花まんまのレビュー・感想・評価
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笑いあり、涙ありの佳作です。映画館で観れて良かった。
有村架純さん、鈴木亮平さんの息のあった演技が素晴らしかった。
あらすじを読んだときは死後の世界が語られるのかと思い、観に行くかどうか迷いましたが、出演者の方が皆さん芸達者で2つの人生が違和感なく1つの物語になります。
伏線の回収も見事で最後まで楽しめました。
映画を観て泣くことはあまりないのですが、自然と涙があふれました。
目が腫れる…
NHKのアナウンサーが7割方泣いていたとおっしゃっていたり、王様のブランチの方も泣きすぎて目がパンパンとおっしゃっていたので、私はどうかなぁ…と思っていたら、泣きすぎて目が腫れました。目が痛い。
ネタバレになるので、多くは語りませんが、久しぶりに心の底から文句なしの星5つをつけれました。
テイスト的には、always三丁目の夕日のようなどこか懐かしく心があたたまる内容で、本当に心の底から感動しました。
あと太郎とフミ子が、私にはのび太くんとしずかちゃんのカップルに見えて、ドラえもん2の結婚式を思い出していました。
また朝ドラのなつぞらの番長の板橋駿谷さんが鈴木亮平さんのお父さん役なのですが、顔がそっくりで、物語に感情移入しやすかったです。
個人的にMVPは、酒向芳さんと鈴鹿央士さん。
鈴木亮平さんと有村架純さんは、勿論素晴らしいことは言うまでもないですが、酒井さんの娘を思うあの演技力がなかったら、鈴鹿央士さんのコミカルな人の良さが滲み出るものがなかったら、映画を彩ることが少なかったかなぁ…と思いました。
映画に携わった方々に心から感謝したい。
寅さん、さくら、笠智衆
感動して涙・涙・涙
見えないところでも私たちは人に助けられているらしい‼️❓知らんけど‼️❓
昔、原作を読んだ時、他人の記憶をインストールしたら生まれ変わりと言うのか、共感も感動もしなかった。映画は、兄目線だから、あゝ、兄の懐の深さが主題なんだ、そう思うことにした。最後の兄の選択は、死んだバスガイドの家族と、妹の生まれ変わりの奇跡か思い込みか別にして、みんなの魂を助けた、その決断は自分には出来ない、でも、いつも人が幸せになれる様に自己犠牲の精神は見習いたいと思う。ほとんどの時間モヤモヤして観ていたが、鈴木亮平の最後の挨拶と有村架純のドレス姿に感動した、無茶苦茶な選択でも皆んなが幸福になれば良い、鈴木亮平の姿に生きる指針を感じた、自分には理不尽に思えても皆んなが幸福になれる、そんなことを伝えたいのかな、この物語は。前向きに捉えたい、鈴木亮平とその両親の様に、ありがとうございました😊😭
演出がかなり昭和臭い
優しすぎる…
原作既読でも新たな感動
原作からどんだけ変わってるんだろう、
と身構えてたんだけど、
そのまんまだった(あのひとの職業以外)。
そして原作最後の1ページを、
大きくふくらませてた。
それが、ええ話やった~。
鈴木亮平さんが西宮、有村架純さんが伊丹の出身。
キムラ緑子さんと六角精児さんも兵庫なのね。
ファーストサマーウイカさんが大阪市で、
子役も含め、主要キャラを兵庫・大阪の
ネイティブ・スピーカーで固めてるから、
台詞の説得力が隅々まで半端ないのも、ポイント高し。
そして演技も、もちろん素晴らしく。
皆、登場人物そのものだった。
これならたしかに原作者・朱川湊人さんが、
太鼓判を押すだけでなく、
スピンオフ「花のたましい」が書きたくなったというのも、
大いにうなずける。
いくらなんでも・・・・
有村架純のウェディングドレスに⭐️0.5プラス
無理なファンタジー映画
花まんま
家族を超えるもの
前田哲監督が初めて、直木賞原作の短編「花まんま」を読み、映画化を熱望してから17年たって、やっと実現したという今作。東大阪の下町が舞台の、兄妹ふたりが、寄り添って生きてきた30年を、現在と過去を行きつ戻りつしながら、関西弁が母国語(!)の鈴木亮平と有村架純が紡ぎ出している。その辺にいそうな、工場で肉体労働で汗を流すあんちゃんに、ちょっと気の強いぺっぴんの妹。周りを取り巻く人情味あふれる俳優たちも、関西のお節介で人好きな空気感を上手にすくいあげている。
妹のフィアンセ、風変わりな動物学者に鈴鹿央士、行きつけのお好み焼き屋の看板娘役のファーストサマーウイカも、それぞれがこの兄妹の間柄を尊重し、周縁から見守っている。そんな4つ巴の平穏な日々に、ほんの少しの亀裂が入る。最初は小さかったその亀裂は、兄妹の子どもの頃の記憶を呼び覚ましていき、幼い頃見ていたと思った景色は、まったく違った色を持ち始める。
誰しも持っているであろう、家族への想い。守りたかったり、支えてもらってきたことへの感謝だったり。割り切れないような複雑な想いも含め、自分自身が育ってきた在りし日を、もう一度別な目でふりかえりたくなる、そんな視点を与えてくれる物語です。
いまや日本屈指の演技派となった鈴木亮平をはじめ、関西弁で強気な反面、繊細な演技を見せる有村架純、そして名バイプレイヤーの酒向芳、キムラ緑子、六角精児の描きだす、時の流れも圧巻です。つい、日常に流され、自分を見失いがちな人にこそ、ぜひ見て欲しいなと思います。
有村架純推し
劇場全体から多くの啜り泣く声が
試写会で鑑賞しました。
冒頭は結婚式を控えた妹とのよくある日常が描かれていましたが、途中から妹の過去の記憶によりミステリーのような展開になり興味深かったです。
「花まんま」登場場面で啜り泣く声がとても多く、劇場全体から聞こえました。その声が少なくなったりする時はあるものの結婚式の場面で再び大きくなり、最後まで啜り泣く声が途絶えることはありませんでした。
そして皆さんが笑う場面も幾つかありました。
自分は、花まんま登場場面が現実にあったらオカルトじみてて怖くなってしまうと思ってしまったのですが、ヴァージンロードを歩く場面は胸に来るものがありました。腑に落ちて余韻がある良い作品だったかと思います。
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