「"Welcome to" Lady Raven 父親のお墨付きPV ショーの世界に」トラップ Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
"Welcome to" Lady Raven 父親のお墨付きPV ショーの世界に
How y'all doing,
my queens and kings?
レディガガじゃあないけど、その毛の生えたような Lady Raven は、コンサートに集まった熱狂的なナードでお馬鹿さんな人達に決まり文句をのたまう。
本作『Trap』では、いつものシャマラン監督のナゾナゾのような伏線ではなく、物語も始まって間もなく主人公が早い段階でこの会場は「ヤバい!」と感じさせる視覚的伏線が使われている。その第一が誰が見ても... 超が付いてクレイジーと言ってもよいほどのファンがいるのに
コンサート会場が比較的狭く感じるのは何故か?(※あくまでもあたし個人の)
そして、愛娘との約束!?
ナゾナゾの伏線がないと言ったけど、最も不可思議な事が本作では語られていなかった。
35分過ぎにある重要なカギを握る人物が現れる。その人物は、あたかもバート・バカラックの曲にのって追跡されるオールディーズ『Butch Cassidy and the Sundance Kid』で仮に一度は観たことがあるなら、彼クーパーの背後霊のようにイメージだけが付きまとい、ついに彼は、疑心暗鬼となっていく。それはあたかもネズミ捕りに引っ掛かったネズミがもがき苦しむサマを人に置き換えていたぶるように見学ができる傍観できる映画なのかもしれない。でも彼の父親としての優しさしか見ていない者にとっては彼のハンサムなところや人当たりの良さから凶悪犯罪者とはこれっぽちも見て取れないので、ここが第二の違和感となっている。
いくら有名な歌姫のコンサートかも知れないけれど重装備のスワット隊員の存在や数多くの警察官の存在は映画も中盤になればそれだけで異様な雰囲気でしかない。クーパーは、"Dreamer girl" となった娘にスタッフからこんな言葉を投げかけられるけど... 自分に置き換えてしまうしかない。
Your daughter's never gonna forget today.
そして55分を過ぎたころにあたしにとっては、つまらない映画へとプロットは傾いていく。
Save him. Catch me.
Save him. Catch me.
これだけでは、何のことやら... 不親切にも極まりないけど、ご容赦を
後半は主にLady Ravenご本人が家に来てくれた事で無邪気に喜ぶ娘ライリーの傍ら、Lady Ravenとクーパーの心理戦の展開になるけど、そこんとこがダルクてウザイ。
どんでん返しのシャマランさんにしては、あたしが最も謎で分からなかった部分の伏線回収の場面で自分の娘のことが気にかかったのか?本作『Trap』に関しては、そんなこんなで小細工が効いていないようでアッサリ感があるような無いような? ラストはそんなんあるはずもないやり方で次回作を作る気満々ってか? 意味不明ですので、見てみたい方限定の作品となっているので、そこんとこ夜露死苦‼
※どうでもいいけど
2013年のリンカーン・リモって軟すぎッてか?そんなリモよりも軟すぎなサレカ・シャマランちゃん... 今回は助け船のお父ちゃんがよく出てまっせ!
The album’s big feminist anthem is “Express Yourself.”
It’s a funky dance-pop track with a great vocal melody.
That melody found its way into Gaga’s “Born This Way.”
最近では、大人の二人は営業もあってか、和解したと聞くけど... サレカ様の今後は... シャマラン家内工業映画にかかっているのかもね? スツ礼しました。
ー おわり ー