「なぜこんな惨状になってしまったのか?」ボーダーランズ みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜこんな惨状になってしまったのか?
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ゲームは知りません。映画だけの感想です。
面白くなる要素はあったと思う。
女賞金稼ぎが、個性的なメンバーと共に、異世界で敵と戦い&追われながら宝探しをしつつ、自分のルーツというか母親の愛情を発見する、
と一言で言えばそーゆー話。
宝探しという意味では、インディージョーンズ的、ハムナプトラ的であり、異世界という意味ではスター・ウォーズ的とも言える(ロボットなんてR2-D2だし)。
それらをミックスしたハチャメチャな映画を作りたかったんだろうな、と思う。
出来上がったモノは全然違ったが。
最もダメなのはストーリー展開が唐突というか強引なこと。
女の子が急に瞬間移動できるようになったり、実はカギを持ってるとか、主人公の過去が明らかになったり…
100分ちょいの映画でいろんな出来事を詰め込んだ結果だろうが、唐突&強引で観客が置き去りなのだ。
あとケイト・ブランシェットが主演したのも良くなかったと思う。
彼女の演技は良かった。楽しげに演じてて。
でも観客は「あのケイトが主演してるんだから」と思い、期待値が上がる。
もちろん製作費1億ドルという超大作であることもそれに拍車をかける。
これが、無名キャストの低予算映画なら、「まあ強引な展開もアリだよね~」と期待値、ハードルが下がり、許容範囲も広がっただろう。
制作陣も大物揃いなのに、ドコで間違えちゃったのだろう?
まあ、映画制作という「ギャンブルあるある」な結果というだけかもしれない。
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