配信開始日 2024年9月27日 PROMOTION

不都合な記憶 : 特集

2024年9月24日更新

【伊藤英明演じるナオキがヤバ過ぎ】映画史に残る
“サイコパス”キャラ爆誕!? 妻を何度も“作り直す”
狂気とも言える愛とエゴ全開にぶっ飛び、エグられる…
「ある男」石川慶監督が放つ、とびきりの衝撃作!

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最初に一言、読者の皆さんに声を大にして伝えたい。

伊藤英明が、映画史に残るかもしれない“サイコパス”キャラを演じ、とんでもないことになっている。

「愚行録」「ある男」など、高評価作を連発している石川慶監督の衝撃作「不都合な記憶」が、9月27日からPrime Videoで世界独占配信される。

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伊藤が演じるのは、妻への純愛を貫き、“彼女”を作り直し続ける夫・ナオキ。しかし、完璧な妻を求めるがあまり、筆舌に尽くしがたい凶行へと駆り立てられていく。“凶行”と聞いて、皆さんは、何を想像するだろうか?

この特集記事では、狂い過ぎ&エゴ全開の強烈キャラ、ナオキに焦点を当てつつ、“サイコパスサスペンス・ロマンス”とジャンルづけされた本作の多彩な魅力を紐解く。どんな想像ももれなく超える衝撃と激情が、あなたを待っているはずだ。

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【予告編】夫が求めたのは、完全な妻だった

【伊藤英明が“行き過ぎてて”目が離せない!】
妻を、何度も、何度も、何度も“再現”――!?

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舞台は西暦2200年、科学技術が発展し、人類の宇宙移住が進んだ近未来。伊藤が演じ上げたナオキの、クレイジーすぎる要素の数々をレポートしていきたい。


●ナオキの止まらない“愛の暴走”… あなたは、この歪んだ感情についてこられるか?
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迷いのない残酷な行動、執拗に望むものを手に入れようとする姿勢、ネジが外れているかのような表情に、戦慄すること間違いナシ! 以下にナオキの行動を綴っていく。

・表の顔は優しく柔和なロボット工学者 誰もが羨む著名人だが、キレるとヤバい…・数年前に、実は妻・マユミが死去 ナオキは“彼女”を制作
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・ナオキは“完ぺきで、自分だけを愛してくれる妻”を求め、何度も、何度もマユミを作り続ける・そしてマユミの重大な秘密が明らかに…やがて彼女は、持つはずのない記憶「自分が殺される悪夢」を見始める――結末をPrime Videoで目撃せよ。

上記は、あくまでも劇中で描かれる出来事のほんの一部。「マユミ、とにかく早く逃げて!」と叫びたくなる、刺激たっぷりの戦慄展開をぜひ本編で目撃し、大いにゾクゾクしてほしい。

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●「海猿」伊藤英明を想像してたらトブぞ? 「悪の教典」に次ぐ、映画サイコパス史に残る“最狂”キャラでさらなる新境地開拓!
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多くの人は、伊藤英明に「海猿」での“人命救助に奮闘する海上保安官”的な爽やかでクリーンなイメージを抱くかもしれない。

しかし伊藤は、三池崇史監督作「悪の教典」で、クラスの生徒全員を惨殺しようとする教師に扮し、絶賛を浴びた。底知れぬ恐ろしさと狂気もその身に湛える、稀有な名優なのだ。

本作では、伊藤がこれまで演じてきた“爽やかさ”と“底知れぬ恐ろしさ”が高次元で融合! ナオキの純粋と狂気を、えもいわれぬバランス感覚で表現しており、一挙手一投足に目が釘付けになるキャラクターを魅力的に立ち上げているのだ。

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危険だと分かっていても、どうしようもなく魅了される――著名な精神科医にして猟奇殺人犯であるハンニバル・レクター博士(「羊たちの沈黙」「ハンニバル」)や、殺人衝動をおさえられないエリートサラリーマン、パトリック・ベイトマン(「アメリカン・サイコ」)ら、映画史に残る“サイコパス”キャラたち。彼らに勝るとも劣らない、トラウマ必至!?の名キャラクターが爆誕した。

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【物語エグ過ぎで良い】「夫に何度も殺される夢を見る」
見たことないSF×ラブストーリー×サイコスリラー

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ここまでで、ナオキのヤバさは十二分に伝わっていると思うが……新木優子扮する妻・マユミの視点に立つと、物語のまた別の面白さが立体的になってくる。


●【尖った設定&極限の没入感】夫に殺される妻に心重ねると、壮絶な映画体験に… 宇宙の片隅、静かな狂気の行方を、食い入るように見つめてしまう――
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広大な宇宙に浮かぶ高級レジデンスを舞台に綴られる、ナオキとマユミの洗練された日常に身を任せていると、“その瞬間”は突然やってくる。

あろうことか、マユミは、ナオキにナイフを深々と突き立てられるのだ。理由も分からないまま……。次の瞬間、マユミは目を覚ます。夢、か――。

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上述もしているし、ネタバレではないのであえて明記するが、ナオキは“妻”を制作し続けている。

