「まって?………ちょっと、まて」トラップ ものがたりのはざまのさんの映画レビュー(感想・評価)
まって?………ちょっと、まて
あらすじで、しれっとネタバレされている………とかではない…?
鑑賞したら追記します…どうゆうことなんだ………観てもないのにレビューを書きたくなるくらい動揺した
11/9 鑑賞しました
評価2.5→4.5へ
いいパパが殺人鬼でしたモノは、「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」「ステップファーザー」(これは義理のパパだけど)などなどあって、そこまで目新しいジャンルでもないし、シャマランにしては()すごく真面目に作られた作品で少しばかり肩透かしをくらった。
ストーリーの展開という点においては。
パパはどうやってライブ会場から抜け出すの?消防士の肩書とかスキルとか口のうまさとか駆使する感じか!なるほど?がんばれ!と殺人鬼をなぜか応援しつつ、それよりずっと気になっていたのが「歌手」の女優さん。なんかめっちゃちゃんとコンサートしてるな?本業の方なのでは?……てか誰かに似てる気がする………途中シャマラン今回めちゃくちゃ出てくるな………待て?2人似てる気がする………もしかして…?………女優さんの出演時間長すぎないか………?え?などと思っていたら、エンドクレジットで、「サレカ・シャマラン」と出てきて、やってくれましたね〜とにっこりしました。
これ、親バカ映画というトラップだったんですね。
懇切丁寧に書いてあったあらすじ、全然ネタバレじゃなかったですね。キャスト欄がネタバレです。
パパが手錠をかけられ子供達がパトカーから降りてくるシーンで、息子は一目散にママに駆け寄るけど、娘は殺人鬼であることが確定したパパに走り寄って抱きつくのは、シャマランの「娘に愛されるパパでいたい」願望の現れなんじゃないかと邪推したり。
今までは監督本人だけのものだった「シャマラン」というブランドを、家族のブランドにしたのは、ほんとうに愛すべきバカという感じです。今後のシャマラン家が楽しみです。