「旅館のシーンが秀逸」ミッシング・チャイルド・ビデオテープ　よしてさんの映画レビュー（感想・評価）

映像の作り方や要所々々の演出はかなり面白く、いくつか強い印象を残すシーンもありました。ただ、全体的に見ると個々のシーンや要素同士のつながりが悪く、どことなく中途半端な印象も見受けられます。

旅館の息子さんが語る「山の正体」と自らの出自の話はとても怖く、これを一エピソードとして処理するのではなく、この部分をベースにもっと全体を作れてもよかったのではないかと。

後、主人公の母親の霊？と三か月後は蛇足だった気がします。