「邦画はワチャワチャして嫌いだったけど、これは過不足なく美しく落ち着いた大人の映画」海の沈黙 たこ姫さんの映画レビュー(感想・評価)
邦画はワチャワチャして嫌いだったけど、これは過不足なく美しく落ち着いた大人の映画
一番思ったのは脚本が良いのだろうな!ということ。絵もカット割りも運びも、説明臭くなくきれい。引き込まれる。
そして大袈裟な表現がほとんどない。それぞれの役の内面が言葉にされなくても十分に伝わってきた。石坂浩二を大御所に持ってきたのは大正解。本木雅弘が海にもぐって浜の焚き火を見つめるシーンが印象に残った。
私も美術鑑賞は好きだが、人の評価は気にしないで見る。自分が好きか嫌いかだけ。町のギャラリーにフラリと入って見ることもある。だから倉本聰氏の言わんとすることに賛成。
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