トラップのレビュー・感想・評価
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たいどんでん返しまではいかない…
殺人犯が娘と一緒にライブに行き、警察などの包囲網を潜り抜けていくお話。
要所要所突っ込みたくなるところはあったが、そこは映画として置いておきます。
ただ、主演の方の演技?多分この人も小さい頃に母親から何か虐待的なものを受けて、二重人格チックになっていたのかなと…
だからといって許されるわけではないですが、やっぱり夫婦。奥さんはそれに気づいて、わざとレシートを破って置いておくと。
あんなに強いのに奥さんの尾行は気づかなかった?
そんなに簡単にリムジンのトッテトレル?
トイレの扉って破り開けれないの?あそこまで行ったらそうしても変わらなくない!?
観客男性3000人だけ?などほんと細かい話をしたらきりはないですが、演技や何回も展開があったりなど楽しめました。
ラストのショップ店員さんのエンドクレジットや、手錠を外して笑うところなど、終わり方も人によっては良し悪しがありそうですが、僕は好きでした!
なんというトラップ。
・話題となっているポリスが血眼で探している連続〇人のシリアルキラーが本作の主人公
なのだが、予告編の段階で既に実質のネタバレをしている状態。
何故ネタバレしたのか。それをわかったうえで観てほしいというおもいからなのだろうが、これなら作品内でわかるようなストーリーの方が良かったのではと鑑賞後におもった。
そしてこのシリアルキラーがなぜか「ブッチャー」と呼ばれている・・・あのブッチャー?何故?(世代ではないためよくわからなかった)
・主人公の娘が大ファンである女性アーティストのライブ会場の名前が「Tanaka Arena」。
Tanaka?どういうこと?何かの伏線?
そしてライブ開演前に階段前にいた二人組の女性アジア人。その内のフラついていた一人を主人公が騒ぎを起こすため故意に突き落とす。
主人公が監禁している男性がアジア人。しかもどういう理由で監禁していたのか語られないまま終わる。監督なのか脚本家かわからないけどアジア人が嫌いなの?不快とかではなく何となく違和感。
・ライブの合間にグッズを買いに行くことになり娘がTシャツが欲しいということで買おうとするも、隣にいた別の女性客が「私が先に並んでいたのに」と。
主人公は彼女に譲ってあげなさいということで譲ることに。対応していたふくよかな黒人男性の販売員がそれに感銘を受け「すぐに追加分が届くから後からまだ来てくよ」と。この販売員の人個人的に好き。仲良くなれるタイプ。
ちなみに潜入捜査官的な人なのかとおもったがただの販売員でスカシを食らう。
また、この販売員に主人公が「今日はなんでこんなに警察が多いんだい?」と尋ねたところ「絶対に俺が言ったってバラさないでくれよ」と「連続〇人のシリアルキラーがこのライブ会場の中にいて」などと説明。これも何かの伏線か・・・というのはただの思い過ごしだということも後に知る。
その後再びライブ途中?でTシャツを受け取りに行く主人公。先ほどの販売員が「届いてるから取りに行ってくるよ」と。主人公は「オレも一緒に行くよ」→「そうだな」そうだなじゃねぇよ!
そして関係者しか入れない倉庫の扉をカードを読み込ませて一緒に入る。この軽いノリは学生なの?いくら良い人だとおもっても入れちゃダメだろ!しっかりしろ!と。
中に入ると倉庫の高いところにTシャツの入った届いた箱が置かれている。何故そこに置いた?周りに置く場所いくらでもあったろ。そこに置場を指定したヤツ(置いたヤツ)は誰だ!交代しろ。
なかなか取れない箱。すぐ取れよそれくらい。その間に販売員の後ろポケットに入っていた関係者用のカードをスッと抜きとる主人公。販売員気づこうか?
・途中ライブ会場内のバーガーショップみたいなところでポテトを揚げている油の中に何かの薬品なのか瓶のまま複数本入れ爆発させわざと騒ぎを起こさせる主人公。
他にも店員いたり注文待ちのお客も沢山いTanaka、いたなか誰も投入するところ見てなかったの?平和ボケなの?
爆発する瞬間異変に気付く女性店員。その目の前で爆発し飛散した高温の油で全身火傷を負う。可哀そう・・・。酷いぞ主人公!
