劇場公開日 2024年11月22日

「倉本聰の世界を期待したが・・・」海の沈黙 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0倉本聰の世界を期待したが・・・

2024年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

“北の国から”はTVドラマの生涯ベストランキング、“駅STATION”は邦画生涯ベストランキングに入っている俺なので、倉本聰最後の作品になるかも知れない本作は見逃すわけには行かなかった。

【物語】
あるとき田村修三(石坂浩二)ら日本有数の画家の絵を一堂に集めた展覧会が東京で開かれる。オープニングセレモニーには田村修三本人も妻安奈(小泉今日子)と共に招かれるが、展示されている彼の作品のうち一枚が贋作であることに気付き、公表する。

贋作に関わる報道が加熱する中、北海道・小樽で女性の死体が発見される。やがて二つの事件の間に、かつて天才画家ともてはやされるも、ある事件を機に表舞台から姿を消した津山竜次(本木雅弘)が浮上する。かつて恋人だった田村の妻安奈は小樽を訪れ、二度と会うことはないと思っていた竜次と再会する。

【感想】
結構意気込んで観たものの、実はまたしても前半ウトウトしてしまった。 それでも序盤と終盤は観られたのでストーリーは概ね分かった、・・・ つもり。
なのだが、イマイチ面白いとは言えなかった。

演技・映像・音楽・演出、どれも悪くなく作品としての重厚感、別の言い方をすれば雰囲気はあったけれど。倉本聰ならではストーリー不発だったように思う。 見逃した部分があるのは確かなので、やたらなことは言えないが(笑)

随分久しぶりに観た元木はなかなかの熱演で悪くないので、ファンならそれを観る価値はあるけれど。

泣き虫オヤジ