「君の名は野望」トラップ おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
君の名は野望
なんとなんと。
今宵のシャマラン・ミステリー劇場はその代名詞、まさに鉄板の超常現象抜き!(^^;; ねぇパパ!OMG!である。まごう事なき正統派サスペンスアクションな仕上がり…!
で?
ええ、はい・・・オモローでございました(~_~;)
前作「The Watchers」は過去レビューでも触れたが100%シャマランムービーだった(正確にはムスメシャマラン作ですが)。
まてよ、、さてはアノ作風、ムスメに引き継ぎやがったな?
( ̄+ー ̄)
するってえとそうか、、
断言しよう。本作はヒッチコック映画の現代版オマージュであり、長く空席のスリラー映画の巨匠の座を奪わんとする意欲作であると!
( ̄+ー ̄)‼︎
それでね、座っていいよ。いや、お座りください。
鎮座ましましちゃってください。
だってだって、相変わらずのツッコミどころ満載だもの。それを味わいたくて鑑賞チケット買ってるんだもん。それって期待にめっちゃ応えてるってコトじゃない。
複合民族国家インドおそるべし。ビジネスの世界のみならず、ショービジネスの世界でもアメリカ市場のトップがこう、現れたのかと思うわけです。
本作の歌姫は愛娘だ。パパシャマランの家族愛と、スリラー映画の巨匠の座をひたひたとモノにする野心が、ハートネット扮するクーパーの二面性と嫌味なくダブる。
これは映画ファンへ仕掛けたTRAP。
先にネタバレを掛けた上でなお、二重、三重に楽しませてくれる。ツッコミをおそれず開き直り、ただただ楽しませんがために。
シャマラン監督の存在を多角的に向上させる、力作だ。
(またまた)なるほど!
ハードルを倒しちゃいけない、なんてルールは無いんだから、とにかく完走すれば記録は残る。そもそもハードルは超えるものなんて思い込みからも自由になれる。
気がついたら、そのうちに一番高いハードルをひょいと軽やかに乗り越えてたりして😄