・女性アーティストのライブ後に主人公が会場内にいる犯人を逃がさないようにと警察や特殊部隊が会場内のあちこちで見回っている中、何だかんだ女性アーティストと二人きりで話があると楽屋内へ。流石に警戒心なさすぎだろ!
そこであっけなく主人公自ら自分が話題の連続〇人のシリアルキラーであること、そしてスマホを出し遠隔でつながっている監禁している映像を見せ「この男の命を助けたければ一緒にセキュリティの薄い関係者用の出口から会場を出ろ」と指示。劇中内でも言っちゃうんだ・・・と。
主人公からすればそうするしか逃れる手がないとおもったからなのかもしれないが、もう少し脚本的にやり方ありそうな気もした。
・女性アーティストが起点を利かして急遽主人公の家に行ってみたいという流れになり主人公の家で主人公一家と一緒に食事をすることに。
その後「ピアノを貸してくれない?お礼に一曲歌いたいの」と女性アーティスト。大ファンである娘を隣に座らせるもすぐ隣に主人公がいる中、何気なく娘がイスにスマホを置くも、それをしれっと取りポケットにしまう女性アーティスト。いや気づけよ主人公。少し後方から見てた妻や弟も気づけよ。
ただその後、いつでもこのスマホのボタン一つで監禁してる男の〇せるんだぞと側でスマホを持って見ていた主人公からもスマホを奪いそのままトイレに立てこもる。
いや主人公何やってんのよ。そんな側でスマホ出してりゃそりゃ奪い取られるでしょうよ・・・マヌケなのかよと。まるでせっかく銃を突き付けてるのに無駄に近づいているマヌケなヤツと一緒。
ちなみに娘から取ったスマホを使ってトイレ内でインスタライブ?を開始。見ていたファンたちに男性の監禁されている場所について数少ない情報を見ているファン達に伝えてその場所を特定。警察を呼んでと。おいやるじゃないか!
結局その後主人公に捕まるのだが、とりあえず女性アーティストのこの勇気は凄いとおもった。
・通報を受けて主人公宅周辺を特殊部隊が取り囲みやがて侵入するも、一人の隊員がやられ謎の通路から脱出したという主人公。いや特殊部隊何やってんのよ!いくらシリアルキラーでも相手は素人でしょ?
しかもその後不自然に保護され女性アーティストが乗るリムジンの運転手に「運転を代るよ」と運転手交代。おい、任務を果たせよ。昨日今日来たバイトかよ。
そしてモロ顔丸出しなのに知らない隊員で怪しいなとか思わなかったのかよ。てかあの一瞬で特殊部隊から奪い取った装備一式にいつ着替えたんだよ。
・女性アーティストを乗せ車内の手すりに手錠をかけ逃げられないようにする主人公。女性アーティストは何度も手錠を引っ張っるも勿論取れることはない。
のだが、何度も何度も引っ張った結果、なんとリムジンの手すりのネジが緩んでいき手すりが取れる。ウソだろ。欠陥じゃねぇかよ。クレームだクレーム!
その後、主人公と女性アーティストが乗ったリムジンは女性アーティストが乗っているということですぐ側の歩道を歩いていたファンが騒ぎ出し車を取り囲む状況になり動けず。
そうこうしているうちに後を追ってきていた特殊部隊が到着しファンを車から離れさせ周囲を囲む、警告をした後に運転手を発砲。
が、中に主人公はおらず運転席にあったのはダミー。身代わりの術かよ!忍者なの?いつどうやった。あの状況でできないだろ!何だこれは!
そして主人公はしれと車から降りて沢山のファンがまだいる中パーカー姿で人混みをかき分けて逃走。何故誰も気づかない。
・最後の方で家に一人残ることにした奥さん。家の周りに護衛の警察を配備しているとのことなのだが、どういうわけか主人公が家の中に侵入。いや、どうやって入れたんだよ。(やはり忍か)
しかしその後や特殊部隊が突入しテーザー銃で撃たれるもそれだけでは倒されない主人公ことブッチャー。強い流石有名レスラーに例えられるだけのことはある。
そして一人の特殊部隊員に掴みかかり両目を潰して?倒す。おい、普段からちゃんとトレーニングしてるのか?
