劇場公開日 2025年10月31日

「火は飲んでも飲まれるな」火の華 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 火は飲んでも飲まれるな

2025年11月3日
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怖い

単純

難しい

2016年にPKOでUNとして派遣された南スーダンで、仲間を殺されると共に少年兵を射殺してしまった元自衛官の2年後の話。

武力衝突の情報が入り駆け付けた現場で少年兵を射殺し、また仲間が射殺されると共に撃たれた隊長を置いて撤退となる中、政治的配慮からこの件は隠蔽されて帰国することになり巻き起こって行く。

自衛官を辞めて新潟の板金屋で働いていたが、金槌をジャグリングする仲間をみてPTSDを発症し暴れてしまい、紹介された花火屋に転職という流れから自分を取り戻して行くストーリーをみせて行くけれど、昔の仲間と共に黒い仕事をしたり、そして意外な人物と再会したり…。

花火屋での人間関係や極右的思想になった人物との関わりの中で、自身の心情の揺らぎや前進をみせる展開はなかなか良かったんだけれど、右向いてる人が安直な考え過ぎたり、発言と実態が伴わかったりとちょっと安っぽいというかズレているというかで…まあブリンカー付いちゃってるんじゃないかって人はいるけどねとは思いつつも、狙い過ぎに感じてしまった。

Bacchus
トミーさんのコメント
2025年11月18日

共感ありがとうございます。
中国シンパとか色々突っ込み過ぎてる様な印象でしたね。
なんぼ何でも南スーダンで丸腰になるのは・・スピードみたいに仲間を撃った方が良かったんじゃ?

トミー