「心の琴線に触れる作品」366日 ごまさんの映画レビュー(感想・評価)
心の琴線に触れる作品
心の琴線に触れる素晴らしい作品でした。
主人公の女性が本当に好きな人に出会えたことは、彼女にとって大きな幸せだったと
思います。世の中で本当に好きな人に出会える人はどれほどいるのでしょうか?
映画の中で、彼女の心の底からの愛がひしひしと伝わってきて、二人で一緒にいるだけで
幸せな関係が描かれていました。
しかし、それがわかっているだけに、見ていてとても辛く、どうにかしてほしいと願わずにはいられませんでした。
映画が終わっても、こんなに心に残るということは、やはり琴線に触れる作品だったのだと思います。
主人公の女性の幸せそうな笑顔、
それを受ける恋人の控えめな態度、
そして美しい沖縄の景色と海。
最近、心が洗われていない男性も、斜めにではなく真っ直ぐな目で観ると、
心に多少でもきれいな部分があれば、琴線に触れることでしょう。
さて、たくさんの映画を観るようになって、今回初めて気づいたことがありました。
この映画はだいぶ前に撮影されたようです。
娘の幼馴染の中学生の男の子が「踊る大捜査線 室井慎次 敗れざる者」に高校生役で
出演していました。
実際に高校生ぐらいの見た目になっていたので、
この映画よりも2年以上は後に撮影された気がします。
そうやって見ると、主人公の恋人役の俳優も
「六人の嘘つきな大学生」に出演していますが、
この映画より若干年齢が上な感じがします。
世に出るまでに時間がかかった理由はわかりませんが、心に残る映画でした。
コメントする