その後はさらに入ってきた隊員にさらなるおかわりテーザー銃で遂に倒れ手錠をかけられ屋外に。家の周辺には沢山の隊員が配備されている状況。
外には倒れた子供の自転車が。それに近づく主人公。隊員がおかしなことをしないようにと撃とうとするも奥さんが「お願い撃たないで!」と言うので撃たない優しさをみせる。
そして倒れた自転車を起こして用意されていた護送車の荷台?(正式名称わからない)に乗せる。一人で。え?一人で!?
捕らえたのは窃盗犯なの?凶悪な連続〇人のシリアルキラーじゃなかったの?ブッチャーなんだよね?大丈夫それで?
・走り出す護送車。護送車の荷台の中で一人になった主人公。アングルが先ほど起こした自転車に。車輪の方にズームしていき虫ゴムが取られたようなカットが映し出される。
虫ゴムで何をする気なのか?てか虫ゴムとはいえあれだけ隊員がいる中で何勝手に取らせてんのよ?せめてもの思い出作りにしてあげたかったの?無能なの?
そしてここでどんでん返しが!なんと取ったのは虫ゴムではなく何やら長い棒状のパーツ(名前知らない)。余計に気づけよ!ギャグかよ!
棒状のパーツを使い手錠をカチャカチャ・・・取れます。さすがは忍。恐ろしい。
主人公「ハッハッハッハッハッ(笑)」そして終わり。えっ終わり?・・・ウソでしょ!?
・エンドロール途中だったかで女性アーティストのライブ会場の売店で販売員をしていて主人公と仲良くなり、結果あっけなく関係者用のロック解除のカードを奪い取られたお茶目なふくよかな黒人男性が家でくつろいでニュースを見ている。
そこで主人公が連続〇人のシリアルキラーだったことを知り「おいマジかよ!あいつが犯人だったのかよ!逃走に協力しちまったじゃねぇかよチクショー!」と。
コミカルなのも入れたいのはわかる。でもこのカットいらなかったね?
・男子トイレの中でふと隣に目をやると立っている老婆。これは何かあるな!
後半も主人公に語りかけ現れる同じ老婆。どうやら既に〇くなった亡霊のようだ。そりゃそうだよね。
どうも主人公の母親?っぽい。でも何?主人公が〇したの?もちろん何の説明もない。
老婆のセリフから察しろと。なるほどね。
とまぁ流れは前後しているかもしれないが、ともかく「ツッコミどころ」が多すぎる作品だった。
これは何かの伏線か?というのはことごとく何もなく。期待していたドンデン返し的なのも何もなく。
描きたいもののために中身が雑になっているそんな印象を受けた。
連続〇人のシリアルキラーなのだから〇すべきだったとおもう。銃社会だし割と銃ぶっ放す国だし。何より素直に応じるようなタイプでもなかったし。
それを今時手錠って・・・しかも後ろでにして手錠じゃないんだよ?おちゃめさんなの?
