劇場公開日 2025年4月25日

花まんまのレビュー・感想・評価

全424件中、81~100件目を表示

5.0素晴らしい作品

2025年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2025年の作品
直木賞受賞作の映画化だけに、素晴らしいファンタジーを描いている。
この作品に感じる「喪失」という心の痛み
そして明らかな喪失にもかかわらずどこかで生きているという確かな手ごたえ。
そこに感じる「希望」は、死んでもなお生きていると感じざるを得ないことで、喪失というのは一体何かという問いとなって表れる。
重田家に起きた大きな喪失
同じく加藤家にも起きた喪失
この誰にも共通する喪失の正体は何だろうか?
他人というストレンジャーは、本当に自分とは「何も関係ない」のか?
この自分と他人を区別する枠
無関心と拒絶
物語はこの他人との関係を、喪失という共感でつないでいる。
さて、
伏線と思わせておきながら登場しなかった「写真館」
2度も登場していながらまったく関係ないように留めたのは、そこに余白があるからだろう。
連想する想い出 記憶
この記憶こそこの物語の核
前世の記憶というのは、まったくミステリーそのもので、でも信じてしまう説得力がある。
人は、本当に生まれ変わるものなのだろうか?
このファンタジーをモチーフに、魂なるものの不滅と喪失感という絶対的感覚の矛盾
そして、自分と他人とは違うという幻想をこの作品は描いている。
また、最後の繁田家のがっかりするほどの切なさは、「現実」に引き戻された喪失が漂うが、引き出物の中に見た「花まんま」が、不滅の魂を「実感」させる。
兄トシキ
妹フミコの前世の記憶などと言うものによって、唯一無二であるはずの「家族」を根底から壊されてしまう「思い」がどうしても我慢できない。
フミコは、前世の記憶と感情が「本物」でしかない。
トシキの記憶に焼き付いて消えない父と母
妹にあるはずのない他人の記憶を受け入れられない。
「実感がある」というのは、どうやって証明できるのか?
「実感がない」ことはどうやって証明できるのか?
この哲学の領域
さて、、
繁田喜代子
結婚2日目に起きた事件
人の想い 無念さ
物語上の設定では、この出来事は霊界のイレギュラーだった。
つまり、たまたまだった。
通常は起こらないということだ。
しかしそうなれば、この現世という世界で我々はいったい何をしているのだろう?
そして、各々の時代で何を繰り広げているのだろう?
また、記憶のない魂の成長などあるのだろうか?
誰もがつい考えてしまうこの問いの答えは「ない」ように思う。
あたかも「それだ」と言っている人々はいるが、どうもピンとこない。
それは「自分で見つける」しかないのだろうと思う。
それが今ここにいる「理由」だろうか?
それさえわからないのに、我々はいったいここで何をしているのだろう?
各々の経験は、いったい何の役に立つのだろう?
この物語には感動がある。
喪失という共感と、他人の喪失を自分の喪失と重ねたとき生まれる共感
自分が感じた喪失を、他人の中に見たとき生まれる共感
ずっとあったはずの記憶が消えてしまう切なさ
しかし、それが幻ではなかった「証」 花まんま
失ってしまったけど、やっぱり失ってなどいなかった喜び 感動
カラスとのコミュニケーションは、人と人以外にもつながれる存在がこの世界にはあるということ。
植物も無生物も同じだと思う。
意識の鼓動
この意識の鼓動こそ接点であり、そこに意識があることを感じようとすれば、何らかの「声」が聞こえるのかもしれない。
フミコの前世の記憶とその消去は、喜びと悲しみの両方だった。
それを感じたのは重田家のみならず、トシキも太郎も同じだった。
他人の気持ち それを汲み取ろうとする意識は、まぎれもなく共感の接点を作り出す。
個人的には何もしていないようでも、他者に意識を傾けることこそ、人間としての「在り方」なのかもしれない。
いい作品だったと思う。

コメントする 1件)
共感した! 23件)
R41

3.0大変面白く観たのですが‥

2025年8月3日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
komagire23

3.53.7くらいかな、演技は良いし雰囲気も良い!

2025年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

だがしかし、盛りだくさん、詰め込みすぎかなぁ、残念。

カレー、天ぷら、パスタ、寿司、お好み焼き、キムチ鍋、食べ物で並べてみるとこんな感じ、色々あるね的な。

演技は文句無し、鈴木さんは昔見た「羊と鋼の森」の役も良かったな。好青年やらせたらピカイチだね!、妹も可愛い、イチオシは妹の婚約者だな!面白い!

