劇場公開日 2025年1月10日

「オチの予想がついてしまう。加えて演者が作品に馴染んでない。」366日 あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 オチの予想がついてしまう。加えて演者が作品に馴染んでない。

2025年7月10日
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鑑賞方法:VOD

単純

ロングラン上映って耳にすると、自然と大衆評価が高い作品なのかと想像します。
ただこれはあくまで同じファンの方々が何度も足を運ぶことでも「人気」と捉えられます。

良くも悪くもシンプルで予想がしやすい作品でした。
子供が介入することでお涙頂戴感が如実に出てしまったのかな、と個人的には思いました。
ラブストーリーにすれ違いは付き物ですが、学園もののすれ違いと大人になってからのすれ違いでは随分違いがあると感じます。
例えばこの作品でいうなら、いくら何でも子供のことは打ち明けるだろう。とか、勝手に一人で背負って他人に迷惑かけて、とか色々感動に欠ける部分があったのかと。

以下演者面。
以前から別作品のレビューでも書いていますが、僕は赤楚さんのファンでFCに入会しています。
ただ盲目でも全肯定タイプのオタクでもないのでかなりハッキリ言う人間です。
赤楚さんのお芝居を初めてリアルタイムで鑑賞したのが仮面ライダービルドで万丈龍我役を務めていらっしゃった時でした。お上手ってだけではなく、万丈という役がご本人に凄く合っていました。
オラオラ系とはちょっと違いますが所謂「THE 漢」って感じがハマり役でした。
ただ、タイトルは伏せますが、仮面ライダー以外で赤楚さんが務められ代表作となった作品が穏やかでほんわかした役柄だったんですよね。
世間的にそのイメージがついたからなのか、以降万丈みたいな役柄を見なくなってしまって、穏やかで優しい役柄ばかりに。
これを否定しているわけではありませんが、現実として赤楚さんは、あれから時間も経ち主演もされるようになって人気なのに対し、未だに代表作が仮面ライダービルドと先程名前を伏せさせていただいた作品で紹介VTRを出されることが多いんです。
前者は個人的には嬉しいですが、ただ役者さん側からすると代表作をたくさん出さないといけないわけで。
なぜか赤楚さんは穏やかな役はお芝居に違和感を覚えることが多くて不思議です。下手とも違うんですが上手いとも思えず…どっちつかずがファンにとって一番辛いところです。
作品が悪いとかじゃなくて赤楚さんに合ってない役が続いてしまってるんだろうな…

上白石さんも昔からあまりお芝居がお上手なイメージはなく。ぎぼむすの役柄は好きでした。

お二人ともどこかお芝居に強い癖を感じるんですよね。その癖が抜けるとまた違うのかな?

とにかく良いと声を大にして言えることは音楽でした!

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あおねる
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