劇場公開日 2024年11月22日

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「適当に作った映画」海の沈黙 さんとさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 適当に作った映画

2025年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

巨匠の脚本に、有名人集めて、「感覚で適当に作ってる」という印象の映画でした。
津山の設定が無茶苦茶で、孤高の天才なのか単なるマザコンなのかもよくわからない。それっぽいこと言わせておけば、なぞ多き芸術家の雰囲気にできるだろうという非常に身勝手な脚本だなと思いました。「俺の赤~」っていうところも、古臭いというか、たいして考えずに定番のセリフを言わせてる感じで、笑ってしまいました。あざみの「裸で温めてあげる」は、本当に失笑。
何よりも美術のことを全然深堀りしてないので、美術における美とは何か、その中での贋作の功罪とは何かが、ぶれまくっており、(私も絵画素人ですが、)素人が「贋作でも美しければよくね?」と思い付きで考えてる印象で終わってしまいました。

さんと
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