後ろ手に手錠+指をタイラップで固定くらいは最低限しないと・・・。
あっそれと、主人公の娘はどうやら学校でちょっとした陰湿なイジメを受けていたようで、偶然そのイジメた娘とその母親もライブ会場に来ていたのだけど、その母親がどうも「チクッ」とするというか「イラッ」とする口調で、そりゃ親が親なら子も子だなという感じで、ある意味いいキャラクターをしていた。
この親子は途中ライブ中のある出来事でちょっとした親子ケンカをしていた。ププッどんまい。
ん?母親役の人どこかで・・・あっ!アン〇リバボーの再現ドラマとかでよく見る人じゃない?(見間違いだったらすみません)
最後に。鑑賞後におもった。この「トラップ」にハメられたのは鑑賞者の方だったのだと。そうきたか・・・。
面白いけど細かいところが気になった。
・一番気になったのはフライヤーに蜜?の瓶を入れて爆発させたところで、いったいどうやって爆発させたんだろうというの印象が強くて描き方が曖昧だった気がする。
・途中からお父さんが犯人なんだろうなという雰囲気が出てて、どっちなんだろうと思ったらその通りで、最終的にやっぱり犯人だったのがある意味驚きだった。
・ライブって全然いかないので演奏中?も皆、飲食してたりして何か野球観戦(も現地でしたことないけど)と似たような感じでしてるのかなぁって思った。それとも演奏中じゃなかったのかな。
・歌手のレイブンが犯人逮捕に乗り出して少しの間、主人公になってて驚いた。リムジンに手錠をつながれた後、どうするんだろうと思ったら力業で外してて、ありえるかもしれないけど、演出も力業に見えた。
・奥さんが薬を夫に盛って朦朧としてたのに、移送するときは結構はっきりした意識で、薬、そんなに強くなかったんだなと思った。
・ラスト、スポークで手錠を開錠していて、最後まであきらめない気持ちだけは見上げたものだなぁと思った。
シャマランに求めていたものではない
シャマランと言えば期待するのは大どんでん返し的なものな訳で、伏線、結末の意外性、壮大な思いつき、まさかの?なんでも良いから意外だと思わせていただきたいのだが、今回の作品にはそんな部分はほぼ無く、あったのはその場しのぎの小綺麗な手口。別にそれは悪くないのだけど、そこが見たいのではないんだよなあ。最後に期待したオチは弱すぎる感。シャマランじゃなければそんな事も思わなかったのかもしれないと思うとシャマランは可哀想なのかもと思ったり。
いや、もしかしたら今回はシャマランに求めていないものを見せると言う壮大なネタなのかも?(タチの悪いシャマラン信者
皆、サイコパスが好き
結局、皆サイコパスが好きなんだよね。整頓が大切で散らかっているのに我慢出来ない。プライベートが充実。けれど幼年期の親からのトラウマがあり闇を抱えている。そんな典型的なサイコパスだったけど期待していなかっただけに予想外に面白かった。ジョシュバーネットは好青年の顔だからハマっていた。最後のドタバタは相変わらずB級だったけども予想外に面白かった。
ライブ会場ではあたふたしたり、なんだかんだ詰めが甘かったりするクー...
ライブ会場ではあたふたしたり、なんだかんだ詰めが甘かったりするクーパー。
ライブ会場を出てからガツンと面白くなってくるけど、FBI側のキャラクターも薄ぼんやりしていてクーパー自身も冷静なのかおっちょこちょいなのかどっちつかずな印象を受けた。
なんだか方向性が定まらず、いまいち世界感にハマりきれなかった。
トップ・アーチスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)によるス...
トップ・アーチスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)によるスタジアムライブ。
愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)のためにアリーナ席を確保した父クーパー(ジョシュ・ハートネット)。
3万人の観客が熱狂するスタジアムのそこかしこに警察官の姿が。
実は、巷を震撼させている連続殺人犯「ブッチャー」が、このライブ会場に来るという通報があり、捕獲のための「罠」が仕掛けられていたのだった・・・
というところからはじまる物語で、連続殺人鬼の正体は早々にわかる仕掛け。
彼が「罠」から逃げ出せるのか・・・というサスペンスが繰り広げられる。
面白いところは、「連続殺人犯」であっても窮地に陥り、逃げ出せるかどうかでハラハラできるのかどうかだが(ヒッチコックは『逃走迷路』でしくじったと自戒していた)、ハラハラできる仕組みを採っている。
「娘思いの父親」で、一見「いいひと」。
さらに「この罠には、この手で逃げる・・・」というのが徹底していて、いわゆる「ゲーム感覚」が満載なのだ。
で、コンサート会場での殺人、といえば、ヒッチコックの『知りすぎていた男』を思い出すわけだが、後半のびっくり展開で、よもやのピアノ弾くシーンが!
