地獄のSEのレビュー・感想・評価
全6件を表示
パンくってフューチャー
「へ、変態だー!!」から始まり、「わけわからん」で終わる。
序盤は行為こそ理解できないものの、そこに内在する感情は理解できた。
でも、台詞も行動も感情もどんどん意味不明に。
芝居も平坦だけど無感情でもなく、監督も役者も初めてなので、どこまでわざとかも分からず。
島倉や担任は唐突に死ぬし、画面に映らないモブ生徒も(花瓶が増えるので)次々死んでるらしい。
そもそも冒頭のテロップの後半が白っぽいところと重なって読めなかったので、設定が理解できてないかも。
ポスターでは中性的な男の子かと思ったら役者は女の子で、でも男の子の設定で…
男性が出てなわけでもないし、ナプキン嗅ぐシーンの嫌悪感を抑えるくらいしか意図が読めなかった。
監督が急遽5分程度の舞台挨拶に現れたが、見た目はかわいいけど変わってる、ちょっとあのちゃんっぽい方。
話してる内容的にロジックは持ってそうなのだけど、自分には難しすぎました。
シュールレアリスムを正統に継承する映画かもしれない
中2病の極北
青春の気持ち悪さ
ハードル下げるなってことなので。
狂った世の中で恋する中2と友人と同級生たちの話。
電車の中で叫ぶ狂ったオッサンがどうとか、それを継承できなかった自分がどうとかな字幕テロップで始まって、女子トイレでサニタリーボックスを漁る男の子…という体からの体育館での集会だったりその後の教室だったり…。
愛だ恋だ生だ死だとか語ったり、世の中が狂っているとか宣い嘆く中2病な高校生が、部活で撮影したかの様なレベルの映像にストーリーに…凄いこと起きるよとか言っちゃったり、生き返っちゃったらダメじゃないっすか?
その他にも、迷ったり修正しながら作ったのか話しが繋がっていなかったり…。
最初のテロップぐらいは何か言いた気なものも感じられたけれど、その後の作品からはなんにも伝わらないと言っても過言じゃないぐらいの感じだった。
全6件を表示