盛りだくさんだけど、一品ずつはどれも美味しい、物語を映画でみるような雰囲気のやさしい映画です。

タイトル見たとき「猫まんま」?かと思いました、「花まんま」ですね、タイトル気になる人は見て確認を!

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ころん

4.5心意気が温かな作品

2025年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

関西の作品ってワチャワチャする感じで、また同じようなのかなと感じながら話が進んでいくと人の温かさに触れるような優しい作品で癒されました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ラスティネイル

3.5思ってたのとは違った

2025年6月29日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
Norman

3.5泣かせ上手

2025年6月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

内容的には、?の部分がありましたがやはりこの監督は泣かせ上手です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
まえあき

4.0観終わったあと、誰かにやさしくなれる映画

2025年6月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
観たい日は休みます

4.5期待以上の感動。中盤でも思わず泣いた

2025年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

驚く

鈴木亮平と有村架純ちゃん、演技上手いしこの映画にあっていらなぁと鑑賞後に改めて感心してしまいました。
花まんまの意味をちゃんと知らずに観たのですが、中盤にそれが分かり、そのシーンでは震えがくるぐらい泣けました。
期待よりも数倍感動した映画。惜しいのはエンディングのストーリー。なんでそうなるの?普通はそうならないと思うし、そうしてほしくなかったなとカミさんも同じく感じたので、唯一そこだけが残念かな。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
peakhumter

4.0声出して泣きそうだった

2025年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
こん

4.0心あたたまるお話

2025年6月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

題名の意味が知りたくて観に行きました。
言葉がなくても「花まんま」をひと目見て全てを察した繁田のお父さん。温かい繁田家の人たちに反発するお兄ちゃん。その真ん中にいるフミ子の優しさにじんわりしました。子役のフミ子の眼差しが素晴らしかった。とにかくもう繁田のお父さんに泣かされっばなしの映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Aki

3.0名脇役

2025年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鈴木亮平が鈴木亮平でした。もちろん演技は上手いのです。真っ白な完璧な歯並びとか、工場で働いていても崩れない爽やかさとか、CMの鈴木亮平感が。

繁田のお父さん役、失礼ながら初めて拝見しましたが、すべてを持っていってしまう存在感でした。⭐︎3つは彼の演技に。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
のらり

3.5よかったはよかったんだけど・・・

2025年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

実際泣いたし良かったは良かったけど正直ファンタジー系が元々好きじゃないのもあって作品そのものはなんかあんまり・・・という感じだった。
良かったのは鈴木亮平と有村架純の演技であって作品そのものは他の役者だったらもっと低い評価になったかもしれないなという感想。
始めて予告を観たときから、鈴木亮平と有村架純の共演で全編ホンモノの関西弁ということで絶対観たいと期待値が上がりきっていたせいもあっていまいち映画そのものには没頭できなかった。
逆に鈴鹿央士さんは悪くない演技をするんだなと今までのイメージが変わって良かった。
いつかまた別のもっと骨太な作品でお2人の共演を観てみたいと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
リバー

5.0鈴木亮平×有村架純

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鈴木亮平×有村架純なんて当代が誇るゴールデンコンビでしょう。もちろん映画の出来はキャストだけで決まるものではないが、この映画に関しては期待を裏切らない感動的なファンタジーだった。こういう映画ならいくらでも観たいです。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
あいわた

3.5色々とおおざっぱだけど不意なラストに泣かされる

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
KaMi

5.0要所要所でグッとくるし泣ける。 久しぶりの映画館鑑賞でいい作品に出...

2025年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

要所要所でグッとくるし泣ける。
久しぶりの映画館鑑賞でいい作品に出会った。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
りな

4.5「人生を映した作品」

2025年6月5日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

今年166本目。

丸の内TOEIで。
人間関係が重なり合ってお父さんに会いに行く場面は酒向芳さんの演技で感動。花まんまの意味がわかると何てタイトルのいい映画。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
ヨッシー

5.0最高でした😭

2025年6月4日
スマートフォンから投稿

時間が空いたので、見に行った映画だったのですが、久々の号泣でした😭
鈴木恭平も有村架純もすごく良かったですし、家族の温かい絆に、心が震えました!
皆さんにぜひぜひお勧めしたい映画です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ロコ

4.5これは泣けます

2025年6月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
みーたん

4.0そっかそっか

2025年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

そうゆう伏線があったんか、フミ子が生まれた時。花まんまの意味がわかったあたりから何度も涙腺崩壊しました、架純ちゃんはうまいなぁ、お兄ちゃんは祝辞ながいなぁ(笑)酒向さんは最近いい人役が多いけどそっちの方が素敵です!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
えがたろう

5.0一生のお願い

2025年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 34件)
くり
PR U-NEXTで本編を観る