「ケ・セラ・セラ」を歌うんじゃあないかしらん、と思ったオールドファンも多いはず。
で、本当の「罠」が、どこに仕掛けられ、誰が仕掛けたたのかがわかるんだけど、そこは言わぬが花。
それにしても、ライブ開催中にもかかわらず、廊下に出ている観客多いなぁと思ったのだけど、これってもしかして、アリーナ及びスタンドには入れないがスタジアムに入ってモニターで観る、売店で限定グッズを買える、というチケットを売っているのかも。
いわば、競馬場へ行ってもレースはモニターでみて、馬券を買う・・・みたいな。
ま、そんなことは脇に置いておいても、結構、面白かったです。
最近の「どんでん返しのないシャマラン」も板についてきたねぇ。
【”M・ナイト・シャマラン監督のトラップに嵌ったああああ。”突っ込み処満載の、隔靴掻痒感溢れるミステリー作品。シャマラン監督!カメオ出演していないでキチンとスト―リーを練るように!】
ー ご存じの通り、M・ナイト・シャマラン監督の作品には、波がある。今作は、どーも私にとっては小波だったようである。-
■消防士のクーパー(ジョシュ・ハートネット)は、溺愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)と、彼女が夢中になっている世界的歌手レディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のライブ会場に行く。
クーパーは、普通に良い父なのだが、会場周辺の多くの警官などから異変を感じ取ったクーパーは、この会場が指名手配中の切り裂き魔”ブッチャー”を捕まえるために警察が仕組んだ罠だと疑っていく。
しかし、優しい父親にしか見えないクーパーこそが、その残忍な殺人鬼だった。
と言う事が、ナントフライヤ―に記載されているのである。マサカのフライヤーネタバレ!と思ったら、この作品のどんでん返しはそこではなかった・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・敢えて言うならば、ジョシュ・ハートネットが良い人の役が多いので、どーしても”ブッチャー”には見えない。
故に、そこはキャスティングの妙である。
・更に言えば、クーパーが警戒する多数の警官達を巻いて、ライブ会場を脱出する過程が、余りにも簡単に脱出してしまうところであろーか。
だが、レディ・レイブンのコンサート会場運営者のパスを使って、まんまとレディ・レイブンのリムジンで逃走するシーンなどは、ナカナカ宜しい。
■でね、何故にクーパーが愛する家庭を持ちながら、”ブッチャー”という別の顔を持ったのかという過程が描かれていないので、何とも隔靴掻痒感溢れてしまうのである。
会場で、屡々現れる母親と思しき老婆が、何か関係しているのかな。
・クーパーの奥さんが、夫の異常さを感じて警察に通報したという事なのであるが、その夫の異常さを感じるシーンが描かれていないので、再び書くが、隔靴掻痒感を感じてしまうのである。
だーが、家族にも正体がばれてからの、クーパーとクーパーのスマホを取ったレディ・レイブンとの扉越しの遣り取りや、クーパーの奥さんと牛刀をテーブルの上に置いたクーパーとのケーキを挟んだやり取りはナカナカでありました。
<ヤッパリ、M・ナイト・シャマラン監督作品の魅力は、その類稀なる設定と、予想を上回る作品展開だと思うのだよね。
今作は、そこがあまり無かったかなあ。
M・ナイト・シャマラン監督!カメオ出演していないで(今回は、出演時間が、長かったな。)キチンと、スト―リーを練るように❕(エラソーですいません・・。)
けどね、サレカ・シャマラン演じるレディ・レイブンのコンサートや、彼女が身体を張って、囚われていたスペンサーを逃がす姿は良かったな。
あの、簡単に手錠を開けて“ニヤリ”と笑うクーパーの姿には、続編を期待してよいのだろーか!どーですか!M・ナイト・シャマラン監督!>
面白いけど少し物足りない
クーパー目線で描かれており、かつ惨殺シーンなどないため、主人公を悪として認知しづらく猟奇殺人犯を応援してしまう、
(ジョシュがタイプってのもあるんだけど)
そうすると、2段階のトラップに引っかかったクーパーが哀れだし、殺人鬼としての見せ所がやや少ないように感じた。
まぁ、最後の感じからすると逃げ切りそうだけど
あとは、ジョシュハートネットの表情・演技が
シャイニングのジャックニコルソンを想起させる
不気味な笑顔がたまらないね
シャマラン大好きなので全部見てるけど
本作は当たりなほうなので、満足はしてる
なにも知らずに観に行ったほうが得。
実際に100%なにも知らずに観たから楽しめた。
1.監督が、なんとM.ナイト・シャマラン。先に知っとくと期待値が無駄に上がっていた。
2.監督と娘との親子愛が隠れテーマ。後で気づいてジワジワする。
3.娘の驚きの実力。七光りタレントではない。だから親馬鹿でも全然OK。
M・ナイト・シャラマンの外れ作品↘
M・ナイト・シャラマン監督は当たりと外れの振れ幅が極端な監督であるが、この作品は明らかに後者↘
何よりもサスペンス映画でありながら、犯人が誰か?を追う構成では無く、犯人は既に解っており、その犯人を追いつめる警察側の”視点(トラップ)”を掻い潜る様が描かれている。
本来であれば頭脳勝負でそのトラップを掻い潜るような緻密なものであれば取るに足りる物の、明らかに場当たり的な掻い潜りには興醒めする事しきり↘
M・ナイト・シャラマン監督ならではの意外性も感じられず、明らかにトラップ・ミス(笑)!!
