「ヴァーミリオン」海の沈黙 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ヴァーミリオン
実力があるのに潰された画家と、彼にまつわる人達の今の話。
東京美術館で行われた日本美術百年展のレセプションで、世界的な画家田村が自分の作品の一つが贋作だと言い始めて巻き起こっていく。
本家を超える贋作がなんちゃらと言い始めたと思ったら、彫師の話し?
別に田村は悪いわけじゃないし、比べたら劣るとはいえ実力はある訳で、そこに偉そうに語るスイケンがなんだそれ?という感じ。
更には、ゴッホの話しからしたら、落日は別としても結局は贋作作家に成り下がってしまっていたってことですよね。
才能があり人間的にも魅力がある愛され男だったのかも知れないけれど、結局彫師であることはどうでも良いし、色々ととっ散らかってしまっていた印象。
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