「タイトルの意味を知った時、感情があふれ出す」花まんま 映画ファンさすせそさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルの意味を知った時、感情があふれ出す
早くに親を亡くした兄の加藤俊樹(鈴木亮平)は妹のフミ子(有村架純)を親代わりになって必死に育てて来た。
その妹が結婚を1ヶ月後に控えた頃ある疑念が浮かぶ。妹には別な家庭があって名前も違うかもしれない。亡き両親と自分の家族だと信じたい俊樹だが――
苦労しながら妹を育てた兄の物語、と思いきや話が進むにつれて意外な展開を見せていく。
タイトルとなっている「花まんま」の意味がわかった時に感情がはげしく揺さぶられた。
苦労した兄の気持ちもわかるし、いろんな人の想いに応えようとする妹の想いも切ない。
見る人の心に強い衝撃を与える良い作品でした。
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