歌姫が・・・
サイコパスな怪物がどうやって逃げるかを終始、その身になって追う感じで観るのだが、ジョシュ・ハートネットの表情の変化や演技っぷりにゾクゾクした。コンサート会場から脱出するや、まさかの歌姫の挑戦が始まるという展開は実に面白かった。ブッチャーの妻が、スタートレック・ピカードの科学者役の女優でチョイ役かと思っていたら、最後に夫をはめるという役回り・・・しかし考えてみると、元々この妻が証拠をまいたことが発端であったと明かされ、夫のことに気づいていたというのに、歌姫がトイレに立て籠もった時も、ずっと演技していたというのはどうなのだろうか。
最近のナイト・シャマラン監督の作品としては、見終わって残念な感じはなくて良かったが、ジョシュ・ハートネットの起用とその演技も大きな要因と思う。
こんなに下手でしたっけ?
私にはまったくノレない作品でしたが、極端な酷評の方も少ない様なので、私の感覚がおかしいのでしょう。
ということで、そんな私のレビューです。
監督名以外はほぼ予備知識なしで参戦。
シャマラン作品は過去にも何本か観ていますが、あのブラックなファンタジー観は嫌いではありません。とは言え特別好きな作品があるというワケでもない、といったレベル。
そのファンタジー観は今回極めて少なく、サイコキラーを追い詰める(追い詰められる)サスペンス。
ただ、その追い詰める警察がアホ過ぎる…というか、その描き方が幼稚過ぎて、「シャマランってこんなに下手だっけ?」と疑うほど。
具体的に捜査状況がわかるにしたがって、どんどんゲンナリしていく。
これが警察の「トラップ」だってことは、「何事もないはずのコンサートに誘い込んでおいて、実は『ブッチャー』を捕まえるための大きな罠でした。」じゃないと意味ないのに、入場前から剥き身の銃構えた部隊はいるし、明らかに「普通のコンサート」ではない。
奥さんの仕掛けたトラップは旦那を捕まえて欲しい故の警察に向けてのものだけど、現場にチケットのレシート残しただけであれだけの警察官を動員するってのも変だし、レシートがあればかなり席を絞り込めるはずなのに。
アーティスト側だけじゃなく、販売のスタッフ全員にも捜査の内容説明するのも不用意過ぎ。他のスタッフが出入りできる部屋で部隊に犯人の説明する?事前にやってから来いよ。で、ドアが半開きのまま、モニタリングの指示が外にも漏れてるとか、まったく本気で捕まえる気があるとは思えない。
さらに警察はコンサートのスタッフには絶大な信用を置いているので、「○○以外は通れない」っていう抜け道もちゃんと教えられている。
「プロファイラー」だというおばあちゃんが、あれだけの大規模な実捜査の指揮を執ってるのも飲み込み難い。
一方、ブッチャー本人は絶対目立ちたくないはずなに、一番目立つ行動をとり続けるんだ。
で、娘が(これも無茶なプロセスの末に)選ばれてステージに上げられ、謂わば「中の人」として動ける様になったら、アーティスト「レディ・レイブン」本人を脅迫して逃亡に協力させる。
いやいやいや、レイブンさん。
スマホ越しの見ず知らずの被害者(実在するかも分からない男)の命を人質に取られて、明らかに次は自分が危険になる手助けなんかしないだろ、普通。
と思ってたら、レディ・レイブンは彼の家にまで乗り込んで人質を助けようとするという、私の想像を越えた正義感を披露。
その後の逃げたり追われたりも全然納得いかない展開が続いて、ラストは奥さんの告白でこの捜査は奥さんが仕掛けたものとわかるんだけど、もうこの時点ではそんなんどーでもい感じになってて。
彼の強迫観念は死んだ母親からのしつけに関係するらしいんだけど、その亡霊に苛まれるって演出も古臭い。
もうどこをどう切り取ってもダサい映画だな、と観終わってエンドロールを見てたら「レディ・レイブン役はシャマランの娘?」ってなって、あの急なヒーロー展開だけは飲み込めた。
