知を一生苦しめることにならないかと思った。
殺害された子どものお葬式で、差し入れ屋の奥さんに対して、そういう職業の人は来るなとか、その子どもがいじめられるというのは、ちょっと飛躍してないかと思った。

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邦画好き