マユミはその自覚がないが、なぜか「自身が殺される悪夢」を繰り返し見て、不気味に感じる。彼女は「夢のなかで殺される理由」の謎解きを進めていき……。

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注目すべきは、観る者がマユミに心を重ねると、すさまじい没入感が生まれ、恐怖を抱かせるリアリティが際限なく襲ってくる見事な作品構造だ。

悲鳴すらも吸い込まれていく、果てしのない静謐な空間のなかで、ナオキの凶行を窓越しに、どこか冷徹なトーンでとらえるカットには、マユミと筆者の心境が重なり呼吸が止まりそうになった。

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そして心底恐ろしいのに、奇妙な美しさを湛えた作品世界から、いつしか目が離せなくなった――。

Prime Videoで、自分好みの環境で、ぜひとも没入してほしい。


●【怒涛の展開もすごい】広大な密室、主要登場人物は4人… 限られたシチュエーションなのに、二転三転し観る者を驚がくの底に叩き落とす結末がたまらない
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物語の主な舞台は、宇宙に浮かぶどこか無機質なレジデンスだ。しかも主要登場人物は、ナオキ、マユミを含むたったの4人。

この限定的なシチュエーションにも関わらず、次々と物語が転がっていき、最後まで1秒も飽きることなく、夢中になって観ることができた。

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ストーリーが進むにつれ、近未来の世界のルールが明らかになる。ナオキとマユミの知られざる意外な一面や秘密が次々と浮かび上がる。ふたりの関係性は、一度もとどまることなく揺らぎ続ける――。ミステリアスかつスリリングでたまらない。

ここまで、かなりネタバレしているような印象を抱かれているかもしれない。しかし、この物語は、二転三転、いや四転五転し、最後は予想もつかない終着点へと、観る者を連れていく。まさかの結末にショックを受けたいなら、試しに鑑賞してみることをオススメする。

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【監督・石川慶が冴え過ぎてる】5分で“異次元”と確信
する極上の映像美、えげつない解像度の人間描写に驚愕

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映画ファンにとっては、石川慶監督作品であるということが、これ以上ないほどの魅力になるのでは?

石川監督は、その名前だけでクオリティの高さを予感させ、問答無用で「観たい!」と思わせてくれる稀有なクリエイター。この項目では、石川監督作ならではのふたつの魅力を解説する。


●「愚行録」「ある男」…高評価作連発 石川慶監督は“人間の本質”を恐るべき解像度で描破する名匠
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石川監督は多彩なジャンルを軽やかに横断しながら、人間の本質を見つめ、目を逸らしたくなるほどの解像度で描き続けている。そして「不都合な記憶」で挑むのは、“夫婦の崩壊”というテーマ。

「愚行録」「ある男」のようなミステリー要素、「Arc アーク」のような近未来要素を備えた、ジャンルレスかつ石川監督のエッセンス満載の渾身作となっている。

筆者の心に残ったのは、躍起になって完璧を求める人間と、不完全でさえ愛しいとほほ笑むアンドロイドが対照的かつアイロニックに描かれていること。

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さらに遠くない未来、人間関係はどこへ向かうのか、考察している点も見逃せない。膨大な選択肢から選ぶことができる上、いつでもリセットが可能な世界――。記憶や、それに紐付く人間関係をいつでもリセットできるのだから、失敗や不都合なものは削除して、完璧な人生を作ればいい。

観る者はナオキの行動に戦々恐々としながらも、その根本にあるエゴや欲望に、知らず知らずのうちに共感を覚える。自分に鋭く跳ね返ってくるような恐ろしくも哲学的なテーマは、鑑賞後に誰かと語り合いたくなるはずだ。


●開始5分でレベルの違いを確信… ハリウッドの超大作級、ため息が出るほどの映像美がとんでもなくすごい
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石川監督作品は常に、そのハイクオリティな映像美が絶賛される。そのなかでも、宇宙を舞台にした本作は……ちょっとレベルが違った。

本編冒頭で、ナオキとマユミが暮らす高級レジデンスが映し出されるが、開始わずか5分で「これはすごい」と、思わず背筋が伸びる“絶景”が広がる。「これはリドリー・スコットの新作ですか?」というツッコミが口をついて出るほど、ハリウッドの超大作級の映像が現出するのだ。

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それもそのはず、石川監督は、ポーランド出身の撮影監督ピオトル・ニエミイスキと、4度目の最強タッグを組んでいる。恐らく膨大な製作費をかけて創出されたであろう宇宙世界で展開するのは、一組の夫婦のスリリングな駆け引き。この贅沢さがたまらない。


【最後に】
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強烈キャラ、ジャンル分け不能のストーリー、ハイクオリティな映像美……。どれをとっても“ほかの作品にない次元”に到達している。

「次に観る作品」を探している方は、是非Prime Videoで「不都合な記憶」を体感してほしい。

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