「数年ぶりに映画館に足を運びました」劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク みうさんの映画レビュー(感想・評価)
数年ぶりに映画館に足を運びました
この作品はやりたいことが思い通りにやらせてもらえない私にとってはとてもタイムリーで烏滸がましい言い方ですが、
まさに私のために作ってくれたんじゃないか?と思わせてくれるようなわたし自身の現実にまで影響を与えてくれる作品でした
この映画の中に出てきたあの黒い感情の持ち主たちは映画を見てる私たちそのものだったと思います
別次元のミクは貴方の心の中にいるよ!
そんなメッセージ性が伝わってくるようないい意味でただのアニメ映画に終わらせない作品でした
逆に観客に対する作品からのメッセージという受け止め方ではなく、
1つのアニメ映画作品として完結した「評価」をするのならあまり良い評価にはならない作品かもしれません
これは今までの現実の世界での初音ミクが築いてきたn次創作文化の歴史によって作ることができる唯一無二の映画だと思いました
他のどんなアニメ作品にも作ることができないメッセージ性が観客に向けて込められているところに価値がある映画なのかなと
純粋なストーリーの出来の良し悪しや面白さといった側面を評価する作品ではないと思います
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