「秀島史香さんが声で出てると知らず驚いた。超ラッキー。美海はミウミと入力しようと思ったら、ミウで変換候補に出てきてオオーと思った。ここのタイトル文は本文と無関係 (^^)。」366日 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
秀島史香さんが声で出てると知らず驚いた。超ラッキー。美海はミウミと入力しようと思ったら、ミウで変換候補に出てきてオオーと思った。ここのタイトル文は本文と無関係 (^^)。
ぶつかったはずみで荷物が散らばるという王道の出会いの後、砂浜で美海(上白石萌歌さん)が湊(赤楚衛二さん)に取り違えたMDを返すところから物語が動きす。取り違えたMDに入ってた曲が偶然同じだなんて幸先がいい。
ラブストーリーと言えば海が付き物、というか必須だ。沖縄だから美しい海、青い空、白い雲、夕陽、桟橋と背景には事欠かない。海の光景が素晴らしかった。
MDを靴箱に入れて渡し合うなんて、交換日記みたいでほほえましい。
美海の告白の場面もドキドキする。美海が告白した後「なーんてね、冗談,冗談」みたいなセリフを言う展開も定番ではあるがとても良かった。
こうして2人は付き合い始めるのだが、僕は心のなかで、(赤楚、コレはあくまでも映画上の設定だからな、現実と勘違いするんじゃねーぞ。)と思うのであった。
卒業後,湊が東京へ行くときのバス停の場面。湊は美海にキスをする。美海は天国へ昇天 (^^)。
僕 → (オイ赤楚,くれぐれも勘違いするなよ、映画の設定上の恋人だからな。萌歌ちゃんとLINEとか交換するんじゃねえぞ)と心のなかで赤楚に念をおす。
僕は、(こんなイケメンを東京の女子がほっとくワケがないだろ、港区女子とかいう謎の生物も棲息してんだぞ)と思った。
美海が上京し、玉城ティナ様降臨。特に3角関係とかにもならず、結局最後まで観客には思わせ振りで終了。
大学時代の美海と湊の幸せな同棲生活。美海の幸せそうな顔を見ると、この幸せが永遠に続けばいいのにと願わずにはいられない。
だけど二人の幸せの日々は終わりを告げる。あまりにも唐突で美海もボーゼン ( ̄。 ̄)
湊は美海に別れの理由を言わなかったが、その理由に日本中が愕然とする (゚д゚)
湊は、病気になった僕といると美海が幸せになれないとか,迷惑だからと思って美海と別れる。美海はそんなこと思うわけないのに、逆に,こんな時こそ湊は美海を頼るべきなのに。病気の湊を支えようという思いは美海の力になるから美海は大丈夫なのに。
「バーカ,バーカ、湊のバーカ、こんなことで別れなくってもいいのに、もひとつ ついでに湊のば~ か」← コレは理由を知ってる僕が、理由を知らない美海に代わって頭の中で叫んだセリフである。
ミナトノ バアカ ( ´△`)
ところで、予告編や冒頭の話から美海は病気で亡くなってしまうようだ。僕はこの時、2人とも病気で亡くなってしまうなんて、あまりないパターンだな、大抵どちらか片方なのに一体どういう展開になるんだろうと思っていた。
そしたら何と湊は亡くならず3年で復活じゃないか,オドロイタ( ゚A゚ )
しかし驚くのはまだ早かった。なんと、復活した湊が美海に会いに行く。「ハア?」 (°Д°)
お互い嫌いになって別れたワケじゃないから、美海に会いたい気持ちも分からんではないが、ウーン、会いに行くのはダメだろ?
会うことに反対はしないけど、会わない方がいいんじゃね?
僕は、共感は出来ないが、気持ちも分かるから非難も出来ないってところだ。
地元なんで,いつか偶然に出会うことは有りそうだと思うが、会いに行くのはよした方がいいと思った。
◎僕が考えた解決方法
·(プランA)
美海は琉晴(中島翔裕さん)も好きだが、湊も忘れられない。
だから、娘の陽葵(稲垣来泉さん)も含めて4人が納得できればだけど、美海が2人を夫にして4人で住むというのがいいと思う。籍はどちらか1ケ (^^)。
東京でなら世間の目も何とかなるっしょ。ハイ。
·ちなみに、いわゆるプランBってやつはない♪ヽ(´▽`)/
◎気に入った場面
(追記)この場面は湊の曲をベッドで聞く美海の空想では?というトミーさんのコメントが有りもした。言われてみると、そうかもしれない (^^)。
(追記終わり)
自分から別れといて美海に会うことを抑えられない湊のことは共感できないが、終盤、湊が美雨と浜辺で出会う場面はお気に入りだ。
浜辺で娘の陽葵と砂遊びをして帰ろうとするところに湊がやって来る。
おどろく美海、そして見つめ合う2人。かすかに微笑む美海。2人は歩み寄るも言葉を交わさずすれちがう。
僕は、かつて愛し合った2人が再会し、見つめ合うだけで言葉を交わさず,お互いわずかにうなずいたり、かすかに微笑んだりするだけで別れる場面が大好きなので嬉しかった。
この場面に先立つ中盤では、美海と陽葵がさっきまで砂遊びをしていた跡を湊が通りすぎる描写だったので2人は会わなかったと思っていたが、実は会ってたんですよー、という真実を明かす感動場面。
ただ,いま考えると、ハイ皆さーん、ここは感動的な場面ですよー、感動してくださいねーと言わんばかりの感動場面だ。しかもスローモーション。
しっかり敵の戦略にはまってしまい、むこうの思わくどおりに感動してしまったが、大好きな展開なので全然OKである。
冒頭で突然 秀島史香さんの声のラジオDJが聞こえてきたときには驚いた。「えっウソなに,えっまさか違うよね、えっヒデシマ フミカ?えっウソ,ホントに,イヤ似てるだけだろ」とパニック状態。エンドロールで確めよう思った。
もう物語やんなくていいから、このままずうっと秀島史香さんのDJでいいやと思ってたら終わっちまったヨ。
エンドロールで名前を確認。冒頭のラジオDJとエンドロールだけで、間の映画をスッ飛ばして映画よりも盛り上がった。
この映画に声で出演するのを事前に知らなかった程度のファンである (^^)。
あと上白石萌歌は9才(36才)には見えません。あり得ないってぐらい見えまてん。