「韓国人にとって犬は食べ物だと思ってた」DOG DAYS 君といつまでも りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国人にとって犬は食べ物だと思ってた
不動産会社に勤務するミンサンは犬嫌いなのに、自宅1階を動物病院に貸していて、院長ジニョンと毎日の様に口論になっていた。しかし、ミンサンは現在リゾート開発の仕事に関わっていて、動物病院の客で有名建築家のミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬のチワワを預かることにした。ミンソはフレンチブルドッグの愛犬ワンダと散歩中に倒れ、愛犬を見失ってしまった。通りかかった配達員のジヌがミンソを助け、愛犬の捜索も手伝ったがなかなか見つからなかった。その頃、子供を授かることが出来なかった作曲家ソニョンとジョンア夫妻の養子となった少女ジユは、迷い犬と出会い飼ってもらうことになった。また、恋人スジョンの愛犬ゴールデンレトリバーのスティングを預かっていたヒョンが、動物病院にスティングを連れてきた。そして・・・など、犬に絡む人たちの話。
犬好きな人には良いのかもしれないが、あまり興味のない人には退屈かも。
韓国って犬を食べる文化が有ったはずだし、韓国人に勧められ自分も赤犬料理を食べたこと有るが、最近は国際世論の反発で犬食をやめたのかな?
それとも、今だに犬食は残ってるけど、それをカバーしようとして愛犬の映画を作ったのかな?
院長と不動産、不動産会社と建築家、建築家と配達員と彫刻家、建築家と養女と養父母など、犬を通して関わっていく人たちが絡んでいく様子はなかなか出来の良い脚本だなぁ、と思った。
ミナリに出演してたユン・ヨジョンが建築家ミンソ役だったり、シュリに出演してたキム・ユンジンが養母ジョンア役だったりして、韓国では名優なんだろうけど、特に興味なし。
ユ・へジンがいつものブサイクキャラで不動産会社のミンサン役をやってるなぁ、程度。
動物病院の院長ジニョン役のキム・ソヒョンと養女ジユ役の子役の子は良かった。