「アラはあるが志は買い」火の華 夜明けのペヤングさんの映画レビュー(感想・評価)
アラはあるが志は買い
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非戦闘員地域に部隊派遣して戦闘は無かった。事故死だったとする国家の欺瞞。
それに従いぜざる得なかった隊員の憤り。
低予算ながらも海外シーンや終盤のアクションシーンは気概をもって撮っている(壁や石垣の着弾は破片などやって欲しかった)。
圧巻の花火のシーンや、素朴な新潟というか長岡の街並みを撮ったシーンは美しい。
なによりも最高なのは主人公が最後に、無事に普段の生活に戻れ、因縁の地で花火を打ち上げ救いを見出す示唆があるラストシーン。
だがいろいろ説明不足。
中国人マフィア(?)の目的はなに?
中盤からでるあの女性キャラは何がしたかった?
なぜ最後にマフィアとテロリストの戦い?
最後に30年前の映画「ザ・ロック」で「非正規の戦いで戦死した部下の名誉と補償のため」というテロリストの動機と、指揮官が相討ちで果てるさまはデジャヴが。
志の高さとエンタメとして客を楽しめつつ考えて欲しいという心意気はしっかりと感じた。
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