「茹で蛙ならぬ茹で蟹」ノーヴィス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
茹で蛙ならぬ茹で蟹
大学に入りボート競技をはじめてのめり込んでいく女性の話。
どうやらなんでも1番になることに拘りがある様な感じの主人公が、奨学金目当てでトップを目指す同級生をライバルと定め練習に励んで行く展開…なんだけれど、ワンナイトとか物理のTAとの行は…(´・ω・`)
設定だけみると青春スポ根物語的な感じもするけれど、レース中の様子はほぼ無くて、レース後のやり取りで結果を述べるスタイルだし、ストイック過ぎて最早病んでるレベルの主人公が壊れて行くようなお話しで、切迫感とか悲壮感とかは良かったけれど、ある意味傍若無人でASDの気がありますね。
そしてそれを拗らせた訳だけれど、わかっていた筈の結末ってことですかね?
1軍との非公式レースやその少し後のコックスのねーさんとのやり取りは良かったんだけれどね…。
ボート競技に詳しくないと、何を言ってるのかさっぱりわからない専門用語がストーリーに関わるところで頻繁に出てくるし、何よりもなんだか少しはっきりしない終わり方にも感じられるしでイマイチ締まらなかった。
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