「ありそうなのが怖いのね」嗤う蟲 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
ありそうなのが怖いのね
田舎暮らしの良さと怖さを極端に描いている。
若い夫婦、旦那が無農薬農業、妻はイラストレーター。そんな2人が極端に田舎に引っ越して暮らし始める。ところどころ違和感を感じながらも仲良く暮らしていたが,子供ができたことで変化していく。
過疎化,高齢化に追い詰められ,若い夫婦が来て嬉しい反面都会の考えを持つ2人への妬み、その中で殿様のように支配する男の狂った思考。外の空気を知らぬが故にそれが普通になっている村人の哀しさ。
どれもありそうなのがこの映画の怖いところかもしれない。
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