でも、彼女の音楽は冒頭に車でかかってる曲から全部カッコ良いものが多かったし、演技も良かったから、彼女はちゃんと才能発揮できそうだね。
コンサートシーンの画角も凝ってた。
(どこにエネルギー使ってんだよ)
はい終わり。
怪物だーれだ
久々のシャマラン映画❗️
期待はしてない‼️🤣
ただ予告がいつもと違うな❓
展開が読めずにハラハラ😳
レディレイブンて実際にいるのかしら❓
て思うくらい楽曲が充実してるのが凄い。
ん❓シャマランの身内❓
オリエンタルな顔立ちはそうだったのか❗️
雑念として、
名前からX-MENを想起した。
予告でも言ってるので、
クーパーはここからどう逃げるのか❓
フライヤーで怪我した店員は可哀想だが、
グッズ売り場の店員が何とも無くてホッとした。
果ては逃げられるのか❓
そこからまさかのレイブン巻き込み😱
泣き落としでもするかと思ったら、
どこまでもクソ外道❗️褒めてます。
レイブンの逆転の一手が如何にも現代。
しかしクーパーも手練😳
リムジン脱出はちょっとダサかったけど、
更なる展開にまた唸った。
隠れ家も包囲されたクーパーが行き着く先は、
そこでネタバレ、だか少し弱い😩
いや、でも自転車は気付かなかったなー😱
空気入れる所のゴム使うのかと思ってた😱
やはり連続殺人鬼となると、
クーパーくらい怪物でないと説得力ない。
彼の人格面の深掘りが少ないのはちと残念。
しかしラストも含めて、
続編は無いだろうが観たくなる作り。
配信でやってくれないかな❓
また監督本人出演で良いから🤣
今回はシャマランぽく無い映画で、
逆に「破墓」の方がシャマランぽいという、
個人的感想でした。
監督の娘だからって舐めてました、すみません
ステージ演出はダンサーの数で誤魔化してた感はありますが、楽曲はなかなか良いですね。
曲数も多いし。
内容については、全体的に都合良く展開しすぎなのがモヤモヤしてしまいました。
ライブ会場からの脱出直前まではどうやって脱出するんだと主人公にちょっと肩入れしてしまいますが、それ以降は、やっぱりクソ野郎やな、さっさと捕まれとサスペンスものの王道の展開で楽しめました。
トラップに関しては、ちょっとだけ「推定無罪」を思い出してしまいました。
最大の謎は、リムジンからどうやって出たのか、かな。
シャマラン作品として観ると・・・
シックス・センス以来の同じ様なマーケティングにも問題があるが、シャマランと言えばドンデン返しを期待する方も多いだろう。だがそんな人にこそ、この映画はトラップになる。
近年のシャマラン作品は従来ほどのラストへの盛り上がりは少なく、割とストレートになってきている印象だ。
今作もまさにストレートで、ラストへの種明かしを期待している観客へのトラップなのかもしれない。
設定上はシリアルキラーという主人公だが、犯罪シーンは一切見せず、証拠も無い。
その様な現場を知っているのは関係者のみであって、それらの情報を排除された一般人には近くに殺人犯が居たとしても疑いの余地がないのである。
その曖昧などちらとも捉えられる怪演をジョシュ・ハートネットは見事に演じている。
映画の手法として例えば犯罪者が行なった残酷なシーンを観客に見せるとその人物を完全な悪として認識して物語を追うようになる。この映画のように犯罪者かもしれないが実際にはどうなのか分からないと思い込みでストーリーが進んでいく様はフェイクニュースや噂話で盛り上がるSNSを見ているようである。
今作の大半のコンサートシーンでは実際にスタジアムを使い、ステージ上の演出やエキストラを大量に入れて監督自身の愛娘へのコンサートをやってしまったようである。
これが素人だったら観ていられないが、実際に音楽活動もしているアーティストでコンサートシーンの気合がの入りようにコンサートが終わった後半は少し寂しくも感じる。
