トラップのレビュー・感想・評価
全148件中、21~40件目を表示
こえぇよ
思いもかけず時間があいたもののシビルウォーや八犬伝などのお目当ての映画の時間があわず、この映画なら見られそういうことで入った映画。
思った以上に面白かったです。最初にこれを見に行こうとしてもよかったくらい。
==
サイコパスな犯罪者がやらかすという話なのですが、「スマートなシリアルキラー」とするには穴がありすぎ。
フレンドリーな笑顔で人をたらしていく姿と、小器用にワルいことをしていく姿と、サイコパスな一面をすべて描写したいのはわかるのですが、
フレンドリーさを前面に出すには行動に穴がありすぎて、あんな姿をいつでも出しているのであれば娘も家族も友人たちもさっさと離れていくでしょう。
ナチュラルにワルい事をしていく姿を描写するには、シンガーにあんなにあっさり出し抜かれてしまっていて有能感が見えません。
「結局、こいつは有能なの?無能なの?どっちなの?」が最後まで見えませんでした。
また舞台もあそこだけでは終わらないのね。予告からすると舞台はあの場所だけだと思っていましたが、そこから先がなんか無駄に蛇足になっていませんかね?
ただしサイコパスな姿だけは非常に素晴らしい演技です。
あの張り付いたような笑顔、怖い。
心が病んでしまって、自分では正当な怒りだと判断して他人に攻撃的になっている人のああいう笑顔を何度か見ました。怖いって。怖いって。
笑顔でビビったという意味では、名作「シャイニング」くらいの大成功だったと思います。
娘のプロモーションビデオ?
A268 おっさん!あんた背高いねんからウロウロすんなよ!見えへんやろ
2024年公開
シャラマン信者ですが
やはり本作も厳しいといえば厳しい。
いつまでもシックスセンスやアンブレイカブルを
追っかけたらアカンのは頭では理解しているんですがね。
こんなところにフォーカス当てる?てのは
A24の方が上になっちゃっいました。
まあA24は答えを出さないのでこれはこれで困るんですが。
オトンの行動は子供からしたら変過ぎるし
そもそもコンサートの間でこんだけ抜け出すことってあんの?
トイレとの闘いを常に持ち続けるワタシにはありがたいが。
やはりワタシの通常コンサートとの接し方が異なるので
サスペンス的にもテンションが上がらない。
それとコンサートに導くのがトラップということだが
そこのところ全く理解できないので今一つが加わる。
しかしカネかかってますわ。
ほんまもんのコンサートも開催している風で
しかもオリジナルの曲を作っているし
娘やから製作費の中で回収してるのか?
FBIの登場もさもありなん。
自分も現地にいるような錯覚は覚える。
そこから抜け出すと一転閉ざされた空間で物語は進行する。
最後は逮捕されるもののまさかオトンPART2はないよね。
殺人鬼の残忍な描写もないのでオトンの得体の知れない
怖さも伝わらない。まあそれをしてしまうと家族愛の
バランスが崩れるのでそこまではしなかったのか。
ということでシャラマンの神通力もなあ、ってところですが
次回作も楽しみにしています。
だって信者だもん。
70点
初鑑賞 2024年11月9日 イオンシネマ草津
パンフ購入 ¥900
配給 ワーナーブラザース
ヘイリー・ミルズ!!
シャマラン監督は『ヴィジット』あたりからなんだかまともな感覚になって来た。その要因は、彼自身の家庭生活が幸せなせいかなとは勝手な妄想…
本作の犯人を追い詰めるFBIの凄腕分析官は婆ちゃんである。姿を現すこと無く捜査の裏の裏を見抜いて行く知能犯を、執拗に追い詰めて行く。
その結果は映画館で見届けて頂きたい。
さて、エンドロールが回って凄腕分析官がヘイリー・ミルズと有る。えっ!?あのヘイリー・ミルズですか⁉️
♫レッツゲッツギャダーイェイェイエ〜の?
と言って直ぐに分かるのは、間違いなく団塊シニア世代😛
現在78歳。そういえば間もなく封切り(死語?)のカトリーヌ・ドヌーブ81歳の新作も控えている。
皆様お達者で何よりです〜
これが正しいサイコパスの姿?
