ジャックポット!のレビュー・感想・評価
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ジョン・シナの充実のキャリアを象徴する当たり役
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すごく笑えるとかひとに勧めるほど抱腹絶倒ってわけではなくて、トンデモ設定が現実の拝金主義への皮肉であることもわかるのだが、その風刺もいまいちハネてない気がしてしまう。のだけれど、オークワフィナが繰り出す不謹慎トークと、それを受けるジョン・シナがとことんナイスガイキャラという落差のあるコンビネーションは確かに魅力的。少し前ならロック様あたりがやってそうな役柄ではあるが、マッチョに見えて繊細で、バカがつくほどお人好しというこのキャラが、この作品にピッタリの軽さと高感度の高さで演じられるのは、いまジョン・シナを置いていないと思わせるという意味で、実はこの映画と「ニッキー・スタニッキー」が後世になって映画スタージョン・シナの最盛期の代表作として評価されるかもしれない。保証はできないけど、ふとそんな気がしました。
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