ラストでの主人公がテイザー銃を振り切り、目潰しをした辺りでもしかするとミスター・ガラスのような
MCU(M・ナイト・シャマラン・シネマティック・ユニバース)
をもう一度やる気なのか?とふと思い立ってしまったが、それもアリなのかもしれない。
"今ひとつ狂気を感じさせないサイコ劇…”な映画
“コンサート会場であるアリーナを埋め尽くす警官に脱出不可能”…なかなか良いアイデアだと思いました(ご都合主義な展開が多くて、つまらなかったですが笑)。
けど…笑
ジョシュ・ハートネット演じるサイコパスは、どこかノーマン・ベイツを思わせつつも、“良いパパ”だったせいか、今ひとつ吹っ切れないキャラクターだったなぁと…。奥さんと対峙する場面も全然怖くなかった。時々現れる“ママ”も畏怖させるような感じに見えなかったし…。
後半へと行くにつれ物々しい雰囲気にはなって行くんですが、なんか雑な展開に既視感のある場面に緊張感がピークに全く達しないというか…。
とんでもないサイコパスというなら、血の一滴でも流さないことにはダメですな…笑
11月の連休お暇なら、どうぞ!笑
ライブ会場からの脱出‼️
娘を人気アーティストのライブに連れてきた父親。しかしライブ会場は無数の防犯カメラに大勢の警官隊が待機するなど超厳戒態勢。実は巷を騒がせている連続殺人鬼がライブ会場にいるらしい。そしてその父親こそが殺人鬼その人だった・・・‼️父親があの手この手を使い、なんとかライブ会場から脱出しようとする様を、父親の主観で描くパートはヒジョーに面白いです‼️なんか父親に感情移入してしまい、一緒になってハラハラドキドキしてしまう‼️そして後半になるにつれ主観が父親→アーティスト→妻へと移っていく‼️思いがけず巻き込まれてしまったアーティストによる主観のパートも、引き続き面白く緊張感MAXで、特にトイレに立てこもるシーンは白眉‼️ところが妻の主観になってから、この作品は途端にツマらなくなる‼️多分シャマラン監督作品だけにドンデン返しを期待したのかも‼️しかし多少のヒネりはあるものの、ドンデン返しには程遠くかなり期待ハズレ‼️父親とアーティストの主観パートのテンションを全編で展開出来れば傑作になったかもしれないのに・・・‼️
ライブシーンが素敵
実は連続殺人鬼のお父さんが、娘と一緒に娘推しの歌姫のライブ会場へ。が、そこは殺人鬼を追い詰める警察の大包囲網が仕掛けられていて・・・お父さんは会場から脱出できるのか?え、なんでバレたんだ?
という犯人目線が新しいサスペンス。
シャルマン監督の映画はみんな自腹の自主制作なんだそうで、だから好き勝手出来るんですね。
準主役の歌姫はMナイトシャラマン監督の娘さん。最後のクレジットで知ったんだけど決して親びいきではなくて良かったです。(実際もシンガーだそうでめちゃキレイ)
プリンスの「パープルレイン」みたいな映画を撮りたかったというだけあってライブシーンは素晴らしい出来。
1.でもコンサートの真っ最中に会場の外の売店とかにあんなに人いる?出たり入ったりとかありえないでしょ。てかアメリカだとそうなの?
2.お父さん会場で挙動不審すぎ。あんなにきょろきょろしてたら絶対目立っちゃうでしょ。
3.ライブ会場って爆音だからあんな普通に話できないですよね。
4.お前が言うことを聞かないとこの男が死ぬぞ。って言われてもその人私と関係ないじゃん。
5.凶悪犯を見張りもつけずに護送車の中に一人で野放しにする?
6.せっかく逃げたのに当然警察が張り込んでる自宅にのこのこ戻るって、バカなの?
とかいろいろツッコミどころがあるんだけど…。
シャラマン監督らしくオチが2転3転して終わったと思ったら終わらないでまた続く。最後まで面白く見れました。続きが気になるなぁ。
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