今朝(2024/11/09)、映画館へ観に行きました。
5年ほど前まで、M・ナイト・シャマラン監督を“クソ映画クリエイター”などと揶揄していましたが、現在では心から反省しています。
シックスセンス、オールド、スプリット、ミスターガラス、ノックなどなど、怖くて面白い映画を数々輩出しており、自分の思い込みや決めつけマインドを激しく悔いております😅
本作は、105分の尺の多くをコンサート会場に費やしていますが、その後の展開もとてもスリリングで、手に汗を握って食い入るように観入ってしまいました。
コンサートの主役であるレディ・レイブンは、シャマラン監督の娘さんで、歌やダンスもさることながら、演技力もなかなかのもので、親に頼らず、彼女が自身研鑽を重ねた賜物であることを窺い知れました。
娘思いの主人公、パーカー役はジョシュ・ハートネット。彼の演技は神懸かっていました。一体どれくらい研究したのか、想像だけで戦慄します😱
コンサート会場の雰囲気、コンサートもリアリティがあり、安っぽさを感じさせません。
プロファイラーのおばあちゃんも、存在感や凄味があります✨
猟奇殺人の犯人である“ブッチャー”は、間違いなくコンサート会場に来ています。FBIと犯人の知恵比べ、犯人の狡猾さにゾクゾクします。
コンサート会場の音響、ダイナミズムは劇場ならではです‼️この機会に映画館でお楽しみ下さい☆怖いけど後悔はさせません⚠️😃
爽快感があり気持ちいい映画
1人のサイコキラー、逃げ場0
ライリーのラッキーガールっぷり
鑑賞中に薄々気づいたが、めっちゃ濃い顔立ちのレディ・レイブンがシャマラン長女だったことが最大のトラップ。サレカと父シャマラン=娘ライリーに甘々な親ばか主人公という構図は、毎度の待ってました!なカメオ出演のシャマランの役柄(レディ・レイブンの叔父だか親戚だか)からも、けっこう意識的だと思われる。
今作はかなり大掛かりな作劇で、いつもの、んなアホな!な一発ネタと比べると差し込まれるサスペンスのアイデアはおもしろいのだが、話が進むとだんだん場当たり的になり納得感のなさが増していく。娘の友人ママやFBIの女性捜査官など母親の幻視に絡んだせっかくの設定はもう少し話に活かしてほしい気がしたし、クーパーの几帳面さも取ってつけた感はあるが、娘に気づかれまいとする会場でのあたふたぶりや、突然来訪したスーパースターに「何か食べていきます?」と妻が聞くとか、やはりいつもの「なんかちがう」な展開には爆笑した。
今作は歌って弾けて演技ができるサレカに☆プラス。次女イシャナは先に監督デビューして着実に芸能ファミリーの道を進むシャマラン家。娘はもう一人いるようなのでどんなデビューをするか次作同様に楽しみである(マジ)。
TRAP(映画の記憶2024/10/28)
今年度「最優秀無能警察賞」最有力
警察の警備態勢について考えさせられる映画だった。
ライブ中に怪しい奴を見つけては次々に声をかけていたが、あんなことをしたら犯人に勘付かれても仕方ないと思う。
現に勘付かれていたし。
せめてやるにしても警察官の格好でやったらダメでしょ。
ライブ関係者全員に事前に状況を説明していたが、そうするメリットがよくわからなかった。
これも結果的に口滑らせる奴が出てきて裏目に出てたし。
あと、IDカードを提示しないといけないなら、合言葉を作った意味とは?
そのIDカードも写真付きにしておかないとダメだと思うんだけど…。
現場を仕切っていたプロファイリング専門家の女性は、何か役に立っていたのだろうか?
常に犯人に出し抜かれていたくせに、新しい現場には毎回ドヤ顔で登場していて滑稽だった。
主人公が機転を利かせてピンチを回避しているというよりは、警察が間抜けで隙だらけ。
スリラーとしての面白さは感じにくかった。
一方、主人公の行動も腑に落ちず。
顔バレしたら終わりなのに、積極的に目立つ行動を取っていてどうかと思った。
部屋に入ったら警察官の集団がミーティングをしていて、それを立ち聞きしてたら別の警官がやってきて大ピンチ、ってアホなのかな?
あと、スターミュージシャンのレディ・レイブンを脅して脱出の手伝いをさせていたが、正体を明かしちゃったらその場は良くても今後、普通の生活を送るのが困難になるのでは?と思った。
主人公が猟奇的な殺人犯に見えないのも問題。
やっていることがいちいちせこい。
後半、家の中で感情を露わにする場面も「浮気がバレて焦って逆ギレ」ぐらいの感じ。
警察が大掛かりなトラップを仕掛けてまで捕まえる価値のある人間に見えなかった。
ライブ会場の作り込みは凄いと思った。
人気ミュージシャンのライブを本当に観に来ていると錯覚するぐらいの臨場感があった。
娘が憧れの大スターと対面する場面は、娘が大興奮で喜ぶ姿に、ちょっと涙腺が緩んでしまった。
ただ、「白血病」をだしに使う場面は、病院のリハビリ室で白血病の闘病を頑張っている女の子を目にしたことがある人間としては、超不快だった。
お父さんがんばって
来週の課題作品
M・ナイト・シャマラン、作品ごと評価に波はありますが、新作が公開されれば取り敢えず無視は出来ない監督の一人。ただ、前作『ノック 週末の訪問者』があまり好みでなかったのと、今作もIMDbやRottenTomatoesの評価が低いようなので「これは配信待ちかな」と劇場鑑賞候補作品から外してありました。ところが、毎週聴くラジオ番組で本作が「来週の課題作品」選ばれたために急遽復活。貯まっていたポイントを使い、丸の内ピカデリーで鑑賞です。公開2週目の日曜の午前中、いつもの如く空いてはいましたが思ったよりは入っていた気がします。
で、観た感想ですが、、「やっぱり配信待ちでよかったな」。。。
おそらく、プロットレベルでは面白い作品になりそうなのですが、いざ脚本となるとアイディア不足なのか?全体を通して、クーパー(ジョシュ・ハートネット)が自分に迫る危機に気づいて採る行動が悉く行き当たりばったり。なのに、たまたま声をかける相手や手に取るものがピンポイントに都合よく機能していき、流石に「いよいよ」な状況になると「どうしたらそれが可能なのか?」が解らない動きで危機を突破していきます。別に「映画的な嘘」を一切否定したいわけではないのに、わざわざプロファイラーとの知恵比べみたいな構造にするから反って気になってしょうがないし、何なら(そのプロファイラーが)状況と物語を展開していくためだけの存在にしか見えません。
それにしても、今作を観る限りクーパーはフィジカル、メンタル共に強靭だと言うことは判るのですが、実はまだ隠された異能があるのか?そうじゃないとあまりに説明がつかないことだらけ。ちなみに本作、観ようによっては続きがあるような終わり方をしますが、次作にてシャマランの大技「実はこうでしたa.k.a.後出しじゃんけん」が出るのか?いっそのこと出てくれた方が「(今後も)観続ける動機づけ」になる気がするほど都合が良すぎて呆れます。
と言うことで、ここまで「腐し一本鎗」になってしまいましたが、ジョシュ・ハートネットの演技(特に顔芸)はとても素晴らしく見応えがあります。勿論、本作でもお約束通り監督本人が(がっつり)出ていますし、娘のサレカも大活躍(と言うか、それありきで作ったのでしょうけど~)。私は彼女のアーティスト活動を全く知らなかったため、エンドクレジットで名前を見て「あら?」と思いマリオンのエレベーターを降りながら即検索。まぁ、音源のダウンロードまでは至りませんでしたけどねw
と言うことで、厳しい評価となってしまいましたが、次作以降も諦めずに鑑賞し続けます。
シャマラン、角番脱出の一番
ここ数年シャマランにはガッカリさせられてばかりだけど、今回はなかなかキレのあるサスペンスで楽しめました。人気女性シンガーのコンサートに仲良し父娘がやって来るけど、なぜか会場は武装警官が包囲して物々しい雰囲気。父親は会場スタッフから連続殺人犯を逮捕するための厳戒体制であることを聞き出すが、彼自身がその殺人犯だったと言う設定です。サイコパスが主人公のサスペンスは数多くあれど、自分の正体を知らない最愛の娘をごまかしながら、警察のプロファイラーが次々に先手を打ってくる中、主人公がありとあらゆる手を使って脱出口を探す頭脳戦が抜群に面白いです。脱出後も予想外の相手による予想外の展開で、うまく作っているなーと感心しました。役者では、さわやかな二枚目の印象のジョシュ・ハートネットがまさかのさわやかサイコパス役を好演。歌姫役のシャマラン嬢のキャスティングは、親バカのなせる技とも思えるけど、歌やパフォーマンスは上手いし、むしろ有名女優じゃない方が役柄的にはいいので、これはこれでありですね。
予告編だおれではないシャマラン作品
前半と後半
全148件中、21~40件目を表示